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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:IFRSにおいて、クラウドサービスやデータセンター契約はどのように計上)
IFRSにおけるクラウドサービスやデータセンター契約の計上方法
このQ&Aのポイント
- IFRSにおいて、クラウドサービスやデータセンター契約は有形固定資産として計上されます。
- しかし、クラウドサービスやデータセンター契約は、リース契約とは異なり、無形固定資産として計上される場合もあります。
- 減価償却の考え方も、契約によって異なる場合があります。
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IFRS 解釈指針委員会解釈指針(以下 IFRIC)というものがあります。IFRS の「解釈」として認められるのは IFRIC のみで、現場の恣意的な解釈の下に IFRS が適用されてはならないこととなっています。 その IFRIC の第4号「契約がリースを含むか否かの判定」(以下 IFRIC 4)の内容が、まさにご質問を解決する一助になると判断します。 IFRIC 4 では、契約が特定資産の利用を支配する権利を移転するものである場合にそれはリース資産とみなすと記されています。「特定資産の利用を支配する権利を移転するもの」という表現がややこしいのですけれども、IT におけるアウトソーシング契約がまさにこれに該当します。 言うまでもなく、アウトソーシングは(通常のリースも含め対比すると)資産そのものを自社に設置しない特徴があります。それでもアウトソーシングはリース資産にあたるというのが、IFRIC 4 における解釈です。 ちなみに IFRIC 4 には、例えばクラウド・サービスを利用する際のサーバ・マシンが明確に特定される必要はない旨の解釈も示されています。クラウドを使用する場合、サーバの物理的な位置が特定できることがサービス選定の、あるいは統制上の要件となることが多々あると聞きます。しかしながら、IFRS においては計上基準が変わらない点を覚えておくとよいかもしれません。 以上、ご参考になるようでしたら。
お礼
なるほど、アウトソーシングであろうとクラウド・サービスであろうとも、特定資産の利用を支配する権利を移転するものはリース資産として扱うんですね。 とても参考になりました。