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瞠目反・文学賞の候補作
昔島田雅彦氏の発案で、芥川賞などの既成の文学賞へのアンチテーゼとして、 「瞠目反・文学賞」という文学賞が設けられたことがあります。 選考会は会場に観客を集め、公開イベント形式でおこなわれました。 受賞作は奥泉光氏の『ノヴァーリスの引用』でした。 この文学賞はこの1回きりで終了しました。 さて質問です。 受賞作以外に「瞠目反・文学賞」の候補に上がっていた作品を教えていただけませんでしょうか。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
こんな文学賞があったんですね。 興味があって検索してみたら、次のような本がありました。 http://www.milbooks.com/shop/detail.php?code=BK070940 この目次の中に「これが「瞠目反・文学賞」候補作だ!」とありますから、ここに書かれているのではないでしょうか。 近くの図書館の蔵書を調べてみましたがなかったので、内容確認まではできなかったのですが。 他に回答がないようなので、書き込んでみました。 直接の回答でなくてすみません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなんです。 島田氏は当時毎日新聞に「瞠目新聞」という連載をしていまして、「瞠目反・文学賞」はその企画の一つでした。 その連載をまとめたのがSamantabhaさんがお挙げになっている本『瞠目新聞』なのです。 ですからこれを読めば候補作もわかるはずなのですが、残念ながら絶版になっているんですね、これが。 そこでこのサイトで質問した次第。 >直接の回答でなくてすみません。 いえいえ、調べてくださってありがとうございます。
補足
図書館で『瞠目新聞』を調べて解決しました。 賞の選考委員は島田雅彦氏、筒井康隆氏、渡辺直己氏で、各委員による推薦作品は以下のとおり。 ●島田推薦 奥泉光「ノヴァーリスの引用」 久間十義「海で三番目に強いもの」 ●筒井推薦 小林恭二「瓶の中の旅愁」 島田雅彦「彼岸先生」(島田氏は選考委員のためノミネートを辞退) 笹沢左保「木枯し紋次郎」 ●渡辺推薦 中沢新一「森のバロック」 山城むつみ「文学のプログラム」 機会があればこれらの作品を読んでみたいものです。