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原爆投下前にアメリカは日本の敗戦を確信していた、という説について。
原爆投下前にアメリカは日本の敗戦を確信していた、という説について。 以前、何かの本で、 「戦争を終わらせるためにアメリカは原爆を投下した、ということになっているが、アメリカはすでにその時点で日本の敗戦は決定的だという判断をしていた。しかし、開発された原爆を使いたいと思っていたため、戦争が終わってしまう前になんとしてでも日本で実験をしたかった。これはロシアはじめ、他国への牽制の意味もあり、ドイツでなく、日本を選んだのは根底に人種差別もある。原爆を投下しなくても近いうちに日本は敗戦する、という判断は、アメリカの公式文書庫にも残されており、情報開示制度により、何年か前から資料もアクセス可能になっている」 というようなことを読んだ記憶があります。 真珠湾攻撃もアメリカ側は攻撃前に情報を得ていて、日本から戦争を起こさせるために、傍受を伏せていたと、確かこれはパール博士の答弁書の訳か何かで随分前に読んだ気がします。 もしこの説(原爆投下前に終戦を確信していた)が本当なら、どのあたりのアメリカ公文書にあるのか、詳しいことを知るにはどうしたらいいでしょうか? ドイツの知り合いから聞かれたのですが、返答に困ってます。それら公開時期のきた過去のアメリカ公文書というのは、ネットでアクセス可能でしょうか? あるいは、「原爆のおかげで終戦になった」、という原爆正当説に対抗する本で英語で書かれたものは存在するのでしょうか? あれば、書名をお教えください。それを知らせたいと思います。お詳しい方、よろしくお願いします。
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- SPS700
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原爆の投下は不要だった、には下記、 The Collins Encyclopedia of Military History, Dupuy & Dupuy, BCA 1994, page 1308 原爆の価値への疑問に付いては下記を Ward Wilson. The Winning Weapon? Rethinking Nuclear Weapons in Light of Hiroshima. International Security, Vol. 31, No. 4 (Spring 2007), pp. 162?179 Stohl, Michael (1988). "National Interest and State terrorism". The Politics of terrorism. CRC Press. p. 279. トルーマン決断の背景に付いては Richard B. Frank: Why Truman Dropped the Bomb: Sixty years later, we have the secret intercepts that shaped his decision. The Weekly Standard, 8. August 2005, p20 なども。
#1です、補足にお答えします。田中正明氏の著は日本語です。ですが参考文献には英語もあったと思います(米国の資料から抜粋してるので)。 ウチに日本無罪論がありますので、お昼に帰って確認をし、改めて補足しますのでもう少しお時間頂けますか?^^ゞ
お礼
ありがとうございます! レスが遅くなってすみません。 パール判事のwikiに英文資料のリンクがあったのですが、残念ながらどれもリンク切れになっていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB 学生時代にパールさんの意見書を読んで、教わってきた日本史と全然違うのでショックを受けたのを思い出します。といって、日本に一方的に肩入れしているわけではなく、冷静に分析しているのが印象的だった記憶があります。 それにしても「日本無罪論」というタイトルだと、単に日本が責任逃れしているかのような印象がしてしまって、ちょっと残念です。
詳しい回答とならず申し訳ないですが、「パール判事/日本無罪論」という田中正明氏の著者に、参考文献として記載されているモノがお役に立つかと思います。
補足
ありがとうございます。それは英語でしょうか? 英文のものを探しています。
お礼
ありがとうございます! いただいた書名を参考に、ネット上にも何かないか探してみます。