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DNSサーバのレコード変更時の制限事項について

DNSの仕組みとして、再帰的問い合わせを担当するDNSサーバ(DNSリゾルバ)は、名前解決情報のキャッシュをもつことで、名前解決の高速化・効率化を図るという認識でおります。 ここに、公開リソースとして、WWWサーバとDNSサーバがある環境があるとします。 WWWサーバのIPアドレスが変更になったため、DNSサーバ上のレコードを更新します。 ここで、外部からこの公開WWWサーバを見るときを考えると、公開DNSサーバ上のレコードが更新されても、外部PCが利用するDNSリゾルバ上のキャッシュが消えるまでは、名前が旧IPアドレスで解決されてしまうので、アクセスできないということになるのでしょうか? 一般に、公開WWWサーバのIPアドレスが変更する等といった理由でWWWアクセスができなくなる場合、サービス停止時間はどれくらい見込めばよいのでしょうか?

みんなの回答

  • mtaka2
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回答No.1

--- 公開DNSサーバ上のレコードが更新されても、外部PCが利用するDNSリゾルバ上のキャッシュが消えるまでは、名前が旧IPアドレスで解決されてしまうので、アクセスできないということになるのでしょうか? --- その通りです。その理解で間違いありません。 --- 公開WWWサーバのIPアドレスが変更する等といった理由でWWWアクセスができなくなる場合、サービス停止時間はどれくらい見込めばよいのでしょうか? --- DNSサーバ側の設定で、クライアント側がキャッシュを保持する最大時間(TTL)を指定することができます。 たいてい、86400秒(24時間)ぐらいに設定している場合が多いのではないでしょうか。 サーバーを移転させる場合、通常は、 1. IPアドレスは元のままで、TTLを短く(たとえば5分ぐらいに)設定する 2. TTLを短くした設定が行き渡る(古い設定のキャッシュが消える=旧TTL時間が経つ)まで待つ 3. 旧サーバ停止 4. DNSの IPアドレス設定を新サーバに変更し、TTLも長い時間に戻す 5. 旧サーバから新サーバへのデータ移行 6. 新サーバ立ち上げ という流れになります。これなら、サービス停止時間(旧サーバにアクセスする可能性がある時間)は5分になります。 なお、DNSの設定を変更できない場合の、 現在の設定状況の確認方法ですが、 Windowsなら、コマンドプロンプトから > nslookup -debug <ホスト名> を実行し、ttl = で表示される数値が、その時間です。 DNSの設定を変更できないのであれば、 このttl時間がサービス停止時間となります。