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サーバ
PCサーバと普通のサーバは用途が違いますよね。 具体的にはどのような用途の違いがあるのでしょうか? また、それは何故なのですか?
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了解しました。 「(いわゆる)パソコン用に開発されたOSで運用してるサーバー」と「それ以外」と認識します。 となると、MacOSXServerはPCサーバーだけど、MachはPCサーバーでないと言うことに… ま、そのあたりの矛盾は本質ではないので無視しましょう。 コンピュータの数ではなく、コンピュータの種類で考えると、PCサーバーよりもそれ以外のサーバーの方が圧倒的に多いんです。 コンピュータメーカーは複数の独自仕様のサーバー専用機を発売していますから。 結果、用途は本当に様々です。 ですから以下は一例にすぎません。 ・フォールトトレラント分野 世の中には「絶対に止まってはいけないコンピュータ」が存在します。 たとえば、防空システム。 レーダー機能が麻痺して日本が丸裸になるようなことは一瞬でもあってはいけません。 当然、2重化3重化されていますが、コンピュータが切り替わる一瞬の間にマッハで領空侵犯される可能性があるので、『絶対に落ちないコンピュータ』が必要となります。 こういうコンピュータをフォールトトレラントマシンと言います。 フォールトトレラントを実現するためには全てのパーツが多重化(CPUを例に取ると4~16くらいが標準的、すごい物は128CPUなんていうのもある)されており、稼働中でも全てのパーツが交換可能です。 WindowsやLinuxマシンでもパーツ多重化は可能ですが、稼働中にCPUやメモリを交換することは出来ません。 ・基幹還系業務サーバ クレジットカードシステムなど。 フォールトトレラントほどシビアではないので一瞬の動作停止くらいは許容できる。 しかし、サーバー切り替えによってIPアドレスの変更などが行われてはまずい(クライアントが多すぎるので、短時間で全クライアントにIPアドレスの変更を周知させることができない)。 また、随時蓄積されるデータを利用する形態が多いため、コンピュータが切り替わると同時にデータの移行が完了していなければならない。 ファイルサーバー、DBサーバーでデータを管理し多重化された基幹サーバーでデータを運用することも可能だが、ファイル/DBサーバーの障害が全ての基幹サーバーの運用を止めてしまうため解決にならない。 こういう場合、「複数台のコンピュータが1つのIPアドレスを共有する(クライアントは基幹サーバーの変更を知る必要がない)」、「複数台のコンピュータが1つのRAIDシステムを共有する(データを移行する必要がない)」、「RAIDシステム内で多重化(各コンピュータはハードディスク障害を認識する必要がない)」と言ったシステムが必要となります。 RAIDシステム内での多重化はOSに関係ないのでPCサーバーでも実現できますが、他の2点は現状のPCサーバーでは実現されていません。 ・高可用性、高接続性など 一瞬にアクセスが集中した場合(数万アクセスレベル)にパフォーマンスの低下が極端でないこと。 基幹サーバーとDBサーバーの分離、基幹サーバーとアプリケーションサーバーの分離が容易に行えること。 フロントエンドサーバー(HTTPサーバーやFTPサーバーなど)の増設が容易であること。 最近のPCサーバーでは対応されているようですが、運用実績が足りません。 WindowsOSの本家であるMicrosoftでさえ数年前までサーバーは2台のAS/400でした。 ・過去資産の利用 基幹系業務では過去のDB資産が非常に大切です。 保険会社や金融会社(主に銀行)では過去資産が多すぎるため、安価で信頼性の高いPCサーバーが実現されてもDB資産を移行するコストがかかりすぎるためにPCサーバーに移行できないことがあります。 よって、DBサーバーに限って旧タイプの大型コンピュータが使われることもあります。 ・クリティカルすぎる業務 世界中を10センチ単位でピーピング出来る現在、軍事システムのシステム入れ替えは非常に危険です。 システム入れ替えのためのコンピュータ搬入が「計算センターの位置特定」のヒントになります。 「入れ替えたくても入れ替えられないシステム」が存在します。
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- toysmith
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「PCサーバ」と「普通のサーバ」の定義が人によって違うため、正確な回答は難しいと思います。 ken5555さんのPCサーバーの定義を教えてください。 コンピュータメーカーがPCサーバーとして販売している製品は ・サーバー用プロセッサ搭載 ・ECCなど、エラー訂正機能付きのメモリを大量に搭載 ・SCSI RAIDなど高負荷に耐えるストーレジシステムを搭載 ・SCSI TAPEドライブなどバックアップシステムを利用可能 ・100BASE以上で信頼性の高いのネットワークシステムを1つ以上搭載 ・高出力/安定性の高い電源システムを搭載 ・運用実績の豊富なOS、サーバーソフトウェアを搭載 ・UPSに対応 っていうのが標準的です。 こういうPCサーバーなら汎用サーバーと比べても遜色ないでしょう。 私的には「デスクトップ用PCにサーバーOSをインストールしただけのサーバー」はPCサーバーではなく、「サーバーOSの入ったPC」だと思ってます。
- arukamun
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こんばんは 普通のサーバという表現がいまいち解りませんが・・・。 サーバとはサービスを提供する人や物を指します。 コンピュータの世界で言えば、サービスを提供する物が全てサーバです。 ですので、PCサーバやUnixサーバといった表現も出来ますし、用途といった場合は、ファイルサーバ、プリンタサーバ、DHCPサーバ、Webサーバ、・・・といった様な物ですね。 これらのサービスが動作するマシンがPCなのかそれ以外なのかという事です。 今時、Unixでは出来てPCでは出来ないというサービスは考えにくいですね。 もしかすると、こういった事を言われているのでしょうか? 例えばルータという機器があります。これはルーティングというサービスを提供しています。 これに対してサーバをルータにする事は可能です。 PCサーバは汎用性があり、アプライアンスサーバは機能が制限され、汎用性が無いサーバという事でしょうか?
補足
説明不足で申し訳ございません。 私の言う普通のサーバとはPCサーバ以外のサーバのことです。 基幹系のサーバやファイルサーバなどがありますよね。 それらは、どういう場合(基幹系など)にPCサーバを使い、どういう場合にそれ以外のサーバを用いるのでしょうか?
補足
説明不足で申し訳ございません。 私の考えるPCサーバはOSがWindosやLinuxなど、コンシュマーにも普及しているものを適用しているものです。 私が教えていただきたかったのは、 どういった場合(基幹系用、ファイル用)にPCサーバ、それ以外のサーバを用いるのかというものです。