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ケー二スバルグの橋の問題(一筆書き)
以前、他の方が、聞いてましたが、もっと具体的にケー二スバルグの橋の問題(一筆書き)を。 (1) 連結な平面グラフの各頂点が偶数個の辺に隣接している⇒ 連結な平面グラフは、同一の始点・終点を持つように一筆書き可能である。 (2) 連結な平面グラフのちょうど2つの頂点が奇数個の辺に隣接し、残りのすべての頂点は、偶数個の辺に隣接している⇒連結な平面グラフは異なる始点・終点をもつように一筆書き可能 (1)、(2)をそれぞれ、数学的帰納法を用いて、証明したいんです。自分でやってみたんですが、うまくいかないんです。 力を貸して頂けないでしょうか? どなたか教えていただけないでしょうか?
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- graphaffine
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既に解答は出ていますが、何故かまだ締め切られていないので追加説明です。 証明では、平面グラフの条件は何も使っていませんよね。 要するに、問題の条件に平面性は不要です。 逆に、この条件を削る事により、この問題が幾何学の 範疇でなく組合せ理論の問題である事がはっきりしますね。 あと、証明の本質は連結性の扱いなのでそこがきちんと 処理されていないと証明としては不十分ですね。
- kony0
- ベストアンサー率36% (175/474)
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=525286 で言っていたことで、概ねあってると思っています。 命題1(n):枝数がn本であり、どの節点も偶節点である連結な平面グラフ⇒任意の1点を始点・終点に持つように一筆書き可能 命題2(n);枝数がn本であり、ちょうど2つの節点が奇節点であり、残りがすべて偶節点である連結な平面グラフ⇒奇節点の一方を始点、他方を終点に持つように一筆書き可能 と定義します。 1. 命題1(1)、命題2(1)とも真なのは自明。 2. n≦kのとき、命題1(n)、命題2(n)が真であると仮定。 このとき、命題1(k+1)、命題2(k+1)が真であることを示します。 (2-1. 命題1(k+1)が成立する証明) 「枝数がk+1本であり、どの節点も偶節点である連結な平面グラフ」を考え、その任意の枝を1本取り除くと、 「枝数がk本であり、ちょうど2つの節点が奇節点であり、残りがすべて偶節点である連結な平面グラフ」になります。 (連結性は、奇点定理から言えると思います。) →命題2(k)が真であることから、命題1(k+1)が真であるといえます。 (2-2. 命題2(k+1)が成立する証明) 「枝数がk+1本であり、ちょうど2つの節点が奇節点であり、残りがすべて偶節点である連結な平面グラフG」を考え、2つあるうちのいずれかの奇節点vと接続する任意の枝eを取り除きます。 2-2-1. 枝eの他端v'が偶節点で、G-eが連結の場合 →vが偶節点、v'が奇節点となり、命題2(k)の仮定に収まるのでOK。 2-2-2. 枝eの他端v'が奇節点で、G-eが連結の場合 →vが偶節点、v'が偶節点となり、命題1(k)の仮定に収まるのでOK。 2-2-3. 枝eの他端v'が偶節点で、G-eが連結でない場合 →vが偶節点、v'が奇節点となり、グラフは2つにカットされます。ここで、Gのv以外の奇節点v''はv'と同じ側にあるようです。(奇点定理) そうすれば、vを含む側は命題1よりvを始点、終点とする一筆書きができ、v''を含む側は命題2よりv'を始点、v''を終点とする一筆書きが可能であることから、証明できます。 2-2-4. 枝eの他端v'が奇節点で、G-eが連結でない場合 →vが偶節点、v'が偶節点となり、グラフは2つにカットされます。 命題1より、vを含む側はvを始点・終点とする一筆書き可能、v'を含む側はv'を始点・終点とする一筆書き可能であることから、証明できます。 3. ということで、証明終わり。 奇点定理については、こちら。http://plaza16.mbn.or.jp/~graph_puzzle/1no1.htm ・・・といいながら、結構適当な思いつきなので、詳細自信なしです。考え方は汲み取っていただければ・・・
- fushigichan
- ベストアンサー率40% (4040/9937)
#2です。ちょっとタイプミス発見しました。 >ak+1→ai+1→ak+1→ai+2→ak+1→・・・ と繰り返していくと、(ai+1とak+1の間はti+2往復、 ai+2とak+1の間は、ti+2往復する、という風に考えるとよい) aiとak+1との間は、ti+1往復でした。 ak+1から、線が出ている頂点まで、それぞれ往復して 最終的には、aiへ戻るという経路が考えられますよね。 ak+1から、ai+1,ai+2,・・・ai+jへは 偶数本の線が出ているので、順番は問いません。 ai→ak+1のあとは、 ak+1→ai+j→ak+1→・・・ のように往復していってもいいですね。
- fushigichan
- ベストアンサー率40% (4040/9937)
pirpiro1さん、こんにちは。 ケーニヒスブルグの橋の問題は有名ですね。 この問題を「解けない」と最初に解明したのは、 18世紀ドイツの数学者、オイラーでした。 さて、 (1) 連結な平面グラフの各頂点が偶数個の辺に隣接している⇒ 連結な平面グラフは、同一の始点・終点を持つように一筆書き可能である。 この証明は、かなり難しそうですが、やってみます。 1) まず、1点では一筆書きとは言わないので、最低2点が必要です。 n=2のとき、頂点a1,a2があるとする。 それぞれの頂点から、偶数本の線が出ているとする。 a1から出ている線の数をp(a1) a2から出ている線の数をp(a2)とすると、 p(a1)=p(a2)=2m(偶数)であるはずである。 このとき、a1を始点とすると、a1→a2→a1というのを m回繰り返すと、始点a1に戻り、一筆書き完了。 2) 異なる頂点 a1,a2,a3,・・・ak があって、それぞれ偶数本の線 p(a1),p(a2),・・・,p(ak)本の線が出ているとする。 さらに、{a1,a2,a3,・・・,ak}=Hkとすると、 図形Hkは一筆書き可能だと仮定する。 3) 今、上の一筆書き可能な点k個の集合 Hk={a1,a2,・・・,ak} と、さらにもう1点ak+1をとり、 ak+1からは、それぞれの点に対して、偶数本の線が引かれているものとする。 このとき、 Hk+1={a1,a2,・・・,ak,ak+1} が一筆書き可能であることを言えればよい。 さて、今、ak+1から、線が出ている先の頂点を ai,ai+1,・・・ai+j とおくことができる。 仮定より、 p(ak+1)=2m[k+1]←ある偶数 であって、 p(ai)+p(ai+1)+・・・+p(ai+j)=p(ak+1)=2m[k+1] となっているはずである。 aiからak+1に出ている線の本数を2ti本とする。 ai+1からak+1に出ている線の本数を2ti+1とする。 ・・・ ai+jからak+1に出ている線の本数を2ti+j本とすると、 2ti+2ti+1+・・+2ti+j=2m[k+1] さて、図形Hk(k個の、それぞれ偶数本の線が出ている点の集合) は、一筆書き可能であったから、その中の点aiを始点として、一筆書き可能である。 このとき、1)2)より、終点もまたaiとなっている。 さらに、そこから ai→ak+1と行って、そこからは、 ak+1→ai+1→ak+1→ai+2→ak+1→・・・ と繰り返していくと、(ai+1とak+1の間はti+2往復、 ai+2とak+1の間は、ti+2往復する、という風に考えるとよい) 最終的に →ak+1→ai となって、aiが終点で終わることは、想像できる。 よって、n=k+1のときも、 集合Hk+1={a1,a2,・・・ak,ak+1} は一筆書き可能である。 1)2)3)より、全てのn≧2の自然数nについて、 n個の点(それぞれ偶数本の線が出ている)は一筆書き可能であることが証明された。 のように証明できるのではないかなあ・・・と思います。 かなり、やっかいですね。 (2)は奇数点がありますので、ちょっと難しいですね。 しかし、奇数点はただ2つしかないと、一筆書きできませんから それぞれの奇数点が、始点、終点となっていることは、予想がつくと思います。 このことから、証明を考えていけばいいと思います。 ご参考になればうれしいです。頑張ってください。
- Mell-Lily
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グラフ理論ですね。検索エンジンで、検索を掛けてみますと、結構、ヒットします。 ・点と線の部屋 http://plaza16.mbn.or.jp/~graph_puzzle/index.html ・グラフ理論の探求 一部第五章 http://plaza16.mbn.or.jp/~graph_puzzle/1no5.htm
補足
すいません。2のほうも((2) 連結な平面グラフのちょうど2つの頂点が奇数個の辺に隣接し、残りのすべての頂点は、偶数個の辺に隣接している⇒連結な平面グラフは異なる始点・終点をもつように一筆書き可能)掲載していただけないでしょうか? おねがいします。