正しいSEO対策を説くには?
こんにちは。
私は、とある小売業の会社の事務所で専務のブログ・会社のホームページを作る仕事をしています。
経営責任者の専務の指示で専務のブログを専務の代わりにタイピングしているのですが、専務の認識するSEO対策が間違っているのに、間違っていることを納得してくれません。
詳しく説明すると、例えばSEOキーワードがあったとします。
そのキーワードの設定からおかしなところがあって、
「よかった」とか「信じてる?」とか「なつく」などなのです。
たとえば、よかったで検索すると、54,900,000 件のページが検索件数として出るのですが、専務の認識ではこの54,900,000 件という数字の中でトップをとればアクセス数に繋がると思っています。
基本的に、2千万を超えないと優良キーワードではないと考えているため、どんどんおかしなキーワードをつけていきます。
この件数というのも、「あ」で検索したら、719,000,000 件の検索結果があるから、優良キーワードだと言ってるようなもので、それは違うと説明しても、「私の経験と知識で作った理論を否定するな」と言われます。
また、キーワードの設定も『誰も検索しない』ようなキーワードばかりなので、アクセス解析を見ても専務が設定したキーワードで検索した人なんて1ヶ月に一人も出るわけがありません。
ただやりにくいのは、「よかった」などで、時々1ページ目に出て来てしまうんです。
しかもそのブログの内容は、<h1>に「よかった」を入れ、<h3>にもよかったを入れ、文章の始めにも入れるという『3段構え』+文章中に不自然でもそのキーワードをちりばめることが検索の上位にあがる条件だと言い張り、とっても不可思議な文章のブログをアップしています。
「よかった」が100個文中にあれば、検索で1番に出るというのが彼の理論なのです。
「よかった」で出てきたところで、誰も検索していないという事に関しては、
「君たちがちゃんとやらないから、私の理論は正しいのに成果が出ない。私が教えてあげるから言うとおりにしろ」
と言うのです。
専務の言うとおりだから、会社のホームページも「東京にある表参道の●●株式会社の会社情報」「東京にある表参道の●●株式会社の企業理念」「東京にある表参道の●●株式会社の地図」などという摩訶不思議な見出しまみれになっています。
この場合、「東京にある」がキーワードです。東京にあるで検索する人なんて、SEOツールで検索すれば1発で0であることが分かるのですが、
私の理論を否定して、反発するな
と言われるので、どうしようもありません。
ブログで好きに書くのはいいのですが、会社のホームページがどんどんおかしなことになり、ホームページからの来客が減り、売上が落ちていると毎月叱られます。
反発するな→従う→結果がでないのは自分の理論が間違っているわけではなく、君たちが悪い→何も提案できない仕事のできない社員→諭すように正しい情報を提案してみる→私の望んでいることではないことを勝手にして、反発するな・・・の無限ループです。
どうしたら、検索されるホットキーワードで文章を書くと言うことを分かってくれるでしょうか?
ちなみに、同業他社のホームページを毎日参考にするために見ていますが、優良な社員がいて技術者がいるに違いない。我が社にはそういう人がいない。と言い、「東京にある表参道の●●株式会社の会社情報」なんて表記していないことには目が行きません。
とても長くなりましたが、どなたかお知恵を貸してください。