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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ダイオードの静特性についてお願いします。)

ダイオードの静特性について

このQ&Aのポイント
  • ダイオードの静特性についての要約文1
  • ダイオードの静特性についての要約文2
  • ダイオードの静特性についての要約文3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • inara
  • ベストアンサー率72% (293/404)
回答No.1

>計算値と実験値の値に大きな差が生じた原因 電圧-電流特性の電流の上がり方が違うのは、ダイオード方程式に直列抵抗の項が入っていないからでしょう。 測定したダイオードはダイオード方程式に従うような理想的な特性ではなく、添付図の左側の回路図のように、等価的に直列抵抗 Rs が入っているので、電圧-電流特性の電流の上昇がゆるやかになります。添付図の左下は直列抵抗が0(理想ダイオード)のときと、直列抵抗が25Ω(現実のダイオード)の電圧-電流特性の計算結果です。この計算は、添付図の空色の長方形で囲まれた式でできます(この式は電流 I を与えて電圧 V を求めるものです。ln は自然対数)。 実測した電圧-電流特性から直列抵抗 Rs の概略値は、添付図の左下のように、直線部分の電圧変化ΔVと電流変化ΔIの比から計算できます。実測データから、Rs は 25Ω くらいと推測されます。 実測データから飽和電流 I0 を求めるには、添付図の右下のように、電流の自然対数を縦軸とした電圧-電流特性を描き、電圧が0.6V未満の直線部分を延長した直線(破線)と縦軸が交わるところの電流値を読みます。図の赤色と緑色の特性は I0 = 7×10^(-14) A として計算したものですが、破線と縦軸の交点は 7×10^(-14) A あたりになっています。 熱電圧 VT は、右下の図の電圧が0.6V未満の直線部分の傾斜になります。縦軸が対数なので傾斜というのは直感的には分かりにくいですが、この直線部分の適当な2点(V1, I1)、(V2, I2)を使って次式で計算できます。    VT = ( V1 - V2 )/ln( I1/I2) --- (1) ちなみに、飽和電流 I0 も、この直線部分の適当な2点(V1, I1)、(V2, I2)を使って次式で計算できます。    I0 = I1/exp{ V1*ln( I1/I2)/( V1 - V2 ) } --- (2) 1S1588のSPICEデータはここ(http://www.madlabo.com/mad/edat/spice/ex2/index.htm)に出ていますが、    .model d1s1588 D( IS=3.4414e-11 N=1.33824 RS=12.3457 BV=145.077 IBV=23.471 NBV=302.287 CJO=2pF TT=2n) この IS が飽和電流(単位はA)、N が n値、RS が直列抵抗(単位Ω)になります。

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質問者

お礼

お礼遅れました とてもわかりやすい解説ありがとうございました。

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