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南海地震
チリ大地震の影響で津波が日本へ到達しましたが、もし南海大地震に代表されるような太平洋沿岸に地震が来た場合、同じような大波が発生すると思います。この波はチリや、南北のアメリカ大陸へ伝わるのでしょうか?
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>実際にチリなどへ大波は届いたものでしょうか?被害は日本(三陸海岸?)並みにひどかったのでしょうか。 その様なことは聞いていません。 今の所、日本の地震は局地的な物が多く、規模としてはチリなどと比べて小さい物です。(マグニチュード7と9では1千倍のエネルギーの違いがあるそうです。) しかも、平坦な海底が広い範囲で大きく盛り上がったり下がったりする変動でなければ、広い範囲に影響を与える津波に成る可能性も低くなります。(今回のチリ地震では、数百キロに渡って海底にズレが発生し上下運動が起こっています) 日本近海のような、地層の潜り込みが跳ね返る勢いで起きる地震では、波が高い場合その近くでは大きな被害も起きますが、波の高さが高いと言ってもエネルギーが大きいとは言えず、太平洋を越えてチリに影響を与える確立は少ないと思われます。 たとえば水を張ったタライの中で、小さなボールを速い速度で水面に落とすと、範囲が狭いながらも高い水しぶきがおきます。 しかし、その波の巾は小さな物でその波の高さはすぐに低く成り早く消えるはずです。 一方、手のひらを広げて水面に触れながらゆっくり上げ下げすると、それほど高い波は起きませんが、横に幅広く大きな波になるはずです。 しかもその波は、タライの縁に跳ね返って何度も往復しながらすぐには勢いが衰えません。 小さくても鋭く高い波が起きれば、その近くでは大きな被害になるでしょうが、遠くまで伝わるエネルギーは少ないはずです。 高さが低くても、幅広くゆったりと上下する波は、遠くまで届くエネルギーを持つことになります。
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- 雪中庵(@psytex)
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津波は、局所的な地形によっても増幅されます。 三陸海岸で大きな被害をもたらしたのは、その リアス式海岸のギザギザの地形により、奥に向かう ほどに波が収斂し、波高が盛り上がったためです。 一方、チリをはじめとした南米の沿岸は、砂浜= まっすぐな海岸線であり、日本ほどには被害が 大きくはならないと思います。
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ありがとうございます。日本周辺の地震規模はマグニチュード7が多いと思います。ところが、南米の方はマグニチュード8とか、9がありますよね。この地震規模が影響しているということはないでしょうか。
- rimurokku
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専門家ではありませんが。 たらいの中で起った波は、どの場所で起こしても同じように隅々まで伝わります。 しかし、大陸の形状に因ってその波の受け方には違いがあり、しかも大地震イコール大津波とは限りませんので、その程度には疑問が残ります。
お礼
回答ありがとうございます。 過去に南海大地震、関東大震災がありますが、実際にチリなどへ大波は届いたものでしょうか?被害は日本(三陸海岸?)並みにひどかったのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。そうすると1万キロ以上も離れたところからやってくる大波被害(珍現象?)は、恐らく世界中探しても日本だけなのかも知れませんね。