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中央海嶺 ホットスポット
中央海嶺 ホットスポット 初歩的な質問かもしれません 火山の存在する場所として 中央海嶺 ホットスポット 島弧 があげられますよね。 そこで中央海嶺とホットスポットの違いがわからないのです。(島弧はわかります。) 中央海嶺の下にもホットスポットがあるから火山がある、だから中央海嶺とホットスポットって同じではないのでしょうか。 馬鹿な質問かも知れませんがご回答お願いします
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地球の表面は十数枚の「プレート」という岩石の板に分かれています。 http://image.blog.livedoor.jp/doorkichi/imgs/c/0/c0623492.png そしてこのプレートがお互いにぶつかったりこすれたりするところで地震や火山が生じます。 日本付近では4枚のプレートがぶつかり合っており、島弧を形成していますね。ここでは、一つのプレートが他のプレートとぶつかり合い、一方が他方の下へもぐり込んだりしています。このプレート同士のこすれ合いの結果、日本では地震や火山が多いのです。 また、大西洋の真ん中では、例えば南アメリカプレート・北アメリカプレートとアフリカプレートが接していますが、これらのプレートはお互いに遠ざかっています。このため、プレートが遠ざかったところにすき間ができるので、この境目に地球の内部のマントルからのマグマが出てきて盛り上がり、中央海嶺を形成します。 ホットスポットは、プレートの境界ではありません。代表的なハワイでいうと、太平洋プレートの真ん中あたりにあります。この部分では、プレートの下に何らかの原因で高熱になっていると考えられています。ここから生じるマグマによって火山島が形成されます。 プレートは動くので、ホットスポットによってできる火山島は、列を形成します。ハワイ諸島はこのようにしてできているようです。 まとめますと、 島弧:プレートがぶつかり合うところ 中央海嶺:プレートが遠ざかるところ ホットスポット:プレートの動きとは無関係に高熱になっているところ ということになります。
お礼
本当にありがとうございます!! すごく疑問に思っていて質問したのですがなかなか回答して頂けず、もう無理かな。と思っていました。 とてもわかりやすい説明どうもありがとうございました。とても勉強になりました!