- ベストアンサー
クラウドとWebシステムとの違いはなんですか?
クラウドとWebシステムとの違いはなんですか? Webシステムはかなり前からありますよね。 ここのサイトもそうです。 私がここのサイトに書き込んだことは自宅のPCでも見れるし、職場のPCでも見れます。友達のPCでも見れますよね。 最近クラウドというものを良く聞きます。TVで説明してた番組もありました。 でも、よくわからないのです。 Webシステムと何が違うんですか? 何が同じで何が違うのですか? カテゴリはデジタルライフのが良かったのでしょうか? 技術的ご説明も出てくるかと、こちらの方にしました。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
wakaba2010さんがおっしゃっているとおり、 ・クラウドは「ハードウェアを仮想化したもの」 ・Webシステムは「ブラウザでアプリケーションを使うための仕組み」 で良いと思います。 ●現在のシステム 会計、経理、人事など、業務ごとにサーバーとストレージを準備し、ブラウザから利用できるしくみ(Webシステム)や、専用プログラムから利用できる仕組みを持たせています。 ●クラウドのシステム サーバーとストレージを仮想化し、数百台のサーバーとストレージを「一つの巨大なサーバー」として扱います。 会計、経理、人事等の業務に必要なリソースは必要なときに必要なだけ割り当てて使用します。 もちろん、ブラウザから利用できる仕組みを持たせてWebシステムとして使用することもできますし、専用プログラムから利用できる仕組みを持たせることもできます。 ●クラウド基盤を分割して提供するサービス 膨大なクラウド基盤をすべての企業が自前で持つのはコスト的に難しいので、大手ベンダーがクラウド基盤を分割して貸し出すサービスを提供しています。 仮想化したハードウェア上にOSを搭載して「仮想サーバー」として貸し出すサービスをPaaS、仮想サーバにアプリケーションを搭載して「アプリケーションの機能」を貸し出すサービスをSaaS/ASPといいます。 PaaSはレンタルサーバーと考えてください。レンタルサーバーとの違いはハードウェアが物理的なものか仮想サーバーかの違いだけです。 SaaS/ASPのクライアントはブラウザであることが多いため、クラウド=SaaS/ASP=Webシステムと誤解されることがありますが、本来はクラウドは基盤技術、Webシステムはアプリケーションの使い方であり別のものです。 おまけ ●クラウドと似ている「グリッド」 クラウドと似た考え方にグリッドがあります。グリッドも数百台のサーバーを「一つの巨大なサーバー」に見せる技術の一つです。 グリッドはどちらかというと「アプリケーションの性能を最大限引き出して、難しい計算をできるだけ短い時間でこなすこと」を目的としています。「今日の気象計算」の様に1回きりの用途であることが多いです。 ハードウェア的にはメモリとCPUを多用し、ディスクはほとんど使いません。 一方、クラウドは「業務に必要な性能を、平均的に長い間提供する」ことを目的としています。 会計処理は月末までに処理が終わればよく、トップスピード(たとえば数秒)で処理を終わらせるために膨大な投資をする必要はありません。それよりもメンテナンスがしやすく、簡単に運用できることが重視されます。 ハード的にはメモリ、CPU、ディスクをバランスよく使用します。
その他の回答 (2)
- wakaba2010
- ベストアンサー率47% (63/134)
「Webシステム」はソフトウェアの機能をブラウザで使えるような形態で実現したものです。カレンダーやスケジュール管理、写真などのアルバム管理とか最近ではOfficeのようなソフトをブラウザで使えるような形態での仕組みです。 「クラウド」は「Webシステムと異なります。クラウドの明確な定義は特に国内では現在無く、NISTの定義がよく引用されます。いつでもどこでもコンピュータ資源が柔軟で自由に使えること。課金は使っただけされる仕組みとされています。 クラウドの仕組みの中には、プラットホーム(コンピュータ、ネットワークの機能)とソフトウェア機能に大きく分かれると思います。利用者は主にソフトウェア機能部分に接することとなり、SaaSという言葉を良く耳にすると思います。 プラットフォームは「仮想化技術」が基本となり、サーバ、ストレージ、ネットワークなどさまざまのものが仮想化されて構成されます。 これらの資源は主にデータセンターで大規模に多数作られ、今でも増殖してリソースは無限大的に拡大して行っています。 このような基盤がクラウド基盤として実現されています。 「クラウド」にはパブリッククラウド(インターネットを介して共用のリソースを欲しい分だけ課金されて使う)、「プライベートクラウド」自社でクラウドの仕組みを設備を所有して構築し、社内の多部署で使うような形態があります。 双方にメリット・デメリットがあったり、クラウドそのものに向き不向きがあるので、将来的には、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス(自社の既存システム)のそれぞれを使ったハイブリッドな利用形態になると考えられています。
お礼
ありがとうございます。NISTでの定義はあるんですね。
データやアプリケーションがインターネットの介して提供されればクラウドです。 画面を持つクラウドの場合はほとんどWebだと思うので大体クラウド=Webだと思います。 仕組みとしてはこのサイトやSNSと同じでビジネスアプリケーションの場合にクラウドと呼ばれることが多いです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございました。