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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:金利スワップ取引の時価評価:固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用)
金利スワップ取引の時価評価:固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用いる理由
このQ&Aのポイント
- 金利スワップ取引の時価評価において、固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用いる理由について質問します。
- 固定金利CFPVと変動金利CFPVは同じ算出式を使用して求められますが、なぜ変動金利を用いるのでしょうか?
- 変動金利CFPV算出には理解がありますが、固定金利CFPV算出に用いるのは理解できません。ご教授いただけると助かります。
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質問者が選んだベストアンサー
金利スワップの時価評価は、「将来キャッシュ・フロー(CF)の割引現在価値の差額を求める行為である」という理解で正しいかと思います。 なぜ、固定金利にも変動金利を用いて割り引くかという質問にお答えする前に、「将来CFを固定金利で割り引く行為」に違和感を感じませんか? なぜなら、固定金利というのは、過去の取引時点から変動することがない「過去の将来予測」を元にした金利だからです。したがって、固定金利を用いて割引計算をするという行為は、「過去の将来予測」に従って現在価値を求めるようなものです。これはおかしな話です。 一方で、時価評価というのは、「現在の将来予測」を元に資産を評価する行為です。「現在の将来予測」を変動金利に置き換えてみてください。変動金利は、将来の予測を織り込んで刻々と変化しますから、その時点での将来の予測にピッタリなんですね。 ゆえに、「固定金利の将来CFの現在価値算出に変動金利を用いる」という行為は、「固定金利の将来CFの現在価値算出に『現在の将来予測』を用いる」という行為と言い換えてもよいと思います。変動金利についても同じです。