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地磁気と方位

地球上では方位磁針を見るとN極は北へ、S極は南へ向きます。これは地球の北がS極、南がN極になっているからです。 でも方位を英語で言うと北はnorth,南はsouth,ではないですか???何だかつじつまが合いません。そもそもS極とN極のS,Nはnorth,southから北のではないのですか? 地磁気はよく逆転すると言われますが、この事と関係あるのですか?地磁気が逆転すると方位磁針のNk極も南を向くはずで何ら解決には至りません・・・・・

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  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.5

えーと,既出の回答とも多少重なりますが… もちろん,N極はnorth,S極はsouthの頭文字に由来します。 私たちはすでに,地球全体が地磁気をもっていること,そしてその磁場は1つの棒磁石で近似できることを知っています。 そして,磁北極(magnetic north pole)が磁石としてはS極になるので,北なのにSとはこれいかに?と感じてしまうわけです。 しかし,おそらく磁石のN極,S極は,地磁気の発見以前から定義されていたのではないでしょうか。 むかし,磁鉄鉱の多い山に靴をはいて登ろうとしたら,スパイクのある靴をはいていると地べたに貼りついて登りにくかったことから,磁石が発見された,なんていうエピソードを聞いたことがあります。 真偽のほどは分かりませんが,いずれにせよ,最初の磁石との出会いは,こういった「天然の磁石」だったろうと思われます。 その後,天然の磁石を整形して,棒状にしてみると,はしっこが一番磁力が強くなることが分かり,それを極と呼ぶようになった。 さらに,極に2種類あることがわかった。 これも最初は適当に名前をつけて(プラスとマイナスとか,オスとメスとか?)呼んでいたのでしょうが,そのうち,棒磁石を自由に動かせるようにすると,一端が北を指して止まることが分かった。 そこで,「つねに北(North)を指すほう」を「N極」と名づけ,反対側を「S極」と名づけた。 2種類の極が発見された時点では,おそらく地球全体の磁気についてはまだ知られていなかったでしょうから,手元の方位磁針(だけ)をみて「北を指すからN極」という命名は自然なものといえるでしょう。 その後,この「北をさす」現象は,地球全体が磁気を帯びているために起こることが分かった。 この場合,手元の方位磁針の「N極が北を指す」という事実を変えないのであれば,地球の磁北極はS極にならざるを得ません。 なぜなら,N極はS極に引かれるのですから。 いやそれは不自然だ,地理上の北極点に近いほうをN極とすべきだ,というのであれば,従来の定義をひっくり返すことになります。 その結果,手元の方位磁針では「S極が北を指す」となるしかありません。 したがって,No.4さんのおっしゃるとおり 「方位磁針のN極と、地球の磁石としてのN極と、北という方位のNの三つが一致することは無理」 となります。これは致し方ないことだと思います。 なお,手元に科学史の本などがないので,磁極の呼び方の歴史について,実際にどういうふうに変化してきたかという話は正確ではありません。 いわば想像で書いたわけですが,おそらく当らずといえども遠からずであろうし,多少違っていても,「N極が南極の近くにある」という不思議さについては一応の説明になったのではないでしょうか。

その他の回答 (4)

  • mattyan
  • ベストアンサー率23% (27/113)
回答No.4

、小学校の時に、 北極をノースと言い、磁石の北を指す方を頭文字をとってN極と言う、という説明を聞いてなるほどと思った記憶が有ります。(ずいぶん以前の話なので定かではないが) で、次にN極とS極は引き合うと聞いて、そうなのか、と思いました。 ということは北極には磁石のS極の性質がある、と聞いて、当たり前だ、と思った記憶が有ります。 地球の北極側の性質をN極と名付けたなら、 磁石は、S極が北を向かなければなりません。 これだと、また別の意味でおかしいです。 北を向くのにS極となるのですから。 どちらにしろ、方位磁針のN極と、地球の磁石としてのN極と、北という方位のNの三つが一致することは無理です。 このあたりが納得いかないのでしょうか。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.3

本当にややこしいですね。 方位のnorth、southとN極、S極を対応付けたためにややこしくなってしまいました。 北極、南極を考えなければ平和なんですけどね。 あくまでも、north-poleがS極、south-poleがN極なんですよね。 上の話と地磁気の逆転とは全く関係有りません。逆転しても同じ問題が起きます。 >極点としての表記は北極ならN極、南極ならS極ですが、 >磁力としての表記は逆になりますね。 極点の表記は紛らわしいので、N極、S極とは書きません。

回答No.2

方位磁石の, 北を指す極をN極(もちろんNorthの意味ですね),南を指す極をS極(もちろんSouthの意味です)といいます。 二つの磁石の間では,N極とS極とが引き合います。 なぜ,磁石のN極が地球の北極を指すのか? それは,地球の北極が地球(という)磁石のS極になっていて,方位磁石のN極と引き合うからです。 なお,厳密には地理的北極と磁気的北極(北磁極)(磁気の性質としてはS極です)とは位置がずれています。

  • PAPA0427
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回答No.1

磁石を2つ用意して、くっつけてみてください。 同じ極同士は反発しますね。また違う極同士ならくっつき会いますね。ですから、その説明で合ってますよ。極点はN極とS極ですね。これは動かしようがありませんね。 そのN極とS極の磁力線に沿って反対方向の力で方位磁石が安定するのです。 磁石のNとSは指し示す方向を指します。極点としての表記は北極ならN極、南極ならS極ですが、磁力としての表記は逆になりますね。

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