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売れない映画。一体誰が悪いのでしょうか?
売れない映画。一体誰が悪いのでしょうか? 売れなくて、評判の悪い映画がたまにあります。 売れないのは誰の責任でしょうか? 原本を作った人でしょうか?それとも映画監督でしょうか?それとも主人公の演技力不足でしょうか? 原本が結構良くて映画は全く売れなかったのもありますし。 主人公の演技力不足が原因で売れなかった、とられるのもどうかと思います。なぜなら演技が下手な俳優を雇うなら他の俳優を雇えば良いわけですし、演技が下手なら監督がそれなりに指導すれば何とかなります。 「売れない映画=監督が悪い」場合が多いのでしょうか?
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>売れないのは誰の責任でしょうか? プロデューサーでしょう。 要は広告の打ち方が下手だった。と。 広告の費用がなければ、それを 引っ張ってこれなかった人の責任ともいえるわけで。
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- isoiso0423
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ズバリ、言ってしまうと「運」がわるかった、ということになると思います。誰も”この映画は売れない”と想定しては映画を作りませんし。 でも、これじゃあ回答にならないので、もう少し書いてみます。 人物を特定するならば、映画が生まれるきっかけを作った人、でしょうか。 これは監督や脚本家がアイディアを映画会社に持ち込んだり、プロデューサーが監督に依頼したり、あるいは原作の映像化の権利をもつ出版社の人だったり、様々ですが、誰もが「これは多くの観客を魅了し、ヒットするに違いない」という青写真を描き映画化を思い立つわけですから、この時点ですでに”売れない映画”になる可能性が大きかった、ということだと思います。 大ヒットした映画の亜流的な作品はどれもこんな感じで、ちょっと古いですが「ジョーズ」の大ヒットを受けて作られた動物系パニック映画「オルカ」「テンタクルズ」「グリズリー」などの作品が例としてあげられると思います。 となるとプロデューサーや監督にその責任がありそうですが、欧州や日本とハリウッドでは製作システムがかなり異なるので、そのどちらかとは判断できないところです。 ハリウッドでは映画の最終的な権利、ファイナルカット権をプロデューサーが有するため、音楽を勝手に変えてしまったり、編集を直しなりなど、監督が完成させた後にも手直しが行われることがよくあります。このケースでヒットしなかったら、悪いのはプロデューサーと言っていいと思います。 ただし例外もあり、ハリウッド映画の多くは、映画が完成すると、スニークプレビューといって”アンケート用試写会(覆面試写会とよく言われます)”みたいなのが行われます。そこにリサーチ会社が介在し、あらゆる人種の観客を対象にしたアンケートを元に、どこをどう変えたらもっとヒットするか、という”改ざん”計画が進みます。これに従って直したら、作品を台無しにしてしまった、ということもあります。 ロバートアルトマン監督の「ザ・プレイヤー」という映画がこのハリウッド特有のシステムを小馬鹿にして描いています。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9019 上記とは逆に、欧州や日本では監督の作家性や創造性を優位に扱うので、作品の内容自体にプロデューサーの意見や考えが大きく反映されてしまうことは、そうありません。 ですがこれも問題で、ある映画の脚本が出来上がり、プロデューサーとしてはその出来に不満足だったものの、監督は納得したので映画化をスタートしたら、たいした映画にはならなかった=売れなかった、ということもあります。 だったらなぜ直さなかったのかと言われそうですが、邦画は公開日が決まってから製作に掛かることが多く、脚本を直していたら、間に合わなくなる可能性もあるから、”監督がOKならまあいいか”的な考えでゴーサインを出してしまった結果で、こんな例だと監督もプロデューサーも悪い、と言わざるを得ません。 また映画が完成した後には、配給・宣伝を手がける会社が「宣伝プロデューサー」をたて、”どう売るか”という戦略を立てますが、これがハズレた、ということもあります。このケースだと監督や映画自体のプロデューサーの責任では無いと言えそうです。 ただ同じ映画でもヒットする、しないは国によりかなり違うようで「アルマゲドン」はアメリカではハズレでしたが、日本では大ヒットでした。 「敦煌」のようにすごい宣伝費を掛け、それなりに興行収入があったけと、実はお客さんはぜんぜん入っていなかった、なんて例もあります。 関係各社にチケットを無理矢理買わせるので、こんな結果でした。 余談ですが、日本では著作権は多くの場合、監督と脚本家が持ち、TV放送されたり、DVDが発売されると権利分のお金が入ってきます。著作隣接権は映画に関わったメインスタッフが有することが多く、これだと大ヒットしても、DVDがバカ売れしても、それが金銭に反映はされません。
- dogday
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広告宣伝に尽きますよ。 シネコンが主流の現在の映画の売れているかの判断は、1週目の観客動員数で公開期間が決まるので、集客は事前評価のみなので、作品の質は全く関係ないのです。 現在の日本の場合は特に(元々はハリウッドの真似なんですが)、作品に製作委員会が作られ、株主制度で制作費が調達されるので、監督は金銭責任を負いません。 その為、日本映画では監督は著作権を所持しません。持っているのは著作人格権だけ。日本の映画監督は自分の映画を自由に公開も販売も編集もできないのです。 スピルバーグやキャメロン、役者でもディカプリオやトム・クルーズなどは、自前で制作会社を持ち、自分の企画で筆頭株主として製作するので、自由にお金を使える分、多額の金銭責任を負います。 例外的にエヴァンゲリオンの庵野秀明監督は、現在製作している新劇場版のためにスタジオカラーを設立し、制作費を自前で調達して全ての著作権を所持しています。TV版のエヴァはアニメではじめて製作委員会を作った作品でもあるのですが。
- J_Hiragi
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>「売れない映画=監督が悪い」場合が多いのでしょうか? →B級、C級映画に関して言えばその通りの部分も多いかもしれません。 >なぜなら演技が下手な俳優を雇うなら他の俳優を雇えば良いわけですし →予算が限られてるわけですから、それが無理難題なケースもあるかと まぁ・・・敗軍の将は兵を語らずの通りそれで片づける話が結局 多いと思います。 ただ最近だと、広告の打ち方一つでだいぶ変わるようですね。 それに・・・映画館が一番の娯楽ではないですから・・・ 昔とは違いますね。