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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:低倍SEM画像のゆがみとEDXの適正倍率について。)
低倍SEM画像のゆがみとEDXの適正倍率について
このQ&Aのポイント
- 低倍SEM画像のゆがみとEDXの適正倍率について。
- 低倍SEM画像のゆがみの原因と、EDXの適正倍率についての疑問を解決します。
- SEMで観察した低倍SEM画像のゆがみの原因と、EDXでの適正倍率について詳しく解説します。
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質問者が選んだベストアンサー
低倍率のSEMの像のひずみの原因は多くは、 低倍率の場合には電子線の偏向角が大きくなるため、 特に周辺部で実際のビーム偏向角が所定の位置からずれることによるものです。 EDXの倍率については特に適正な倍率はありません。 電子ビームの当たった部分のX線を測定するので、 高倍率では小さい領域を測定することになります。 ただし、結果として入射電子線のエネルギーが微小面積に集中することになるので、 試料が損傷してしまうこともあります。 一般的に、EDX測定時はビーム電流は多めに設定すると思いますので、 熱や電子線に弱い試料の場合には高倍率で撮影しないほうがよいでしょう。 極端な低倍率は表面形状の注意が必要です。 SEM像は低速二次電子像なので、電子線ディテクタからみて影の部分に電子ビームが 当たっても、電子を捕獲できる、つまり像が見えます。 しかし、EDXのマッピング像はX線検出器からみて、電子ビームが照射されているところ が影になっている場合にはX線の直進性が強いために、 途中でX線が遮られてしまう可能性があります。 たぶん、 経験された真っ黒の部分はこのようにX線検出器からみて影になった部分だと 思います。
お礼
なるほど、そうだったのですか。 マッピングの方は、黒くなっていた部分からの特性X線が、あるいは検出器に入っていなかったの かもしれませんね。 ありがとうございました!