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IT系雇用形態についての質問
- IT系雇用形態についての質問です。先日とあるIT系の企業の募集があり、応募したら契約社員ということで仮採用されました。実際は仕事が決まるまでは雇用契約が結ばれず、常駐先での面接の際の交通費さえも出ません。
- 営業担当者から面接の話があり、待ち合わせをして少し話をした後、いきなり自社ではない名刺を出されて「今日はこの会社の社員ということで面接に行ってくれ」と言われ、別の会社の営業担当者にスキルシートと身柄を引き渡されました。自分以外にも複数人いましたが、面接では会社名などは一切出さない状況でした。
- 仮採用の状態で止まっており、就職活動もできる状態ですが、不自然さを感じています。これは偽装請負・偽装派遣というものなのでしょうか?若くない年齢なのでリスクを避けたいと思っています。雇用形態の関連法に詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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いわゆるブラックというやつですね。 >これはいわゆる"偽装請負"・"偽装派遣"というものなのでしょうか? その通りです。(名刺のくだりなんかは多重派遣でもあるようですね) >法に触れるようなリスクはできるだけ避けたいと思っております。 法に触れるのは労働者であるあなたではなく各企業の方ですね。 >年齢的にも若くはないので仕事はしなくてはいけないのですが、 「実際は仕事が決まるまでは雇用契約が結ばれず(給与・社会保険なども一切無しです)…」であなたにもおわかりと思いますが、案件があれば雇用契約は結ぶが、なければ契約は即解除になると思います。若くはないとのことであれば、なおさら慎重に考えるべきでしょう。まともな正社員の口があればそちらの方がいいと思います。(注:正社員と求人票でうたっていても今回のとほとんど変わらないような話はちまたではごろごろしています。ネットで会社名や2ch、ブラックなどのキーワードで検索してみるといいですよ。あまり小さい会社だとひっかかりませんが。) >「案件報酬の6割を支払う」 「自社の立場が二次請・三次請ということはままありましたが」とのことですからある程度の仕組みはお分かりかと思いますが、大規模案件では大手の企業が元請けになり、その下に二次請け、三次請け…のような階層構造になるケースがよくあります。 金額自体は正確ではありませんが仕組みを念のためご説明しますと、元請けは顧客から1人月100万円で受注します。これから2割抜いて1人月80万円で二次請けに発注、二次請けは1人月60万円で三次請けに発注……このように各社ともに1人技術者を案件に放り込むと利益が出るわけです。 あなたの以前の職場のように自社の社員を案件に投入するケースも普通にありますが……効率を考えると案件があるときだけ人を集めて、案件がなくなれば解雇できると(会社側には)都合がいいというのはわかりますよね? 今回の契約社員というのいうのはそういう意味での募集です。「その場で!)仮採用」というのも、買い手がつけば利益になるし、買い手がいなければ雇用契約を結ばず給料その他経費も支払わないので損はしない、だから気軽に「仮採用」などと言えるのです。仕事がない期間も給与等の面倒をみなければいけない正社員だったら、こうは気軽には採用できません。 しかし「案件報酬の6割を支払う」というと4割ピンハネするぞと言っているわけですが、面接の交通費なども出さずにうまく案件に放り込めるとこの金額を抜き続けることができるとは、人身売買はリスクが低く儲かる商売のようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 この会社自体はWebで検索しても全く評判など上がっていなかったのですが、某掲示板のブラック企業のスレに書いてあった企業のやり方そのものだったので、下手に足突っ込むと後々余計なトラブルに巻き込まれないとも限らないので質問させていただきました。 まさに"人身売買"ですね。さっさとこんな企業とは縁を切ります。年齢が年齢だけになかなか仕事見つけるのも大変ですが、長い目で見て当面はアルバイトなどで糊口をしのぐことにします。 大変助かりました。ありがとうございました。