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二つの研究テーマのどちらを選択したらよいのか迷っています。
二つの研究テーマのどちらを選択したらよいのか迷っています。 ノルウェーの大学院で学んでいる者です。研究テーマについて、私個人の判断が必要なだけなのですが、二つのテーマのどちらにしたらよいのか判断しがたく思い、客観的なご意見を頂けないかと思い投稿させていてだきました。 ひとつは、こちらでのテーマである、再生可能エネルギーの導入過程についてです。もともと、デンマークにおいてエネルギーを100%再生可能エネルギーで供給している島嶼地域に興味を持ち、留学を決めました。デンマークや近郊のスウェーデンの大学院には合格せず、入学許可を得たノルウェーで現在は学んでいるのですが、ノルウェーのエネルギー事情はデンマークやスウェーデンとは異なり、現在の指導教官方の中にはその地域、また分野に詳しい教授や研究者はおらず、論文作成に関して指導は仰げますが、情報収集等ほぼ自力でしなければなりません。日本のNGOや研究者でその地域について研究されている方々は知っていますが、学部での研究内容は異なるため、あくまで自分で論文・書籍等で調べた限りの知識を持っているだけに過ぎません。過去の日本人研究者の方の論文を読むと、関連NGOや研究者の方々から直接アドバイスを得て書かれているようで、自分が現在の大学院でそれくらいのレベルのものを作成できるのかというと、疑問です。地理的に、また大学院でこのテーマについて研究する機会があるという点で恵まれていますが、相談者があまり見込めない現状では、その研究がどの程度社会的に有用なものになるかわからず、最悪自己満足な研究になってしまうのではないかと考えると、二の足を踏んでしまいます。 もうひとつのテーマは、昨年フィールドワークで疑問に思った点についてです。修士課程の一環として、ネパールのカトマンズでフィールドワークがあったのですが、その際廃棄物処理に関するJICA事業の一つの成果に興味を持ちました。フィールドワークは事業実施地域に隣接していたのである程度現地のことはわかり、また、現在同じ修士課程で学んでいるネパール人の学生も類似のテーマで、昨年と同じ地域で調査を実施するので、共同で行えばさほど難なく調査ができると考えられます。また、テーマは少し違いますが、同期間調査するネパール人の行政官の友人がいるので、行政機関へのコンタクトや地元の情報も得やすいと考えられます。端的にいえば、こちらはやりやすく、また詳細な調査ができると考えられます。 研究に関してかなり自由のきくプログラムに属しているので、できれば両方とも実施したいところですが、そういうわけにもいかず、どちらか選ばなければなりません。カトマンズの案はやりやすいのですが、何もしないまま目的であったデンマークの案を棄却することは非常にし難く思います。教授はどういうわけか再生可能エネルギーについての調査を勧めますが、十分な成果が得られるか自信がありませんし、精神的にも協力者の少なさから容易なものにはならないように思います。折衷案として考えられるのは、一方をメインの修士論文とし、一方をやや長めのレポートにするということくらいですが、こちらもどう実施できるかわかりません。 どちらを選択すべきか、あるいはそれぞれをどうしたらよいか、おそらくほとんどの方にはどうでもよいことだと思いますが、よければご意見をお願いいたします。非常に贅沢な悩みであることは重々承知しておりますが、考え過ぎの状態が一ヶ月以上続いているので、どうかアドバイスをお願いいたします。
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- cowstep
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先ず、二兎を追うものは一兎を得ず。どちらか一方にすべきでしょう。 次に、君子豹変す。初期の目的と違っても、研究成果という結果を出す目標という観点から、カトマンズの案の方が、やりやすく、また詳細な調査ができると思われるので、選択肢として優れています。 それでもデンマークの案に未練が残るようであれば、初志貫徹で頑張るべきでしょう。