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Cubase AI4でVSTプラグインをたくさん使用するとアプリケーションがダウンしてしまう問題の解決方法
- Windows 7 32bitのCubase AI4でVSTプラグインをたくさん使用するとアプリケーションがクラッシュしてしまう問題について、解決方法を教えてください。
- Cubase AI4のバージョン4.5.2.274を使用している際に、問題イベント名APPCRASHが発生し、アプリケーションがクラッシュする現象が発生しています。
- お使いのPCはWindows 7 Home Premium 32bitで、CPUはCore2 duo 2.9GHz、RAMは4GBです。また、オーディオインターフェースとしてAudiogram3を使用しています。
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#1です。状況説明の補足が付いたので、やっとまともな回答ができます。 AI4は私も予備としてしか使わないのでフリーズがないとは思わなかった。すまんです。 で、使っているVSTインストがたとえ最大数以下とはいっても、これだけサンプラー系を使えばそりゃ飛びます。ってかVSTi全部サンプラーですよね?サンプラーって、音色を実メモリーに読み込んで発音するんですよ。 たとえば、Kontakt4は最低動作保障が1GBのRAM(実メモリー)ですし、Kore Playerも同じ。EZ Drummerは512MB、ProteusVXは512MBです。 いずれもこれらは「最低動作保障」するための必要メモリー量(カタログ公称値)です。「最低動作保障」とは単体で1音色を完全に発音させることができると言うくらいの意味です。当然音色をいっぱい読ませれば、また、複数使えばどんどんメモリー量は増えていきます。 実に上記だけで3GB行ってます。それに本体のAI4(最低動作512MB)を足すと3.5GBで、32ビットモードでの実用空きメモリーが約3.6~3.8GBと言うことを考えると、AI4にHalionを読ませていくほど空き容量がなくなるのはわかるでしょう。 さらに、瞬間的な同時動作(たとえば全トラックの再生など)に一気に負荷がかかるのは目に見えてます(たぶんここで作業領域が一気になくなってハングすると言うのが現状です)。 余談ですが、プロが音楽製作にMacを使うのはこの点が重要で、実メモリーをOSに依存することなく増やすことができるからです(実際OS依存はあるもののWindowsの比ではない)。 タスクマネージャーやVSTパフォーマンスメーターと言うのは、コンピューターが自動的にやりくりして稼いだメモリースペースを、実際にこれだけ使っているよというただの目安でしかありません。だから瞬間的な負荷や音声処理が立て込んで来た瞬間には、それらのメーターには移りませんし、それらのメーターを動かすことでさらに余計な負荷を与えていることになります。 だからこの場合は、まず各VSTiトラックをオーディオ化し、VSTiをはずしていくしかないでしょう。それでもHDDの転送速度やトラック数が多くなってくると固まってしまうので、そのときにまとめられるトラックをバウンスするというのが最善です。エフェクトなどは上手くバスを使って分散させるとか、同時にオーディオ化するとかしかないでしょう。 あとは安定させるために常駐ソフトを減らしたり、データのフラグメンテーションを取ったり、ある程度の努力は必要です。 がんばってください。
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- machongola
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こんばんは。 解決にならないかもしれませんが、取りあえず「KONTAKT4」でメモリ負担を減らす方法を書いておきます。 (1) ツールバーの「Options」->Optionダイアログの「Memory」を選択。 「Instrument preload buffer size」のチェックボックスにチェックを入れる。 「Override Instrument's preload size」を「6.00KB」に設定。 又は、 (2) ツールバーの「Options」->Optionダイアログの「Load/Import」を選択。 「Load instrument in "purged mode"(without loading samples into RAM)」のチェックボックスにチェックを入れる。 ライブラリ(*.nki/*.nkm)をロードする。 一回演奏させた後、「Multi Rack」の「Instrumentヘッダー(ロードした楽器のパネル)」上にある「Purge」メニューの「update sample pool」を選択。 これで演奏した部分に対応するサンプルデータのみが、メモリにロードされます。 (1)でもかなりの効果があります。およそ10倍近くの節約になります。 他のVSTはちょっとわかりませんが、こういった機能があるかもしれませんので、検索して見て下さい。
お礼
2つの方法を試してみましたが、確かにいくつか余分にVSTを立ち上げられるようになりました。 実際的な方法を教えてくださりありがとうございました。
- kenta58e2
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>10個しか使っていない私の曲はソフトの面では大丈夫だと思います。 もともと質問文にVST使用個数は全く書かれてなかったので、急に数出されて言い切れられてもこっちが困ってしまうのですが… ただ、スペックはあくまで「最大使用可能個数」なので、例えば動作が非常に重いVSTがあれば、最大使用個数に満たない段階で動作不安定になるのはよくある話です。 正規版でも、マシンパワーがそれほど高くない場合、10個も使わないうちに不安定になった…というのは、非常によくある話ですので。 (ちなみに、質問者の方の使用VSTに動作の重い物があるかどうかは、これも質問文で公開されてないので、現時点では私にはわかりませんが) 特に、データを実メモリに展開するタイプ(サンプラーVSTなど)であれば、DAWのパフォーマンスメーター等の「監視範囲外」で大量のマシンパワーを喰うので、DAWのメーター類はほとんど消費してないのに、マシン的には限界を超えるということもよくありますしね。
お礼
>もともと質問文にVST使用個数は全く書かれてなかったので、急に数出されて言い切れられてもこっちが困ってしまうのですが… すいません、最初から書いておくべきでした。 サンプラー系はメーターで見えないところでもメモリーを大量に消費していたんですね。 今回のことで、メーターやタスクマネジャーで見えていなくてもリソースは消費されているということが分かり、いい勉強になりました。 ありがとうございます。
- kenta58e2
- ベストアンサー率74% (2483/3311)
そもそもAI4バージョンが、VST使用数に制限がありますからね。 AI4はバンドル専用の「機能縮小版」なので。 http://japan.steinberg.net/jp/products/legacy_products/cubase_studio_4/645.html 動画で大量のVSTインストゥルメントを立ち上げているのは、Cubaseの正規版だと思います。 もちろん、マシンパワーももっと高いものを使っているでしょう。
補足
一応AI4でもインストゥルメントが最大18個(インストゥルメントトラック16+VSTラック2)まで使えるので、10個しか使っていない私の曲はソフトの面では大丈夫だと思います。 VSTパフォーマンスのメーターも3分の1程度しか行っていないのでCPUも大丈夫だと思うのですが・・・ メモリーは最大の4GBを積んでいますので、やはり前の方が言われたとおり32bitOSの限界なんでしょうか? ちなみに使用しているVSTiは EZdrummer x1 Kontakt4 x1 Koreplayer x2 HalionOne x5 ProteusVX x1 VSTエフェクトは MonoDelay Limiter StereoEnhancer RoomWorksSE です。
- maruha_sa
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当たり前と言えば、当たり前です。 理由は、 >VSTプラグインをたくさん使用する からです。 いくらメモリーに余裕があってもそのメモリー内でのワークスペース(簡単に言うと作業処理用のメモリー)が圧迫されれば、作業できなくなりアプリは飛びます。1G強使っているのはあくまでもアプリが立ち上がるということだけ。VSTを使えば使うほど、見えないワークスペースがどんどん圧迫されていきます。 そんなにたくさん使うなら「フリーズ」を併用するのが常識です。 マニュアルをちゃんと読んでください。
お礼
そうだったのですか・・・ よく動画などで大量のVSTを立ち上げているのを見ているので、もっと立ち上げられるものかと思っていました。タスクマネジャーでは見えていないメモリーも使っているのですね。 Cubase AI4ではフリーズが出来ないので、バウンスしてみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
なるほど、サンプラー系のVSTiはそんなにメモリーを消費していたのですね。 実際的な数値を出していただき納得できました。 解決にはやはりオーディオ化していくしかないようですね。 解答するためにいろいろと調べてくださったみたいで、どうもありがとうございました。