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司法試験の論文勉強にあたり、論点ブロックの作成などは無意味である。論理

司法試験の論文勉強にあたり、論点ブロックの作成などは無意味である。論理さえしっかりしたらあとは六法だ けでドーンとこい、である!! という意見がありますが本当ですか? 判例の規範と理由は作文でなく定説の言い回しを覚えねばならないでしょうし、なにより時間制限からしたら条 文をナメナメ読んでいる暇はない。参照程度に見るのが精一杯ではないでしょうか? 本当に条文操作でよいのですか? 判例や通説は条文から素直に解釈はできないような解釈していることザラではないですか。 その言い回しを暗記せねばならないではないですか? だから論点ブロックをつくらねばならないではないですか。 違いますか? ---------------- 判例や通説の規範や理由づけはあらかじめ記憶するんですよね? 条文には書いていないですもんね。 それは論点ブロックでなくてもちまたに出回っている論証で。 だったら論点ブロックの暗記と同じではないですか? 違いますか?

みんなの回答

回答No.2

試験時間は論点ブロックを丸暗記していてぎりぎりなのですから、暗記してないのは論外でしょう。 暗記せずにその場で考えていたら、あなただけ極端に短い答案を提出することになりますよ。

回答No.1

司法試験は実務法曹としての適格性を問う試験であり、 実務法曹の適格のもっとも重要な点は、当事者間の紛争を法的に再構成し、 妥当な結論と、その結論を導くための手段を探る能力にあります。 そこで最も重要な手がかりとなるのは、わが国が制定法主義の国である以上、 実定法規の文言なのであり、そこがすべての出発点となります。 判例は、その実定法規の解釈の例として参考になりますが、 あくまで判例は事例判断であり、そこから一定の準則を導き出し、 その射程を考慮して使わなければ意味がありません。 学説にしても、一般論としての制定法解釈がどのような趣旨に基づくか、 事案における具体的妥当性はどうか、修正の必要性と論理構成はどうか、 など、事案に応じて様々な考慮を必要とするものであり、 単に結論と理由を覚えていれば足りるというものではありません これらの過程を、すべて記憶に頼ってこなすことは不可能に近いでしょう。 重要な判例規範・学説やその理由付けを記憶することはもちろん必要ですが、 論証パターン的な通り一遍の結論と理由を暗記しているだけでは、 その理由付けが使える範囲も、結論が維持できる範囲も判断できず、 的外れな論証が羅列されるだけの無内容な答案になります。 予備校レベルではそれでも評価してもらえるかもしれませんが、 試験委員はそんな答案を見たら激怒するでしょうね。 司法試験は何を問う試験なのか、 それに合格するために自分は何をすればいいのか、 もう一度真面目に考えてみることをおすすめします。 最近は、予備校の講師でも貴方のような論証パターン一辺倒の丸暗記は やめるよう指導しているんじゃないかと思いますよ。