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生命保険で、自殺以外で出なかったケースってあるのでしょうか？

2010/09/22 09:25

生命保険で、自殺以外で出なかったケースってあるのでしょうか？父の生命保険についてです祖父母もその両親も病気せず、ポックリ逝くタイプです父も59歳病気せずに元気ですそのため、保険に入っていません・・・。残される母の事を考えると、医療保険はよしとしてせめて生命保険だけは入ってほしいっと思っています。そこでふと疑問に思ったんですが、よく外資とかで保険金が出ないとか聞きます。生命保険で、自殺以外で出なかったケースってあるのでしょうか？教えてください

poooppooop
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生命保険
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rokutaro36
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2010/09/22 11:53 回答No.6

生命保険専門のＦＰです。「自殺以外で出なかったケースってあるのでしょうか？」というご質問ですが、基本的に、自殺でも支払われます。ただし、契約してから２～３年は支払わないという条件が付いているだけです。（保険によって、２年、３年のバラツキがあります）さて、被保険者が亡くなられた場合、「支払をしない」と約款に書いてあるのは、一般的には、（１）契約者または受取人の故意（要するに、殺人）（２）契約日から３年（または２年）以内の自殺（３）被保険者の犯罪または死刑の執行（４）戦争その他の変乱というのが多いです。保険会社によって、微妙な差があるので、約款で確かめてください。現在の約款ではなく、契約時の約款が有効です。良くある例では、告知義務違反による支払拒否です。昔はどうか知りませんが、少なくとも、今は風邪にかかったことを告知しなかったら、拒否された…… ということはありません。しかし、心臓病にかかっていることを告知せずに、心臓病で死亡すれば、支払拒否となります。告知義務違反をしても、２年間、請求しなければ時効になる…… という誤った情報が氾濫しているので、それを信じた人がウソの告知をして……という事例が、残念ながら、なくなりません。有名な例では…… 某国の内紛（内乱）を取材中のジャーナリストが巻き添えで死亡したとき、保険会社は、（４）を理由にして、支払を拒否しました。９．１１事件は、（４）ではなく、テロということで、保険会社は支払いに応じています。この事件がきっかけで、日本の損害保険会社が１社、破綻しています。逆に…… 契約後、うつ病になり、自殺をした人の遺族が、上記の（２）を理由に、支払拒否をした保険会社を相手に、支払を求めて裁判になり、遺族側が勝訴しています。つまり、保険上は、うつ病の自殺は、自殺ではなく、うつ病が原因で自殺をしたので、病死になるのです。どんなに軽いうつ病でも、一般的な保険に契約できないのは、こういう事情があるからです。他で有名な例は…… 満期のある保険の場合、例えば、８０歳満期の保険だとすると、満期を１日でもオーバーすれば支払われません。長い間、保険料を支払ってきて、病気で入院していたのに、１日違いで支払われないのは酷い……ということで、今では、リビングニーズ特約がほとんどの保険についています。これは、余命６ヶ月となれば、保険金の一定金額（例えば、３千万円）以下ならば、支払いをしましょう、という特約です。しかし、この特約が付いていても、満期日を過ぎてしまえば、請求できません。「よく外資とかで保険金が出ない」というのは、単なる噂です。数年前、保険会社の支払もれで、社会問題になりましたが、そのきっかけになったのは、某国内生保の組織ぐるみの支払拒否問題です。このような噂の大半は、何の根拠もないものです。ご参考になれば、幸いです。