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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:なぜ日本の刀は両手であつかいますか?)

なぜ日本の刀は両手であつかいますか?

このQ&Aのポイント
  • 日本刀は両手で持ちますが、外国の剣術は片手であつかいます。
  • 日本刀は片手剣ほどの重さで長さがあり、片手半身の方が有利です。
  • 日本刀を両手で扱うことでよりスピーディに扱えるとともに、斬りつけたときは片手よりも強力です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • qto10083
  • ベストアンサー率22% (35/153)
回答No.14

日本は山地が多く、騎馬武者が主力として弓擶を選んだことで、武士が最も勢力を伸ばした時代に、戦闘スタイルは「重装騎射兵」へと固定化して行った為に、 防具もそれに合わせて変化し、楯の代わりの大袖を具す様になったとらしいです。 だから、近世、武士の戦闘スタイルに変化が見られる頃、既に楯には実用性が失われ、刀を両手で持つことが固定化されました。 刀を両手で扱わなければ、刃筋を立てること、手の内を締めることが極端に難しく、それが出来なければ人を切ることは出来ません。 こんな文献がある。 「紀效新書」1595年 戚継光 「これは日本のサムライが明に攻めて来た時に初めてわかったことである。 彼らは舞うように跳び回り、前方への突進は光が閃くようで我ら明の兵は恐れおののくのみだった。 日本人はよく躍動し、一息で一丈(約3m)も飛び込んできて、刀の長さは五尺なので一丈五尺の間隔があっても攻撃される。 我が兵の剣では近づき難く、槍では遅すぎて、(サムライと)遭遇すれば皆両断されて殺される。 これは彼らの武器が鋭利であり、両手で振れる強力で重い刀を自在に用いているためである」 「大君の都」 Rutherford Alcock 1863年 「彼ら(サムライ)は、相当に熟達した刀の使い手である。小さい方の刀を使うときは、二度突く必要は無い。たったの一突きで相手に致命傷を与える。 大きいほうの刀を使うと、ただの一振りで相手の四肢を切り捨ててしまう」 つまり、リーチの差をモノともしない敏捷性を持っているのだから、両手で正確に四肢を斬り落とし、脇差しでとどめを刺すスタイルは理にかなっていると思う。 また質問中にもある佐々木小次郎。彼の巌流には、介者剣法の気分を多く残していて、合戦に適しているという。 介者、つまり鎧武者と戦うことを前提としているため、鎧の隙間部分の喉・脇・手首・股などを狙うのである。 また、刀の損傷を考えて突きと引き斬りが多いのも特徴。敵兵に身体を寄せ、首や手や股を斬り、戦闘能力を奪うことを目的にしている らしい。 つまり引き斬りは両手じゃないとしにくいし、体を寄せ、半身分のリーチ差など意味をなさないのが合戦だったようだ。 でも、半身になって突きを主体とする剣術が、江戸時代以降に発展していてもおかしくはない。 殺す必要がないのだから、刃筋を立てて一刀両断にする意味もないのだし。 しかし、そうはならなかった。原因は小野次郎右衛門忠明のようにも思う。 伊藤一刀斎の高弟の一人で、小野派一刀流を継承。1593年に将軍家の剣術指南役になる。 同じく兵法指南役となる柳生宗矩の柳生新陰流と並んで繁栄し、多くの支流分派を形成する。 柳生新陰流が、“半身立ちを多用する”“足運びの際は、爪先側を浮かし、踵を付ける”という戦国期の介者剣法(鎧合戦用の剣術)のスタイルを多く残しているのに対し、 一刀流は“半身立ちを嫌う”“足運びの際は、踵を浮かし、爪先の付け根を付ける”という、それまでにはないスタイルを用いるのが特徴である。 つまりあなたが言う片手半身と正反対の両手正面の流派の使い手が将軍家の剣術指南役になり繁栄したわけだ。 いわゆる武士道や儒学の思想と相まって、片手で突きながらチマチマダメージを与えるスタイルは定着しなかったのかも。 以上、ネットを徘徊して得た知識でした。 結局は、日本刀の威力を最大限に発揮するため、両手で持つ必要があったし、 それが固定されたのは、さまざまな時代背景があったためだし、 世界的に見て特殊、っていわれても、それこそ日本国内においては意味のない話だし、 現代人から見れば、日本人が世界の感覚と違うのは、至極当然のことだしね。 参考になる部分だけ参考にして下さい。

shizumo
質問者

補足

これもまた実に魅力的な説です。今の剣道の元となった小野派一刀流が剣術指南となって、みなその影響を受けたというのは、十分にありえる理由です。 有難うございました。

その他の回答 (28)

回答No.29

農耕民族だから鍬のように両手で持つのがしっくりくるってどぉ??

shizumo
質問者

お礼

両手でもつ鍬は日本だけの文化ですか?

  • kyo6075
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.28

こんにちは、真っ向斬りや袈裟斬りなどは致命傷を与えられますが、両手持ちでなければ出来ません、リーチですが、片手に比べて両手のほうが短くなりますが、防御は硬くなります。

shizumo
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 問題は刀は片手の長さしかないことです。 では、なぜロングソードのように1mを超える長さにならなかったのか? 江戸期では長さの制限がありますね。 戦国では長かった。ところが、戦国では片手でも持つ流派もあった。これだけを考えると、戦国での長い刀の技術がそのまま江戸期までながれ、片手の流派は淘汰された。その原因のひとつは短い両手のほうが力において勝るからということでしょうか?

  • nahaha55
  • ベストアンサー率21% (274/1301)
回答No.27

攻撃面での回答が多いように思いますが、両手で扱うのは、 片手で扱うよりも手首などへの負担が少ないという理由も あると思います。 それに侍の時代は鉄はとても貴重なものでしょうから、 盾なんぞ造ってる余裕はないのではないでしょうか。 日本の地形を考えた場合、戦闘は勿論ですが移動時にも とてつもなく邪魔そうです。 それと、江戸時代以降は大量生産の技術が確立されたので それ以前の刀とは硬度も重量も違うと思います。 なにせ戦う必要も斬り合いもないのですから。 今の日本刀は武器としても使えるでしょうが、それよりも 美術品としての価値の方がかなり高いと思います。

shizumo
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 鉄の盾でバックラー以上のものはほとんどありません。 刀が美術品というのは戦国もおわってから、コレクターズアイテムとしてでしょう。 古代では権力の象徴です。

  • okmisato
  • ベストアンサー率43% (7/16)
回答No.26

 仏の顔も三度の積もりでしたが、神も仏もありません。 パーカーさんからも意見が出ていますが、2000文字の再生を投稿します。  四度目の投稿にご寛容とご容赦をお願いします。 先ずは、本ご質問に皮相浅薄な小生が回答をし、恥ずかしい次第です。 2000字突破の内容とは ご質問の趣旨は、文化歴史論的な武道の用法の分野でのお話と解釈します。 詳らかには、西洋刀と日本刀における比較文化論となるのでは? 質問者様の西洋刀および関連事象に関する知識は高いと思います。 話し変わって、例えになるかどうか疑問で、大変恐縮ではありますが、 日本人は何故、2本の箸を使用しているのでしょうか。 東南アジア諸国で箸は多く使用されています。 いつから、誰が、どこで、と言えば文化財発掘から 解ります。 西洋では、勿論、ナイフとフォークですね。 これらは、有史以前に人類が食べるための道具として 使い始めたのが最初でしょう。 シルクロードで古来、文化の行き来は有っても 変形したり根付かない事もあります。  ですから日本刀は何故両手で扱うのかといわれても 武器ですから、質問者様自身も言われている様に、 洋の東西や古今を問わず必要に応じて片手・両手で使用する。 質問者様が西洋刀について一般の方より幅広い知識を有して 論述される前に、ご質問の日本刀を両手で扱うという場合の 定義と、日本刀を片手で扱う場合の違いを明確にされる事が 必要と思います。  失礼ですが本質問での日本刀というものが一体、何を 意味するかという疑問もあります。  西洋刀に、対して日本刀の柄の握り方がなぜ両手なのか というご質問ですね。  西洋刀の見知らぬカタカナ用語や質問者様の経験から沸いた 疑問に対して、門外漢ともいうべき小生が立ち入れぬ事とも思います。  柄を握って抜刀し「型」を型どおりに納刀する事を百万遍やる事が 修練と考えてます。勿論、真剣は上段者のみであり、組み打ちなんぞは ありえません。小生は、古刀・新刀・新々刀にて自宅では練習してます。 惜しいかな現代刀は所持してません。同じ年代でも作刀によって大きく 異なります。  いつからかは、知りませんが、たとえば、鍔迫り合い・鎬を削る・ 受け流しという日本語が存在するのは関が原頃からではと想像します。  質問者様はこれらの事と同様に、史実や古文書など文献にて正確に 両手で持つのは、なぜ・いつから・どうしてと問うておられる様にも 思われます。そして、それは、西洋刀と歴史的に関連付けられる事象が 有るや無しやとも見えます。 以下、未熟者の仮空の戯言ですが  真剣を所持・使用?する者として、 先ずは相手が刃筋を立ててきても受け流す。 逼迫すればこちらも立てざるを得ないが。 その時、鎬を削る事もある。 誉傷は棟にも出来ます。 下手に受け流せば刀を折られ、刀もろとも切られる。 このような状況として練習してます。 これは、相手はもろ手の切り手で、受けのこちらは受け手の 状況です。 さて、歴史的には日本武尊など神代以来の銅鉾・鉄剣がありますね。 然る後、日本刀の誕生・発生は平安・奈良とはなっていますが 古代の石剣・石刀、しいては石斧からの派生と考えます。  この間、言われます西洋や、中国、朝鮮など文化・技術の伝来や伝達もあり 刀剣の製造技術や使用目的も変遷しており、一概に両手使いが、いつどこで 何のためにというよりも、それぞれ、使用場面によって両手・又は片手を 使用する事が有ったと考えます。 いずれにしても、古墳から出土したものや三種の神器から始まって、太刀、 剣を経由して古来の所謂日本刀が現代に伝えられ、剣術諸派として稽古して ます。 結論として回答にならない事を重ねてお詫び申し上げます。 しかし、やはり、質問そのものの設定に違和感を感じてしまいます。 これにて失礼します。

shizumo
質問者

お礼

重ね重ね、何度もの回答有難うございます。 実は、日曜日。ある古武道、古武術のグループが新たに場所を借りてオープンし道場開きがあり、私はそれに私の所属を代表して招待されました。某居合いの流派の先生その他、多くの方々が招待されており、わたしもロングソードでも演武と解説をすることになりました。 そのあとの交流はおそらく、世界でもここだけという和洋入り乱れての型試合と説明、質問、応答、仮説、テスト、それぞれの知識と経験から大変面白いものでした。 まさに、彼らは私の質問に身をもってためし、そしてそれぞれを代表するものとして違う文化に大きな関心をもち、調べ、また次の機会を設けるということになりました。 わたしも、日本剣術に対して新たな知識、間違いの是正、共通の認識、多くのことを学びました。 それはお互い未知のものに対しての好奇心の強さが最大限にでた会合でした。 わたしは何度もoffにでて他流、異種の試合などをしていますが、今回は戦ったわけでもないのに今までに無い強力な説得力、知識、経験を得ることができました。 あなたにもぜひご参加していただきたい。そう思います。きっとお互い面白い新たな発見があるとおもいました。

  • okmisato
  • ベストアンサー率43% (7/16)
回答No.25

仏の顔も三度までとか言いますが、三度目の回答となります。 以下、刀、剣は正しい日本語のつもりで使用してます。 >なぜ日本の刀は両手であつかいますか? 回答・・・片手でも、勿論扱いますので、質問の趣旨が解りません。 >日本刀は両手で持ちますが、 回答・・・同上参照 >刀剣を両手で持つ剣術は、、、、すべて重くて長いです。 回答・・・斬馬刀が有ります。      馬上で両手かどうかは知りませんが、足軽を      なぎ払う全身を使うのもある。 >日本刀は片手剣ほどの重さで長さです。リーチを考える、、、 回答・・・用法や効果、また日頃の稽古で重さ・長さおよびリーチは      一対一の対決では、関係はあっても決定的では無い。      仮に相手の武器が勝っていると解っても取り替えるわけ      にはいかない。刀と剣で戦うとは異種間格闘技を前提と      しますか? >外国の剣術は盾が無くても片手であつかいます。 回答・・・意味不明。通常、日本刀を扱う時にタテは使わない。矛盾 >佐々木小次郎の物干し竿は1mほどで驚異的な長さであったようで 回答・・・刃渡り1mは決して驚異的ではない。長尺物もある。      戦国時代以降の武士には驚異かも知れない。      現に武蔵は櫓で戦ったとなっている。       仮に物干し竿が刃渡り1mとして、柄長1尺で1.3mと      なる。腰に帯刀での抜刀は非常に厳しく困難。良く言われるのは      背中に担いでほおり出す様に抜いた。目方は軽いのでは?と。      小生は170cmで定寸は2尺3寸5分です。1.3kgです。 >http://www.youtube.com/watch?v=ln94E9AGYTc この動画 回答・・・関心が無いので、、、みてません。 >私なりに思うに軽い刀を両手で持つことでよりスピーディに扱える、  斬りつけたときは片手よりも強力という2つのメリットがあると思いますが、  それとリーチは引き合うかという疑問があります。 回答・・・正確には、日本刀では、両手で切り手にて刃筋をたてて      全身全霊で無言にて打ち込む。軽い重いは貴方の尺度です。      ここで質問者様はリーチ(間合いと解釈)を問うて      おられるが、距離は勿論、タイミングと己の鋭さに      よるでしょう。単純に長尺有利と違うのは理解している。      己の間合いに持っていけるかとなる。      よって、引き合うかという疑問には、ゲームなら      ルールによるし、真剣の実戦なら双方の技量による。 >例えば「刀は突くもの」という言葉がある 回答・・・巷に良く言われている表現ですね。      しかし、これは、場面に応じて考えるべき事と思う。      五胴とか切れ味をあらわす評価がありますが、一般的には      刀は使用目的によって、切るための研ぎ方と、多数の敵と      切りあう(戦う)ための研ぎ方の違いが有ります。      刀で切るというのは、あくまで生身の人間が対象であり、      戦国時代の戦場では刃こぼれ(折損)してしまう。      鎧通しがあるように、突くのも一つの使用方法です。      玉散る氷の刃は一度だけです。これを寝刃と言います。      美術刀剣でも切っ先だけ(或いは物打ち辺りまで)に      本当の刃があります。関が原では刃渡りの3分の2に      刃は無いと聞き及びます。ここでいう刃とは刃先の事です。 >程度事実を含んでいるとするならば、 回答・・・と言う事で事実のすべてとは異なる。 >剣が同じ長さで同じタイミングで突きを出したら、 回答・・・物理的に他の条件が同じであれば(ここが問題)      当然長いほうが有利ですね。あなたが言うリーチです。 >日本刀を両手で扱うメリットはどのようなところでしょうか? 回答・・・と言う事で、日本刀は必要に応じて両手や片手で使用する      というのが正しい解答と思考します。      他の回答諸氏も、「日本刀の両手」という部分で反応し      日本刀の片手を前提に回答している方が多いいと思います。 残念ながら、2000文字の再生もしましたが、質問の趣旨から大分 逸脱し、小生の理屈を唱えているのでやめます。 最後に、日本武道を稽古している者として、若し西洋の得体の知れない 長尺の剣と対峙したならば、両手とか片手の問題ではなく必殺の一撃を 敢行した結果で解ると思います。あなたがいうリーチが勝つかどうか? 刀は三尺向こうの相手しか切れません。   以上 左様なら

回答No.24

>では古代ではどうなのでしょう? 正直言って、日本の古代は謎に満ちていると言うよりは嘘で構築されているので何とも言えません。 古代は両刃の剣だと思いますので必ずしも日本人の体質にあった刀ではないでしょうね。 推古天皇が、太刀ならば呉のまさび、と詠んでいますから、その辺りになると直刀より片刃の湾刀の方が日本人には実用性がある事が分かり始めているのだと思います。 日本刀には呉刀の影響が強いのかもしれませんね。 でも、この頃はまだ片手でしょうね。

shizumo
質問者

お礼

有難うございます。 実はこの質問を出して、某出版社の編集部宛で歴史本を書いておられる先生に手紙を出しました。 そしてわざわざ手紙で返信をしていただきました。まさにこの質問も出してのですが、 答えは「わからない」単に防御が強いとか、そのようなものではなく、私が疑問に思っている突然出現した武士と、同様、何らかの政治背景があったのではないか。とのことでした。 同時に質問しました、兜の吹き返しの意味もわからない。なぜ、上下非対称の長弓をわざわざ馬上で使ったかもわからない(多分これは材料の入手の問題だろう)というのも意見が一致しました

回答No.23

>西洋でもポールアームが主で剣は補助的でした。 なんで西洋が出てくる必要がある。 >抜刀、居合いなどはすでに日本刀が定着してからです。 だから江戸時代の話をしているんでしょうが・・・。 なぜ日本の刀は両手であつかうか、という問いに間接的に答えを言っても分からないようだから、ズバリ答えを言うけどね・・・。 示現流の話で、 示現流は、初太刀での一撃必殺を旨としており、正面から初太刀を受けると真剣でもへし折られ、仮に折られなかったとしてもそのまま押し込まれてやられてしまう可能性が高く、かわすのが困難なためである。 実際、幕末期に示現流と戦った武士の中には、自分の刀の峰や鍔を頭に食い込ませて絶命した者がいた事は有名である。 と言う話があるように、両手で上段から切り込むと、片手で対処する所か両手でも簡単に対処出来ないんだと言う事・・・そういう答えが戦国時代には、もう出てるから両手で使うのが結論な訳です。 まあ、日本の刀剣の技術と言うのは両手で上段からの一撃に集約されるんだよ。

shizumo
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 では古代ではどうなのでしょう?

  • NA0SAN
  • ベストアンサー率28% (4/14)
回答No.22

先日回答させていただいた者です。 御質問の内容を、技術的なものと早合点してしまい、大変失礼いたしました。 あらためまして回答させていただきます。 あくまで、個人的な推論なのですが、戦国時代の日本刀は、斬殺や刺殺というよりも 主に撲殺が目的であった為、かなりの重量があったと聞き及びます。 その刀を基に各流派が生まれ、様々な『型』が誕生していきました。 やがて戦乱の無い世の中になり、侍の剣術は武芸になり『型』を昇華させる方向へ進み、日本刀も殺傷効率を追求する進化を止め、常に携行する事を前提に軽く丈夫で切れ味鋭い物へと移行していきました。これがshizumoさんのおっしゃる軽い日本刀だと思います。 しかしながら、武士達はいつ戦になってもいいように準備は怠らなかったようです。 ですから回答として『再び戦国時代の重い刀を扱う為の準備』とさせていただきます。

shizumo
質問者

お礼

有難うございます。技術的なことでもうれしいのですが、この質問を私自身で振り返ってみますと3段階あるように思えます。ひとつは江戸期以後の刀で、これは他のかたがたがお答えいただいたように、それが幕府剣術の主流だったこと、見栄えのよさ、ほかの掲示板で回答いただいた禅思想のひとつなどがあるように思います。すでにこの時代では日本刀は基本的に両手で扱うものという前提になっていた感じを受けます。 次に、戦国です。すでに日本刀は使われていますが、戦国の太刀は重く物理的にも両手で扱う必然性がありました。また、片手でも技もたくさんあったようです。 問題は古代です。武士は登場時から日本刀を持っていますが、それまでの矛、槍、盾の文化は一掃されています。このとき、過渡期の試行錯誤試作が見当たらない。かろうじて小烏丸があるくらいです。これはすでに歴史文化の範疇で武術のカテゴリーではなくなっていますね。 再び戦国時代の重い刀を扱う為の準備 これはとても武士らしい考えです。「使わないが錆させぬ」

  • okmisato
  • ベストアンサー率43% (7/16)
回答No.21

反省して再度まじめに冷静にいっぱい回答していたら 2000文字を突破して消えました。 要約 片手剣とは存じません。 リーチで論議するなら槍を使います。間合いが問題 物干し竿の1mは、三尺三寸で大太刀となります。 柄長として一寸は加算されるので四尺三寸となります。 六尺以上には熱田神宮の斬馬刀を参照してください。両手です。 日本刀の長さは、刃渡りです。 定寸は2尺3寸5分です。 目方 現在の日本刀試技には、  女子および初心者700g  上級者または男子1000g  真剣最大使用 1300g ということで2kgは考えられません。 便覧が手元に無いので正確でないが 水道用塩化ビニール管VP20で1mは700g 水道用鋼管SGP20で1m1.7kg です。ためしにふれるものなら振ってみてください。 片手と両手の違いは  切りつけるとは・・・兜割、もろ手上段、袈裟切り  抜き付けとは・・・片手  血振り・・・片手 であり、小生の解釈では、片手は防護または先制攻撃 (眉間・喉下・胸)を切る。 両手打ちは絶命です。  打突と切りつけるとは 打突としてももちろん使用したでしょう。  切るのは切っ先一寸・・・抜き付け  物打ちあたりはもろ手上段・・・袈裟  鍔から一寸あたりには刃が無い・・・受け手 解り易く書いているのですべてではない。 ゴルフをおやりならご存知と思うがゴルフクラブには  先調子  元調子 といって重心の位置を表現します。日本刀も同じです。 ですから、定寸の刀身に対して柄の握りでその刀の 重心を最大限利用して梃子の作用でもろ手で打ち込む のです。

shizumo
質問者

お礼

再度有難うございます。2000字の回答を読みたく思いました。 バランスの問題が(とても重要)ございますが私の金属剣は130cm 1.8kgあります。重心はつばから9cmくらいにあります。これは身長162cmの私のサイズで標準よりも小さいですが、バトルはこれでしております。片手剣82cm 1,2kg。日本刀と剣との違いは大きいですけど。 日本刀は両手、片手ともに使える(片手は防護または先制攻両手打ちは絶命・・わかりやすいです) 武器であるということですね。西洋でもバスタードソード(片手半剣)という剣身が片手剣の長さ、グリップは両手というのがありますが、彼らはどっちもつかずということであまり使われませんでした。 このあたりは同じ用法ながらむしろ、体技術か物技術かという文化差があって面白いところです。

回答No.20

戦場では基本がヤリで、刀は補助的なものでしょう。 刀が発達したのは平和な江戸時代になってからで護身的なモノとして気休め程度に帯びています。 (日常でヤリを携帯するわけにはいかないのでね) 要するに、平和な日常で切り合いなんてほとんど無し、余り刀が長いと生活に不便なのでソコソコの長さなのでしょう。(当時の日本人は小さいしね) 余り長いと不意に襲われた時に抜刀するのが難しくなるのも理由の一つでしょうね。 まあ、ほとんどの剣術は実践では役に立たないと言われているので、動画のような剣術は現実的ではないですね。 現実的に使える流派は示現流や直心影流のように、奇声を発しながら走りこみながらの上段の一撃を得意とする剛剣か、平山行蔵の実用流のように長刀の利を生かして突き付ける、一剣必殺の剣ぐらいでしょう。 後、居合いも使えますけど、それは当たり前ですね。 要するに現実的には単純で力の強い技しか使えないって事です。 結論を言えば、片手より両手の方が強力なので両手で使うと言う事になります。

shizumo
質問者

お礼

西洋でもポールアームが主で剣は補助的でした。 抜刀、居合いなどはすでに日本刀が定着してからです。 ご回答有難うございます。

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