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天文学に関連して下記3点を詳しく聞きたいのですが----。
天文学に関連して下記3点を詳しく聞きたいのですが----。 (1)"ビッグバン"というのはずばり何の現象でしょう? (2)"ブラックホール"と言うのは宇宙の何でしょうか? (3)冥王星は何故惑星から外れたのですか?「海王星の衛星と判断された。」とか「ただの岩だった。」とか聞きますが-----。
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ハッブルが宇宙を膨張しているのを見つけると ビックバン説が生まれます。 WMAPによる観測で宇宙背景放射であると決定されます。 また、これによって宇宙論パラメーターの正確な値が得られます。 正確な数値を得たお陰で 宇宙の年齢や大きさなどが判明(推定出来る)します。 これは最近の事です。 インフレーション理論とは、ビックバンを強く裏付ける理論です。 詳細な理論であり、矛盾が少なく支持者が多いのです。 ビックバンとは、現在の物理学で考えられる限界だと考えています。 これ以前の「時間」は実証がほぼ不可能か、難しいと思います。 原子は超重力下で原子崩壊を起こし、更に圧縮されます。 ここが物理学の限界です。 それ以降の、 虚数時間や、ホワイトホールなどは「有る。」「有り得ない。」と証明するのは難しいと思います。
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- 雪中庵(@psytex)
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#5の者です。 >このブラックホールでどれくらいの周辺の星や物質が吸い寄せられるのですか? たとえば、太陽がギュッと圧縮されてブラックホールになると、 地球は吸い込まれるでしょうか? 太陽が見えなくなりはしますが、質量は変わらない(密度が高くなるが)ので、 地球どころか、太陽のすぐ近くの水星さえ、今まで通りに公転します。 「光も吸い込まれて出られなくなる」領域の中に入れば「吸い込まれ」ますが、 その領域(シュバルツシルト半径)は、今の太陽よりずっと小さいので、 太陽がブラックホールになっても、何も変わらないのです(明るさ以外)。 ただ、「ブラックホールは見えない」けど、その周辺に星間ガスがあると、 その中での相互作用で公転速度を失ってどんどんシュバルツシルト半径の 中に落ち込んで行き、その時に重力ポテンシャルエネルギーが運動エネルギー に変わって、更にX線や紫外線といった高エネルギー輻射するとされ、 可視光線を発せずそうした輻射をする天体は既に発見されており、 ブラックホールだとされています。 また、銀河系の回転運動からの理論的な推論から、銀河系の中心には太陽の 数十億倍の質量のブラックホールがあると考えられています。 (そうすると、宇宙にある銀河の数が千億個で、それぞれが千億個の恒星の 集まりだから、その間の数だけブラックホールがあると考えられます)
お礼
そういうことなんですか----。有難うございました。 ちなみに初心者向けの天文サイトって何かご存知でしたら教えてください。読んでみます。
- Tacosan
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実際問題として, 当初の案では「2003UB313 (Eris) も惑星に含める」となっていたんですけどね>#7. 他の惑星 (水星~海王星) とは成り立ちが異なるということもあって, 最終的に外されてます.
お礼
了解しました。
- moritan2
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(3)について答えます。 冥王星が惑星から格下げされて準惑星になった理由は、エリスが発見された事が大きいと思います。 エリスは冥王星より大きいので、冥王星を惑星のままにしておくなら、エリスも惑星にせざるを得なくなります。しかし、今後エリスの他にも太陽系の中で冥王星より大きな天体が見つかる可能性は残っており、そうなったら惑星の数がさらに増えることになってしまいます。そのような事にならないように、冥王星は準惑星に格下げされました。
お礼
そういうことだったのですか---? 有難うございます。
- 雪中庵(@psytex)
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#4の者です。僕の説明は「ビッグバン」のものです。 ブラックホールは、ある物体の密度が非常に大きくなることで、 その引力から脱出するのに、宇宙最高速の光速でも不可能に なることです(光も出られないのだから当然「ブラック」)。 その質量には、決まってませんが、重力は加算されるので、 大きいものほど、密度が小さくてもブラックホール化します。 一般に言われる「ブラックホール」は、恒星が燃え尽きて内圧が 下がったり、最後に爆発したりして、重力的に圧縮されてできる もの(密度により、白色矮星>中性子星>ブラックホール)を 指しますが、実は物質の根源をなす超弦において「張力」を 発生するのは不確定性原理による量子重力=ブラックホールで、 また宇宙の希薄な密度でも全宇宙において空間は閉じている= ブラックホールであると言え、この宇宙は「中と外」がブラック ホールで閉ざされているのです。
お礼
ごめんなさい、ビッグバンの説明が前回の説明だったんですね。 今回はブラックホールの説明ですが、このブラックホールでどれくらいの周辺の星や物質が吸い寄せられるのですか?又宇宙にブラックホールはたくさんあるのですか?
- 雪中庵(@psytex)
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では、ビッグバンについて; 天体には、遠いものほど光の波長が伸びるドップラー効果 (赤方変異)が観察されており、比較的近くの、距離の分かる 天体からその膨張速度が推定され、今度はドップラー効果から 距離が推定されました。 その結果、その膨張速度から逆算すると、137億年前に、1点に 収束することが明らかになったのです。 また、それとは別に、アメリカの電話会社がアンテナのテスト 中に、空のどちらに向けても一定の雑音が入る事が分かり、 その波長が、ビッグバン直後の放射が、その光速に近い後退速度 によって電波程度の波長(2.7K)に間延びしたもの=実際に 「ビッグバンが見えている」ものである事が明らかとなりました。
お礼
???。 ちょっと良く分からないのですが、そのブラックホールは宇宙のかなり遠いところにあると言うことですね?
じゃあついでに二番も。 重い恒星が燃え尽きると、あとに非常に質量を持った天体が残ります。 質量が大きいほど重力も大きくなるので、光すらその重力を振り切れないという天体が出てきます。それがブラックホールです。 つまり、ブラックホールはその重力で全てを吸い込むのです。
お礼
分かったような分からないような----?よく読んでみます。
三番だけですけど。 冥王星の特徴としてあるのが 1、軌道が他の惑星と違い、大きく傾いていること。 2、大きさが月よりも小さいこと 以上の条件を持つ天体がゴロゴロ見つかったので、その中で冥王星だけを惑星とすることが適切ではないとされ、格下げされたのです。
お礼
なるほど。良く分かりました。
- ponman
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いずれも、検索したり文献を当たればそれなりの解を得られます。 その上で、具体的に腑に落ちない、理解できない所をピンポイントで質問されるが中吉。
お礼
そうですね。 ではブラックホールだけ。人に聞いたら「言い換えれば、超マイクロサイズの天体です。ただし、その質量は太陽の何十倍もある。」と言われたのですが、私は「宇宙内で何か吸い込まれる現象」と言う印象があったのでこんがらがって----。
お礼
有難うございました。天文は高等学校では理科の地学で主に触れますが、やはり物理学に近い世界ですね。