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一般社団法人と一般財団法人の違いは?
一般社団法人と一般財団法人の違いは? 社団は、人の集まり 財団は、金の集まり どちらも、設立登記によって成立する法人 社団のイメージは 株式会社と同様な活動が出来るが、 しかし 社団の事業の為であり、利益の個人分配は認められない。 では、 財団法人の活動は、 どのようなものなのでしょうか? 社団は人 財団は金 と、 簡単な説明ではなく、 活動(営業・利益など)の違いを教えてください。
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・社団法人も財団法人も、運営は理事が行い、これを監事が監査します。 営利団体(株式会社)でいえば、重役(社長を含む)です。 やる業務そのものは、両法人とも同じように考えてよいでしょう。 ・では、だれが理事を選ぶのでしょう。社団法人は社員(普通は会員という)が いて、会員が総会を開き、その多数決で決めます。株式会社では株主が 株主総会で決めますが、この場合は株数により議決権が違います。しかし、 社団法人では1人1票です。一方、財団法人では評議員という人が選ばれて、 評議員が理事を決めます。評議員は財団により、最低3人でも可です。 その評議員は、最初は評議員選定委員が決めますが、後は選定委員が 決めたり、評議員自身が決めます。 ・上記のように、社団法人では社員が必須です。ただし、自然人でなく 法人でも可です。いわゆる業界団体は、営利会社が会費を払い社員に なっています。 ・一方、財団法人には「会員」は必須ではありません。会員をおいている ところもありますが、会員には(特典はあっても)法人を運営する 権利はないのが普通です。 ・たとえば、博物館・美術館などはしばしば財団法人です。つまり、 建物と所蔵品という「財」を理事が守るわけです。こういうところ では「友の会」が組織されたりしますが、友の会の人は入館料の 優遇などがあっても、理事を選挙する権利はありません。
補足
purunuさん、ありがとうございます。 財団法人 博物館や美術館は解りやすいのですが、 日本漢字能力検定協会や不動産流通近代化センター なども、財団なのですが… これらは、社団でも良さそうな気がするのです。 いまひとつ、理解が足りなくて申し訳ありません。