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少子化の問題とは?
- 少子化がなぜ困るのか、未だに分かりません。
- 少子化による経済力や生産力の低下という回答が一番多いですが、実際に北欧諸国の状況を見るとそうではないことが分かります。
- また、年金に関する問題もありますが、積み立て方式にすれば解決できる可能性があります。なぜなら、現在の賦課方式は人口増加を前提としており、持続可能ではないからです。しかし、人口減少の問題が日本にとってなぜ大きなものなのか、はっきりとした回答が得られません。
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先に結論的に言うと、少子化が必ずしも悪いとは、私も考えません。 その国の人口規模がどの程度で、「もっとも安定してみんなが生きていかれるか」というテーマが本来、あるのだと思います。相対的に増えればいいという事じゃなくて。ひるがえって、日本はどうかと言えば、1.5億、2億、3億と増加していけば、では、みんながより幸せになれるでしょうか? もともと、人間は自然環境の中で恩恵を受けて生産活動をしています。投稿者も認識しているように、人が増えれば、だいたい環境破壊の問題が顕在化します。換言すれば、人口が少ない方が、より自然とうまく付き合っていけるし環境コストも少なくて済むものです。自動車などの排気ガス対策や水質汚染、地球温暖化対策や様々な別の問題が人口増によって、急激にリスクをもたらします。 日本は多分、一億人をかなり下回った当たりで人口が拮抗している方がむしろ、幸せな人生をおくる可能性が高まるんじゃないかと推測します。そもそも、GDPや経済力など日本全体でグロスで考える必要はあるでしょうか?一人一人が幸せと感じるレベルこそ、その安定性こそ重要ではないでしょうか。 過渡な進学競争、ただただ右肩上がりの利益追求主義、大量生産大量消費の社会で、今まで人は、どれだけ疲弊してきたでしょう。まさに医療や社会保障にしわ寄せが一気にいきます。多分、どの世代がどの世代を、どれだけフォローするかという視点だけで考える問題ではないと思います。 実は、北欧はまさに、個々人の生き方のバランスを社会民主主義的の形態で追求してきた社会でもあります。ただ右肩上がりの過剰生産のアメリカ型消費拡大経済に惑わされない社会を目指したところに、ある意味、成功してきた要因があったのだと思います。 最後に整理しますが、そもそも「経済の拡大=人の幸せ」という観念から解き離れない限り、必ず「少子化=社会の衰退」という構図に陥るはずです。財政破綻や年金制度、社会保障のあり方を、単純に制度の問題として解決しようとすることと、本当に人口増が"人々の幸せに結びつくのか"という命題を分けて考えなければならないのだと思います。
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- chubou3
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因みに人口減少の肯定派では無いですが、人口が減った場合、ある所で止まるメカニズムを説明します。 通常人間が生きていく為には衣食住が必要です。 さて、質問者様も回答者様もご自分の生活を考えてください。 衣食住の内一番費用が掛かっているのは何でしょうか? 「住」ですね。 今の日本は土地がまだまだ高いです。 しかし、人口が減ると土地は当然安くなります。 今の貨幣価値で5LDK一戸建てが1000万で通勤費用が自転車だったら大分低収入の人でも家族を持てますね。 極端な話、人口減少は土地の値段に直結します。 土地の値段はそうやってバランスを取って相場が形成されます。 従って日本人が0などと言う事は理論上も実際にも有り得ない事です。 それらは土地の値段が下がったときに困る金持ちが貧乏人を煽る為に言っている事です。
お礼
有難うございました。 理論的にも、人口減少が最後にゼロになるとは考えられないわけですね。 人類以外の動植物をみても、何となく自然の摂理が働いて、増えすぎたものは減る、その後、減ったものはまた増加する ・・・ こんなサイクルを続けているように思います。 恐竜のように、ある大きな自然環境の変化が原因となって短期間に絶滅した種は別ですが。 日本の国土面積や耕作面積を考えると、やっぱり日本人は7~8千万くらいが限度のように感じますね。 つまり、今の半分強というところですが、おっしゃるように住環境は劇的に改善されるはずです。 あと、年金や健康保険、それに介護の問題も、高齢者層の人口も減るわけですから、根本から解決するように思います。 食料問題も原油の輸入過多も解決するはずです。 「生産力が落ちるではないか」という反論もあるでしょうが、質問に挙げましたように、人口が少ない北欧の国でも世界的企業は多いです。 真似をしても良いのではないでしょうか。 やたら人口が多いばかりが能じゃないと思いますね。
確かに今の日本は人口が多すぎで人口が減った方がいいとは思いますが、少子化を放置してこれを解決するというのはベクトルの違う問題です。 そもそも質問者さんも肯定派もひとつ重要なことを忘れています。 少子化問題というのはつまるところ「子・孫・ひ孫と代が進むにつれ人口が減っていく」問題にもかかわらず、「適正人口になったら減少が止まって人口は横ばいにになる」という都合のいい前提条件を勝手に設けているってことです。 少子化を放置している前提では、当然人口減少は止まらず行き着く先は日本人=0人という世界です。 なのに肯定派の方は論理的説明もなしに「適正人口になたっら減少が止まって横ばいになる」という前提でしか説明を行ないません。 ではなぜ止まるんでしょうか? その直前まで減少をつつけていたのに適正になったら勝手に止まるなんてオカルトじみたのは根拠にもなりません。 適正になったら社会不安が減って景気が良くなるということをおっしゃる方もいましたが、空前の好景気であったバブルでさえ少子化は進行しましたので、論拠としては薄すぎます。 適正人口になったらそれを維持するよう出生率をあげるのであれば、結局少子化対策をするってことなので、少子化が問題ではないという説自体が破綻しているにほかなりません。 結局この辺の説明もないのに「適正人口になったら減少が止まって人口は横ばいにになる」ことを前提に話をするのは少子化問題を別の方向に誘導、あるいは話を摩り替えているにほかなりません。 最初にも書いたとおり、人口を適切にするという問題と、少子化で人口が減るという問題は接点はあってもベクトルの違う問題なのです。 少子化は人口の多い少ないに関係なく、1億人の国でも5000万人の国でも10人の国でも、国そのものを維持するためには対策が必ず必要な問題なんです。
お礼
有難うございました。 詳細な解説に感謝します。 人口の増減カーブについてですが、これは大学で専門に研究している人に聞かないと確実な事は言い難いように感じました。 おっしゃるように、少子化を放置していくと最後には人口がゼロになるのか、あるいは特に対策を打たなくても自然の摂理で少子化のカーブが緩やかになって、最後にはフラットになるのか ・・・ おそらく正解は永遠に出ないかも知れません。 私は後者の方が可能性が高いように自分では感じています。 例えば日本では今まで人口増加の方向に来ていたわけですが、それがいつの間にか増加のカーブが緩やかになって、フラットに、そして今度は逆に右肩下がりに変化していったわけです。 おそらくこの変化には、一人っ子政策などのような「人間の手」は入っていないはずです。 それと、たとえば人間以外の主要な動植物を考えた時ですが、生息数とか勢力範囲とか、自然の摂理の中で増えたり減ったりを長い歴史の中で繰り返しているのではないでしょうか。 彼らは人間のように将来を考えて人口問題を論議する事などあり得ませんからね。 あくまでも自然の流れに沿っていると思います。 これらを考えると、(日本も含め)爆発的に増加した人類もいつかはその増加がとまり、その後、逆転して減少の方向に進み、そして最終的に、地球がもつ許容量というか、適正(?)な人口に留まるのが自然の摂理ではないかなというような素人考えを持ちました。 あるいは、増えすぎた動物が生存をかけて殺しあうように、人類も増えすぎた人口を(意識しなくても)調整するため、いつも間にか大戦争を繰り返し、結果として人口を大幅に減らす事になるのではと考えています。 でも、この辺になるとオカルトの世界でしょうか(笑)。
確かに少子化でしばらくは苦しい状態が続くと思います。 しかし数十年後には総ての年齢層において平均して人口が減少すると言う事でしょうから良いのでは?。 狭い日本に一億2万人というのも多すぎでしょう。 食料、水、CO2の問題にしても無視できませんしね。 明治4年?ころですと確か3千4百万人位だったと思います。 ( 一億二千 + 3千4百 )÷ 2 = 7~8千万人 位でどうでしょう(笑)。 何の根拠も有りませんが、高速道路の混雑にも少しはエエんじゃないかと思います。 それから少子化対策の一環としての子供手当であれば下らないと思います。 嫌なら産まなければ良いのです。
お礼
有難うございました。 私も今の日本の人口は多すぎるように感じています。 国土面積は37万平方キロあると言いますが、そのほとんどは人間が住むのに相応しく無い山岳地帯であり、狭い平野にギュウギュウ詰めになっているのが現状だとよく聞きます。 おまけに度を越えた社会福祉政策が行なわれているため、いくらカネがあっても足りないわけです。 年金、健康保険、こども手当て、各種学校への補助金、それに仰るように社会インフラの整備も人口が減れば、当然、出費も減ります。 人口が8千万どころか、例えば半分の6千万くらいの日本はどんな国になっているのでしょうか? とても興味深いです。 官僚・政治家、それにメディアが強調するように、日本は衰退の方向に行って最後には国家滅亡になるのか? あるいは、交通渋滞も住宅問題も、大学への高い競争率も解消、また度を越えた原油や食料の輸入量も減り、「人口はほどほど、経済力もほどほど、住みやすさもほどほど、ただし幸福度は満点」 ・・・ こんな国になるかどうかですね。
- chubou3
- ベストアンサー率23% (264/1130)
私も少子化が悪いとは思いませんが、少子高齢化で問題なのは老人をどうするかです。 まぁ今の日本だと国債を発行しまくって20年程凌げば老人は大半がお亡くなりになられるので、その後は何とかなると思います。 また、北欧の国を例として出されていますが、北欧は北欧で色々な問題があります。 例えばイケヤですが、オランダの会社です。 また、遊戯施設が少なく、夜になると都市部でも真っ暗と言えば言いすぎですが、そんな感じらしいです。 私が思うのは、少子化は仕方が無いが北欧と同じ国では全く生きていて面白みが無いと思います。
お礼
有難うございました。 たしかに老人の数が多い、それに度を越えた老人福祉が今の財政危機の大きな要因になっていると私も思います。 ただこれは短期間で解決できる問題ではなく、やはり20~30年程度の時間が必要でしょうね。 これくらいの時間があれば、いわゆる「団塊の世代」のほとんどはこの世にいなくなるでしょうし、その間に、度を越えた老人福祉のあり方にもメスを入れるようにすれば、何とか打開の道は開けると思います。 となれば、何も無理をして人口を増やす必要も無くなるように思います。 質問では北欧を例にたとえたのですが、分かりやすく人口+国としての存在感を比較しただけですので、私も北欧の今のあり方が「この世の楽園」とは考えていません。 よくニュース番組などに出てくる左翼系(?)のコメンテーターたちは、こぞって「北欧では ・・・」と絶賛していますが、現実は違うと私も思います。 ただ、どうなんでしょう、「自分は○○に生まれて幸せだ、○○の国民として誇りに感じる」と考えている人が日本にどれくらいいるのか、北欧諸国ではどうなのか? この辺がとても興味深いです。
小さい国ながら成功している国と我が国を単純比較するならば、最大の違いは「賢さ」では。 大変残念なことに、我が国日本は国民レベルで「本当に賢くない(要は頭が悪い)」のだから仕方がありません。 北欧と比較ということですが、具体的にどの国と比較されているのでしょう? 北欧には油田があったり、世界でも大変優秀で堅いと評判の政府系ファンドがある国も存在します。 日本がモデルにしたいと望む国は「国が商売をする」ことに関して、日本のように異様になまでに叩いたりはしません。 彼らは大変賢い。小国であるが優秀さが国力を保つことを良く知っていると思います。 これはシンガポールにもいえることですが、人口が少ないということは政府がコントロールできるキャバが大きいということを意味しているし、賢くあろうと国民が努力する雰囲気を構築できる。 >税収しか考えていない官僚に踊らされているのでは?と感じて仕方ありません。 日本国民は税収が少ない。財源がない。という問題に関して、北欧のように「政府系ファンドなど国が積極的に金儲けをする方向にチェンジするべき」とは思わないのだから、税から取るしかないんじゃないでしょうか。 官僚批判をして手足をがんじがらめにしておいて、税をとるしか脳がないとか批判するだけの日本国民では北欧のようには何百年たってもなれないと思います。 賢くないなら、人口を増やし続けての生産活動(経済活動)しつづけてゆくしかないでしょう。 そういう意味で「人口減少は日本にとっては大問題」なのだと思います。
お礼
有難うございました。 なるほど、日本は頭が悪くて、大飯食らいの大男に例えられるわけですね。 で、デカイ体を維持するために、やたら大飯を食い、それが原因でまだ体がデカクなって、また大飯を食う ・・・ これの悪循環が続くような状態になっているわけですね。 これだと、日本は無限に人口が増加しないと国として存続できなくなりますね。 おっしゃるようにシンガポールは人口も数百万しかいないし、国土も小さい、それに地下資源どころか飲料水も隣のマレーシアからパイプラインで送ってもらっている国なのに、アジアにおける存在感はとてつもなく大きいように感じています。 それに日本の企業の何社かは本社機能をシンガポールに移しているとか聞いた事があります。 法人税は低いし情報は集まるし、企業活動を行なううえで日本とは比べ物にならないくらい有利なのでしょうね。 日本人としては溜息をつくより仕方ありません。
- minosang
- ベストアンサー率22% (11/48)
>では人口が日本の10分の1以下の国、例えば北欧の国やニュージーランドなどでは 「国が滅びる」 方向に行っているのか? という疑問を感じます。 なぜ、北欧やニュージーランドとしか比較しないのですか? アフガニスタン、バングラデッシュ、アンゴラ、ベニンなどと比較したら、まったく違う考えをもつようになるのでは? あなたは経済のパイが縮小していった場合、若者、それも優秀な人々が外国に逃げ出していくということをまったく前提としていませんね。 今は中国を初めアジア各国の人が日本に出稼ぎに来たりしますが、将来的には日本の若者が上海を始め中国の大都市などに出稼ぎに行くようになると思います。 日本人にはピンとこない人が多いと思いますが、外国に仕事をしに行くのは世界的にみて珍しいことではありません。 年配の方でも働けるという意見もありますが、それは現在の日本の状況です。 将来も今の状況が続くとは考えづらいものがあります。
お礼
有難うございました。 > なぜ、北欧やニュージーランドとしか比較しないのですか? 質問の主旨は「少子化がなぜ悪い?」という事ですので、日本の10分の1以下しか人口がいない国でありながら高福祉政策を成功させ、(聞いている範囲では)日本のように財政が破綻している国ではないというのが理由です。 そのうえ日本以上に気候風土が厳しいからです。 これが厳しいと、当然、熱エネルギー確保のために石油の輸入量は少なくないはずですし、輸入するにはそれなりの外貨も保有していると考えられるからです。 > アフガニスタン、バングラデッシュ、アンゴラ、ベニンなどと比較したら、まったく違う考えをもつようになるのでは? これらのように政治体制が不安定な国と比較しても意味がないと考えたからです。 逆に、イメージではこれらの国は、経済規模の割りに人口が多すぎるのでは? と感じているのですが ・・・ だから貧困層が極めて多く、その結果、政治も不安定でテロ組織の温床になっている ・・・ こんな印象があります。 > あなたは経済のパイが縮小していった場合、若者、それも優秀な人々が外国に逃げ出していくということをまったく前提としていませんね。 人口が今のままで経済のパイだけ縮小していけば、おっしゃるような事態になると思いますが、極端な話、人口が今の10分の1で経済のパイも今の10分の1になれば、別に問題無いのでは? と感じています。 要は人口が激減するわけですから、外国に職を求める人間もいない ・・・ こんな感じになるのではないでしょうか? 人口が減る → 経済規模が縮小する → 税収が減り、国家の基盤が損なわれる ・・・ 財務省や厚労省の官僚たちの説明を聞くと、「なるほど」と思うのですが、では外国はどうしているのか? と考えると、どうも疑問だらけになります。
- qualheart
- ベストアンサー率41% (1451/3486)
おっしゃるとおりだと思いますよ。 少子化が問題だというのは、あくまで現在の日本社会を基盤とした考え方です。 もちろん彼らが言うように少子化を防止することはひとつの解決策にはなりますが、ご質問者様が言うように北欧に習って少子化にあった方向に社会を変えるのもまたひとつの解決策です。 ただ、社会の方向を変えるのは一時的にかなりの負担を生じます。 例えば、年金を積み立て方式にするにしても、今から年金の積み立てを開始する人は良いですが、すでに年金を払っている人や既に年金をもらっている人たちに、相応の年金を支給するための財源が必要になります。 一時的に負担増になってしまいますし、経済の更なる低迷も予想されます。政府としては取りにくい対策であることは確かです。 確かにフィンランドやスウェーデンは良い模範になるでしょうが、実際このような国と同じことをしようというのは難しいのでしょうね。 やはり痛みは伴うと思いますし、かなりの時間がかかると思います。フィンランドのようにNOKIAとLinuxだけで国を支えられるかというと、さすがに日本はそこまで小さくはないですし・・・ 今までの日本の生活基盤を捨て、一旦どん底まで落ちても良いという考えであれば、北欧に習った国作りを一から始めるのも良いと思います。それなら少子化はそれほど問題にはならないと思います。 ただ、国民はそう思ってないのでは? やっぱり今の生活水準を維持したいと思いますから、そうなると結局北欧に習った国作りをするより、現在の社会体制を建て直す方を選んでしまうんだと思います。 そのためには少子化はかなりの弊害になるので、少子化は問題だという話になると思います。 ご参考まで。
お礼
有難うございました。 なるほど、多くの日本人には覚悟が足りないという事なのですね。 少子化の問題に限らず、900兆円もの借財がありながら、一向に景気は回復しないし、就職率も低い水準を維持し、雇用保険の総支給額もうなぎ上り、健康保険も年金制度もパンク、自治体の財政も破綻状態 ・・・ どうなんでしょう、日本はもう一度「維新」を起こす必要があるのではないでしょうか。 そして、「日本をどのような国にするのか? 今までのように大人口の大国主義でいくのか、それともその反対を目指すのか?」という議論を徹底的に尽くし、そして国民の合意を得た上で根底から国の体制をドラスチックに入れ替える。 もちろん、多少の摩擦や痛みは覚悟のうえ ・・・ やっぱり夢でしょうか?
- morino-kon
- ベストアンサー率46% (4176/8936)
私も、日本は狭い国土に、平地部分は僅かですから、人口が半分になっても問題ないと思っています。 働く年齢の人が、多くの老人を支えなくてはならないから・・・? 昔は、50歳で定年、なんて職場もありました。 今は60歳過ぎてもまだまだ働けます。 引退して年金を受け取ってもかまわないでしょうが、昔の老人よりも元気に働ける年令は上がってます。 65歳を一旦の定年とし、老人パワーを活用すれば、問題ないと思います。 活発に動き回る仕事でなくても、苦情相談や、料理、専門を生かした仕事はまだまだ出来ます。 学校でも、教室で教える先生の他に、もう一人補助をおくというところもありますし。 今中年オバさんの私が子供の頃、 「日本の人口が一億を超えました。 これから先、人口増加が問題です。」 などと、言われていました。 今度は減ってきたからって、いちいち騒がなくてもよいのでは。 同じ方向に進み続けず、修正する能力はあると思います。 若い人が就職できて、生活が安定すれば、子供も増えてくると思います。 景気が悪いから、ダメ・・・? 今の親が亡くなり、子供が相続する頃になると、一組の夫婦が、両方の親の資産を相続するようになります。 自分たちの収入す少なくても、家を二軒分相続すると、結構楽になります。
お礼
有難うございました。 私は、日本の場合、人口減少より人口増加の方が危ない状態になるように感じています。 住宅問題、食料問題、環境に及ぼす悪影響、ゴミ問題、就職問題、 ・・・ 数え上げれば、人口増加に伴う弊害って腐るほどあります。 考えれば、100年前の日本って今の半分程度しかいなかったのではないでしょうか。 そのもう一つ前の時代の江戸では、人口がたった100万程度で「世界一の大都市だった」という説明を聞いた事があります。 やはり政策が悪いのでしょうね。 おっしゃるように65歳くらいまでは現役世代として認識して良いのではないでしょうか。 無論、給与はダウンされるとしても、年をとっても働き続けるというのは健康にも良いでしょうし、収入がある分、年金の支給額もダウンしても大丈夫になるでしょうし、なぜ政府はこの辺にメスを入れないのでしょうね? 老人対策を全く手付かずの状態にしながら、若い世代に「産めよ! 増やせよ!」 と言ったって、逆に、誰がそんな口車に乗るか! という事でしょうね。 私が親でも、何の関係も無い今の年寄り連中を食わせるために自分の子供が犠牲になるなんて、絶対に許せないと思うはずです。
その通りです。 問題はご指摘の世代間扶養を前提とした年金制度のせいです。 ご老人は自分達が日本を支えてきたと自負していますから (実際は膨大な国債でレバレッジ最大の経済ギャンブルしてただけ。バブルが崩壊して大赤字) 既得権益を持っている連中が容易にそれを手放そうとしないのは当然の思考でしょう。 それと、これにあわせて国債の自転車操業もそうですね。 10年国債ってのは要するに、10年後に借金を返すよってことですよね。 で、この返済にさらに国債をもってあてる。こんなことをしてきたせいです。 だから今、日本国の富の8割を握っているとされる老人方が 国債をチャラにして、自分達の生活は自分達で賄えば、 これから生まれてくる子供はまったくもって負担がありませんから、 総人口が多かろうが少なかろうが関係がありませんね。 ただ別の視点で少し見てみますと、 日本は残念ながら島国のちっさい社会です。 日本語で発行された商品の消費者の大半は日本人だということになります。 ということは、日本人が多いほど、内需の上限が上がるということになりますし、 規模の経済が効くってことですね。 10000人に1人売れる商品があったとして 母数が1億人だったら10000個売れる。 母数が1000万人だったら1000個しか売れない。 そうすると外貨を稼ぐしかない。 経済の規模自体が縮小してしまう。経済の規模は金融の信用創造につながる。 GDPに影響する、株価に影響する、物価に反映されるそんな感じでしょうか。 すると海外は何やってるかというと、 アメリカはともかくユーロなんかは、複数の国向けの商品を作るわけです。 地続きですからそのハードルが低いということもありますから。 逆に言うと、現在の日本は中途半端に1億人とか人口があるからこそ、 日本でそこそこ売れた程度で満足してしまう人ばっかりなんですよ。 メーカーにしろ芸人にしろアーティストにしろ。 そういう意味で、成長が鈍化してるってのはあるかもしれませんね。 だから本来は変わらなければならない。 でも変わりたくない既得権益を守りたい老人達は、 この狭い社会だけでなんとか安定した生活を成り立たせたい。 =若者よ産めよ増やせよ そして私を世話しなさい
お礼
有難うございました。 なるほど、想像していたように、高齢者の存在が大きいわけですね。 先の方に対するコメントでも述べたのですが、なぜか日本では「高齢者=社会的弱者」という捉え方に偏っていると感じています。 本来の日本人は、若い内から毎日コツコツと老後の蓄えをしているわけですから、「年金以外に生活費が無い」状態なんてあり得ないはずです。 よくメディアで紹介される、「可哀相な老人」の姿を見るたびに、「この人は一体今まで何をしてきたのか?」という疑問を感じて仕方ありません。 無論、全員が幸福な生活を送っているわけではありませんが、こういった極めて特殊な人を対象にして国家の政策が決められてきたのが間違いの元だったのでしょうね。 でも、政治家がこういう正論を主張すると選挙で落ちるわけですよね。 もう日本は救いようが無いという事なのでしょうね。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
若者が支える年寄りが多いから問題なのです。バランスの問題です。お年寄りは薬など医療関係にお金がつぎ込まれています。生きているのですから食事もします。生産しないで消費だけの存在です。 子供も同様ですが、将来的に労働力となります。お年寄りは今までの労働力の蓄えもありますが、残念ながら国が浪費して蓄えがあまりありません。 この不足分と自分たちの蓄えを同時に進めないといけないのです。一人で多くのお年寄りを養えるのか?という状態に悪化したのです。 この一人分の負担を減らす意味もあります。 それと労働力の減少です。若い労働力が減れば不足分を海外に依存することになります。当然外国人が多数日本に入ることも意味します。それが受け入れることが出来ない人々も居ます。 海外に依存することは、技術なども流出する恐れが出てきます。ようするに簡単にまねをされるという事態に陥ります。 国を守る事がどんどん困難になるのです。単なる人口の数ではありません。バランスなんです。 人口ピラミッドがコマの形ではいずれ倒れます。だからこそ少子化をまず考え底辺を強くしたいのです。 と、私の考えです。
お礼
有難うございました。 ご回答を拝見して、要は「行過ぎた老人福祉」が問題になっているのでは? と感じました。 日本では、いつの間にか、高齢者=社会的弱者という間違った(?)構造が出来上がっています。 高齢者層の票が欲しい自民党政府が今のような構造にしてしまったのですが、本来は、老後の事を考えて若いうちから毎日コツコツと蓄えをしているはずですので、高齢者ほど富裕層になるはずです。 これが日本人の美徳だったはずです。 メディアが報道するとおりだとすれば、今の高齢者は、まるで「若い内から受け取った給料は貯金などしないで、全部、パーッと使ってしまっ人たち」のように見えます。 それでも、年金を積み立て方式に改める事により、かなりの部分は改善されるのではないでしょうか? それと、若年労働者の減少の問題ですが、では北欧ではどうしているのか? という疑問が生じてきました。 イメージどおりだとすれば、北欧の方が高齢者対策に回る(一人当たりの)予算は日本より多いと思いますし、人口も日本の10分の1以下の国ですから、もっと深刻になるはずなのですが ・・・
お礼
有難うございました。 フムフムと頷きながら読ませて頂きました。 おっしゃるように、今までの日本は右肩上がりを前提とした国作りに専念してきたように思います。 高速道路や地方空港などの社会インフラの整備や、今では破綻をきたしている年金制度や健保など、人口が永遠に増加し続ける事を前提とした政策だったと思います。 そのため、途中で人口増加が頭打ちとなり、逆に減少方向に行った時、時の政治家や官僚たちは「このままではダメになる、もっと子供を産めよ、増やせよ」と国民を煽りだしたわけです。 また、メディアも何の考えもなく、「どうやって少子化問題を解決するか?」などと政府の口車に乗って国民を一定の方向に導いているように思います。 私も国土面積や天然資源の埋蔵量、それに自然環境などで、その国の適正な人口が決められるように思います。 日本の場合、原油や食料の輸入量などを考えると明らかに人口過多でしょうね。 個人的には、もっと少子化が進めば良いと考えています。