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縦書き作文で「四○%」はだめ?
- 縦書き作文では数字を漢数字にしますが、タイトルにあるような「よんじゅう」を意味して「四○」と書くのは間違いで、「四十」が正しいという事であっているでしょうか。
- %はカタカナで「パーセント」と書くべきですか?国語便覧などを見てみましたが、これに関しては載っていませんでした。
- また、このあいだコペンハーゲンで開かれた会議(二酸化炭素排出などについて話し合われた)はCOP15と略されていますが、縦書き原稿用紙の場合、「15」の部分はどうなりますか?COPの一部なので一緒に横書きにすべきと思うのですが、何マスでしょうか?
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一般的に、縦書きで漢数字を書く場合、百分比は単位語(十、百など)を入れないようです。 理由としては、小数点以下の表記に困るからだと、先輩編集者に聞きました。 たとえば「42.38%」の場合、「四十二・三八%」と書くと、何か変な感じがしませんか。こう書く人もいらしゃいますが、「四二・三八%」の方がよく見かけるような気がします。 先輩編集者は大手新聞社の記者から編集者になった人ですので、新聞の表記はたぶん単位語のない表記になっていると思います。 ということで、質問者さんが書いておられる「四〇%」の方が一般的な表記の仕方だと思います。 それから「%」にするか「パーセント」にするかですが、これは作文の内容によると思います。 いくつかのデータを並べて比較する場合、「パーセント」を使うと冗長になってしまい、読みとりにくくなるように思います。 一般に、データの羅列や、文中に何度も百分比を示す時には「%」が使われている場合が多いと思います。 そうではなく、文章の中に少しだけ、ちょっとした比率を示したり、概数を示したりする場合、たとえば「この町の人口におけるお年寄りの比率は六〇パーセント以上です」みたいな場合は「パーセント」でもいいように思います。 このあたりは感覚的なものだと思います。 あと「COP15」についてですが、ちょっと悩ましいですね。「WHO」などの略称であれば、 W H O という書き方をします(1マスに一文字ずつ入れた縦書き)。これに倣えば、 C O P 1 5 になるのでしょうが、ちょっと分かりにくい感じがします。 かといって、 C O P 15 としてしまっていいものかどうか。 いっそのこと、全部横書きで「COP15」と1マスに二文字入れる形にされては如何でしょう。 「COP15」が何度も出てくるようなら、私なら半角横書きに、1回や2回程度だったら、全角縦書きの「COP15」にすると思います。 どうしても迷うなら、「COP15」が話題になっていた頃の新聞を見て、それに従った書き方をするという方法もあると思います。 その作文は、会社や学校などに提出するものでしょうか。 だとしたら、独特の書き方や基準があったりしますから、上司や先生、先輩などに聞いてみた方がいいかもしれません。 あと、“原稿用紙の使い方”“レポートの書き方”などの書籍が多数出ていますから、そのようなものを参考にされるといいと思います。 また、ネット上にもたくさんあるようですが、ネット上のものは玉石混淆だと思うので、複数、比較してみて、ご自身に合った使い方をされたらいいと思います。 あんまりきちんとした回答ではありませんが、参考になりましたら。