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整数論における記号と性質
- 整数論において、整数aとbに対して「a // b」という記号が存在するかどうかについて調べました。
- 整数論において、素因数を掛け合わせて整数を作ることは、ベクトル空間の直交基底に似ています。
- 整数論における主要な記号として、「互いに素」を表す記号「a ⊥ b」や「整数aが整数bの約数である」を表す記号「a | b」などがあります。
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>aとbをそこでいう素因数を基底とした「ベクトル表示」したときに、aの係数とbの係数がちょうど整数倍になっているとき、 そのページは有理数について考えているわけですが、 整数にかぎってしまうと、この定義だと a//b ⇔ a|b または b|a というあんまりおもしろくない関係になりますね。
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- rabbit_cat
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a//b こんな記号は一般的には使われてはいないでしょうが。 その参考ページのちょっとしたに 「2005-04-11 09:58:01 - 素数を基底とした無限次元のベクトル空間」 という項があります。 a//b は、aとbをそこでいう素因数を基底とした「ベクトル表示」したときに、aの係数とbの係数がちょうど整数倍になっているとき、とすればとりあえずはそれっぽいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >素数を基底とした無限次元のベクトル空間 参考ページに拠って定義されたベクトル空間では更に、以下の事が言えると思います。 符号ビット、素数を底とした指数関数(これ自体がベクトル、つまり基底) →1次独立 素数以外の数の底の指数関数が混ざっている →1次従属 無理矢理記号で表すと、 1次結合Σ_{i=1}^n(k_i×v_i)が1次独立⇔⊥_{i=1}^n(k_i×v_i) 1次結合Σ_{i=1}^n(k_i×v_i)が1次従属⇔//_{i=1}^n(k_i×v_i) と、表す事が出来ると思うのです。拠って、既約余剰類群は、 (Z/mZ)^⊥ と表すべきであり、約数で在る事は、a|bでは無く、 a//b と表しても良さそうだと思いました。
- Knotopolog
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整数論には詳しくありませんが,記号に関する悩みが共通していますので投稿しました. http://www.hyuki.com/dig/relprime.html にこだわる必要はないと思います. 数学辞典 第四版では,p.184 に, 既約剰余類群が,(Z/mZ)^* で表示されています.また, 既約剰余類は,(Z/mZ)^× で表示されています. a // b と言う記号は数学辞典 第四版にはありません. 釈迦に説法かも知れませんが,数学では記号の使い方は自由です. しかし,私は以下の事に留意して,論文を書くようにしています. (1),習慣として使われているものを,なるべく使う. (2),新しい記号を使う場合は,明確な記号の定義をして使う. 上記は当たり前のことですが,私の関係している結び目理論の分野でも,同じ意味の記号を 論文の著者により,それぞれ,◎ や *^{-1} や *^{⌒} のように異なった使い方をします. その分野で使われる記号を極力つかいますが,どうしても気に入らない記号があります. その場合は,遠慮無く新しい記号を使います. 文献や論文を読む人は一般に,これを嫌いますが仕方ありません. また,あまりにも不適切な記号というのもあります.これは,やはり,論文や本を書く人のセンスですから,仕方のない事に属すのでしょう. とりとめのない事を書いて時間を取らせましたが,お許し下さい.
お礼
ご返答ありがとうございます。 極端な話、定義( := 及び =^def )を使って明記してしまえば良いと言う事ですね。 それでは他の記号については言及せずに、純粋にタイトルの議題のみ聞いて、後 1~2件の回答が集まれば締め切っても良さそうです。
- koko_u_u
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>整数論に於ける主要な記号を列挙して頂けると幸いです。 記号を列挙することにどのような意味があるのか補足にどうぞ。
補足
ただ「記号を列挙」というのもキリが無いので... 質問に掲げたのを思い出していただいて、幾何学で使われている記号で、実は整数論でも 使われている。それはかくかくしかじか…と言う理由が在るからだ。と言うような物を 知っているものを、あまり多すぎるのも本題と反れるので、補足的に1、2ヶ挙げて頂ければ、 と思います。 実は、「既約余剰類群」の記号をどう表そうと悩んでいて、大多数は、 (Z/mZ)^× と成っているのですが、"×"は集合(群)に対し、「集合(群)から零元を除いた物」に使いたく、 既約余剰類群の条件は、整数mと代表元が、「互いに素」、つまり、代表元をiとすると、m⊥iと 書けるので、 (Z/mZ)^⊥ と書くべきだと思うのです。しかし、"⊥"の箇所を、"†"として、 (Z/mZ)^† と言うのも(ごく個人的ながら)捨てがたく、果たして、"⊥"と言う記号で「なければならない」 根拠がこの記号にあるのか、と言うのが、記号を列挙する個人的な理由です。それだけの理由 が無ければ、"†"として、「互いに素」も、m†iと書いてしまって、勝手に使用しようと思います。 飽くまでも本題はタイトルの通りなので悪しからず。
お礼
お礼が遅れて申し訳在りませんでした。 単純に、a//bは、a⊥bの否定と捉えて良さそうです。 既約剰余類群の件に就いても自分なりに答えを出したので、良かったら御覧下さい。