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消費税について、増税になると中小企業的にはどうなるのでしょうか?

消費税について、増税になると中小企業的にはどうなるのでしょうか? 1万円で仕入れたものを12000円で売る商売をしているとすると、 ・5%の時 仕入れ:税込み10500円 売上:税込み12600円 利益:2100円 実質支払税額:(売上の内税600円-仕入控除500円)=100円 ・10%の時 仕入れ:税込み11000円 売上:税込み13200円 利益:2200円 実質支払税額:(売上の内税1200円-仕入控除1000円)=200円 となると思うのですが、手元に残るお金は結局変わらないのでしょうか? 増税で減収になるのは消費者だけですか?

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回答No.5

No.4です。補足させてください。 問題は、消費税率が上がった時にそのまま売上価格に転嫁できるかどうかで変わってくると思います。 つまり、現在(5%)12,600円(12,000円+税600円)で売っている商品(サービス)が競争力があるものであれば、10%に増税になった時は、大企業であろうと中小企業で有ろうと13,200円(12,000円+税1,200円)に値段の改定(値上げではなく税金部分の改定)が出来ます。 ところが、大企業の下請け中小企業がこの値段の改定を大企業に全く受けてもらえない時は、10%になれば12,600円のまま(但し、11,455円+税1,145円)となり、 利益:11,455円-10,000円=1,455円 申告納税額:1,145円-1,000円=145円となります。 中小企業は「消費者の買い控え+増税分の身代わり負担」のダブルパンチを被る可能性は否定できないと思います。

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回答No.4

まず「利益」の概念を正確にしたいと思います。 (課税事業者の場合) 1)5%の時:仕入10,000円+仮払い消費税500円、   売上12,000円+仮受け消費税600円、   利益:12,000円-10,000円=2,000円   申告納税すべき消費税:600円-500円=100円 2)10%の時:仕入10,000円+仮払い消費税1,000円   売上12,000円+仮受け消費税1,200円   利益:12,000円-10,000円=2,000円   申告納税すべき消費税:1,200円-1,000円=200円 (年間の課税売上が1,000万円以下の小企業の非課税事業者の場合) 1)5%の時:仕入10,500円(税込み)、売上12,600円(税込み)   利益:12,600円-10,500円=2,100円    申告納税:0円(納税義務無し) 2)10%の時:仕入11,000円(税込み)、売上13,200円(税込み)   利益:13,200円-11,000円=2,200円   申告納税:0円(納税義務無し) そもそも消費税は、消費者が負担して、それを課税事業者が仮受け・仮払いして 残った(正しく計算した)税金を申告納税する仕組みです。 ですので、消費税率があがると、消費者は購入相手が中小企業であろうと大企業であろうと負担する税金額が増えますので、買い控えすることになると思います。

  • Baku7770
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回答No.3

 正直申し上げて、現時点で断言できるものではありません。    消費税増税案は単純に消費税を上げるだけの案ではなく、法人の納めるべき税金を利益にかかる法人税から売り上げにかかる消費税にシフトしようというものです。これは昨今の景気悪化による法人の大幅減益⇒法人税収入の大幅な落ち込みへの反省から出てきた動きです。    例えばトヨタのような優良企業でも赤字に転落すれば法人税を支払う必要はありませんが、消費税は価格に上乗せして支払うことになります。売り上げが数割に落ち込んで赤字転落で法人税0でも、消費税はそこそこ入ってくる。ということです。    そのため法人税減税と消費税増税がセットとして論議されようとしているのです。決して消費税増税のみの議論をどの党もしていません。  質問文の例で言えば、法人税の値下げ分で50円程度多く税金を納めるといったところでしょう。    さて、中小企業にどのような影響が出るかということですが、金額については質問文中の計算の通りですが、消費税が上がったところで給料は上がりませんのでやはり13200円ではなくて12600円でないと買えないんですよ。となると、どこかが生産効率を上げるか利益を下げるか法人税をそのレベルまで下げるしかありません。  しかも、法人税減税についてはまだ何の議論もされていないので全くわからないということになります。

  • zxc55
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回答No.2

おこずかい12600円の人がいたら、13200円のものはその月に購入できなくなります。給与は上がっていないのだから、例えば200000円の給与だと、5%で約1万円、10%だと約2万円が消費税になると考えると、増税後は20万の給与をもらっている人を見ると約1万円分の買い物ができなくなりますね。なので、その分ものが売れるペースは落ちます。結果、中小企業も苦しくなるのでは?と思います。

  • BC81
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回答No.1

光熱費や消耗品費など、経費にあたるものについてはその中小企業が消費者ですから、消費税増税で売上そのものが減少しなかった場合でも、税抜き商品価格が不変なら利益は減ります。