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企業で研究職・開発職・技術・生産職などで就職される方の将来について

企業で研究職・開発職・技術・生産職などで就職される方の将来について 企業の研究職などにおいて、若い時はできるが、長い間できる仕事ではないような話を聞いたことがあるのですが、これは、仮に就職した場合、一生研究職としてやっていくのは難しいということなのでしょうか? また、他の開発職・技術職・生産職などに関してはどのような状況なのでしょうか? また、一生やっていくことができないのはなぜで、また、企業が倒産する以外に職を失うことになったりすることは結構あるものなのでしょうか?

みんなの回答

回答No.3

#1です。お礼の回答になります。 #2の方もコメントされていますが、通常は配属変えで研究以外に再配置されます。 実力ある人は研究を続けるために辞めて別の研究所に行く事もあるでしょう。 ですから、ある程度大きな企業では簡単に失職はしないと思いますが、事業仕分けの対象となるような独立系の研究所であればあるかもしれません。よくは知りませんが。

  • LB05
  • ベストアンサー率52% (593/1121)
回答No.2

 一部上場企業の研究部門や傘下の研究所を渡り歩きながら25年ほど食ってる者です。もっともワタシの場合ヘッドハンティングが多かったので、ちょっとフツーとは違う『企業の研究者』だとは思いますが。 >仮に就職した場合、一生研究職としてやっていくのは難しいということなのでしょうか?  そりゃ大変だぁ。ワタシ、定年まで15年切ってますが、するとそろそろ失業するのかな~??  なんちゃって、はっはっは。定年まで研究で食ってるヒトもちゃんといらっしゃいますよ。 ※ワタシはこのまま定年までやっていくつもりですが、ただ、もしかしたら御質問者様は大きな勘違いをされているのかも。  企業研究の多くでは、大学や公的研究機関の様な基礎研究止まりにはなかなかなりません。っと言いますか、基礎研究の後には応用研究が付いて回ります。(企業とは大発見をして世界中に自慢出来れば存在出来る組織ではありません。あくまでも製品や特許を売って儲けを出す組織です。)  そういった意味では、ノーベル賞を狙う様な原理・原則の解明・確立を企業で一生続けるのは不可能、どころか就職して働き出したらすぐに不可能になるでしょう。思い出して下さい。企業研究でノーベル賞を受賞された方の殆どは、その研究成果が製品に応用されたり実際に利用可能な評価手法として確立したりしています。決して論文や本だけの『ペーパーノーベル賞』ではありませんよ。 ※思い当たるフシがあるとすると・・・『長い間できる仕事ではない』というのは、ある年齢に達すると研究管理職となってしまい、自分の研究が持てなくなるという事ではないか?と。これも企業である以上、避けては通れない事です。  中には管理業務を拒否してショボショボ研究を続けているオッサン連中もいますが(実は自分もそう)、いわゆる『出世』を拒否するのは企業では不良社員であり、あまり強い立場には居られません。(端的に言って、研究成果に対する風当たりは段々強くなって行きます。また研究内容や方針に関し、室長・部長辺りまでは年齢がワタシと変わらない事もありなんとか説得出来たとしても、更にその上からの『ツルの一声』で研究方針がグルグル変わるなど日常茶飯事です。社内で何ら権力?を持たない一研究者ではどうにもなりません。)  この点でも、『企業では一生研究業務だけで食っていくのは困難』と言えるかもしれません。  っというワケで。 >開発職・技術職・生産職などに関してはどのような状況なのでしょうか?  実は、20年以上ずっと研究だけをやってきたワケではなく、一時期製品開発部門にいた事もありましたが、こちらは更に過酷?です。  製品開発組織は殆ど軍隊であり、統制の取れたタテ割り部隊です。実務経験が豊富な者は有無を言わせず管理職に登用されてしまい、一生に渡り実務担当、というのは研究以上に困難だと言えます。 >企業が倒産する以外に職を失うことになったりすることは結構あるものなのでしょうか?  う~ん、これは企業によります、という回答になるかな~?  日本も成果主義になったから成果が上げられない者は容赦無く排除される、っというのは世間でよく言われている事で・・・今後どうなっていくか?は何とも言えませんが、少なくとも自分がいる業界では、現時点では『成果が上げられない者はクビ』という事は考え難いです。  日本の成果主義は欧米とは違います。日本の企業の人事部は、未だに転職者に対して職歴を検討する前に年齢でカットする風習があり(欧米の企業系研究ではそんな事はありません)、『たまたま予定の成果が上げられなかった』ぐらいでクビにしていては、すぐに経験豊富な人員が確保出来なくなってしまいます。  勿論、色々な事情で研究部門から他部門に『飛ばされる』ヒトはそれなりにいます。研究職に拘るならそれも『職を失う』事にはなるでしょうが、しかしそれは単なる異動であり、研究職に限らず他部門に異動するケースは、大きな企業では良くある事です。(本当の意味での失職とは違う、という事です。研究部門にいた以上、『研究者』と堂々と名乗って他の企業の研究職に転職しても一向に構いませんし。)

回答No.1

会社や業種によってかなり違いますから、メーカーの一般論として書きます。 大手メーカーの理系採用は修士が中心だと思います。また、その多くが研究職希望です。 一方会社としては研究職は少数精鋭で十分で、工場で工程や品質、コストその他に関わる技術職の方を多く配属する必要があります。 そのために理系採用をしている訳で、ここに大きなズレがあると思っています。 また研究職になったとしても事業環境や経営戦略によって大きく規模や方向性が左右されますので、与えられたテーマが波に乗ればずっと研究職かもしれませんし、撤退であれば他のテーマか配属替えがあります。工場に行くこともあるでしょうし、技術営業かもしれません。 また決められた期間に一定の成果を出さなければ研究者としてアウトでしょう。 そのプレッシャーに打ち勝ち、運良く与えられたテーマが事業方針に一致し、厳しい競争に生き残った一部の人が研究者として会社生活を終えるでしょう。 と書けばお先真っ暗のように聞こえますが、個人的な意見を言えば、学術的な研究と新商品開発の研究と工程改良の試行錯誤と、課題解決・発見という仕事と考えれば対象こそ違え、同じではないでしょうか。グレードの差はどこにあるのでしょうか。 ノーベル賞を狙っているのなら仕方ありませんが、多くの新入社員の落胆する姿を毎年見ると、指向が一つに向かいすぎているように感じています。 確かに大学は学究の府ですし、大学に残って研究している指導者達の価値観しか触れることはできないかもしれません。 メーカー企業の中で研究は重要ですが、多くある大切な仕事のひとつに過ぎないと私は思っています。 要は、大学内のスタンスと、会社というか社会需要とのニーズのギャップではないでしょうか。

tomato0509
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ちなみに研究の撤退などが行われた際には、研究職で働かれている方がリストラにあうことなどはありうるものなのでしょうか?

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