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日本語のアクセント
日本語のアクセント 私は韓国人です。日本語にもアクセントがあると分かっていますが、その類型を教えてください。 お願いします。 雨(あめ) 飴(あめ) 天(あめ) 編め(あめ)
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雨=高-低 飴=低-高 天=高-低 編め=高-低 ですが…これは共通語の場合で、関西方言ではまるで違います。 ところが関西人が関東へ行って「アメが降ってきた」と関西方言で言ったとしても、それはちゃんと通じます。関東であっても、だれも「飴が降ってきた」「天が降ってきた」なんて思いませんから。 それに類型って、どの単語がどのタイプか、ということでしょうか?そりゃあムリです。単語ごとに違う、としか言えません。 だから、そんなにアクセントを気にしなくていいんじゃないですか。中国語のピンインとは違うものですから。日本語では場面と一つ一つの音の並びで意味が決まります。
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- mide
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このスペースに全体像を描くことはできませんが,まず日本語のアクセントにはいろいろな方式があり,一般に共通語で使われるのは「東京式アクセント」です。 東京式アクセントでは,音韻的に各拍は高いか低いかであり,1拍目が高いと後はすべて低い 高低低… の形になります。「雨」「天」「編め」がこのアクセントです。これを数字で 1 と表します。 逆に1拍目が低いと,2拍目以降は高く, 低高… と続いて下がる直前の拍を「アクセント核」といい,そこが強く聞こえます。その位置を 2, 3 ,...等と表します。「花 2」,「うるさい 3」などです。 下がらずに次に来る助詞等まで高く発音する場合,アクセント核がないので「平板アクセント」ともいい 0 で表します。「飴」「鼻」などです。「花」と「鼻」は「はな」までは 低高 で同じなのですが,後ろに続く助詞の高低が違うことに注意してください。 よって n拍の語には n+1種類のアクセントのパターンがあります。 ただし,後ろに付く語によってアクセントが決まることもあります。たとえば「ぐらい」がつくとその前の名詞は 低高…となるので,「雨」は 高低 であっても「雨ぐらい」は 低高高低低 と変わり,「飴ぐらい」と同じになります。 三省堂書店の新明解国語辞典, 大辞林には見出し語にアクセントを表す上記の数字がついているので個々の語のアクセントが分かります。巻末に解説もあります。ネットでもこれらの国語辞典をひくと数字が表示されます。 その他,日本語の教本にも書いてあると思います。Wikipediaやネットの検索でも解説が見つかります。
日本語のアクセントは高いか低いかで表現します。 「あめ」の高い低いは#1の方のおっしゃる通りです。 類型とかは特にない感じです。 あえていうなら東京方言では「一つの単語にアクセントの滝は一個しか現れない」という法則があります。 「アクセントの滝」とは、高-低というアクセントの組み合わせのことです。 でも方言になると、この法則も通用しません。 それから、同じ単語でも前後する単語によってアクセントが変わることがあります。 「回答内容」というときの「内容」は「高低低低」ですが、単に「内容」というときは、「低高高高」です。「必須項目」の「項目」も同様です。 が、「投稿日時」の「日時」と、ただの「日時」のアクセントは全く一緒です。