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ギターケーブルとプラグについて質問
ベルデン8412をバラ売りで購入して自身で半田付けしようと検討中です。 プラグはノイトリックで統一する予定なのですが、ステレオケーブルを作成の場合ですが、ベルデン8412は2芯とグランドで構成されていますよね? これはステレオ作成の場合、3極プラグのTIPとRINGにそれぞれ1芯づつ半田して、グランドはプラグのSleeveに半田という形で正解でしょうか? モノラルの場合は2極プラグのTIPにそのまま2芯を両方半田・グランドはSleeveに半田、このような解釈で正解でしょうか? どなたかご教授お願いいたしますm(_ _)m あと余談ですが、プラグ購入に関して、ゴールドメッキ使用またはシルバーのどちらにしようか迷っています。 そもそもゴールドメッキだと値段は勿論張るのですが、それに見合って音質がUPする等のメリットが顕著に出る物なのでしょうか? ただ単に豪華な感じ・・・と言うだけならシルバーで行こうと思うのですが、具体的に何かメリットがあるならゴールドメッキで統一も考えています。 そこらへんの意見も参考にしたいのでお手数ですがご回答頂けると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
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ステレオケーブルというか、3極フォンでTRSバランスケーブルを作るということですね。 先に念のためですが、メチャクチャ特殊なギター以外は、ギター→アンプ向けのシールドに3極のバランスケーブル使うのは、音的には全く意味無し、むしろギター側ジャックのコンディションによっては音が出なくなる事すら有る(滅多にないけど)危険度が増すだけですが、TRSバランスケーブル作るのはギター以外の用途ですよね? 8412を使って、3極-3極を作る時は、「3極プラグのTIPとRINGにそれぞれ1芯づつ半田して、グランドはプラグのSleeveに半田」で正解です。 8412を使って、2極-2極を作る時は、芯線2本のうちどちらか1色だけ使うとキメ打ちして、例えば白線なら白線だけTIP同士、黒線は未接続で外皮と同じくらいに短く切りつめ、グランド編み線をSLEEVEにハンダ付け…でいいです。 わざわざ芯線2本ともTIPに繋ぐ必要はありません。 「2本とも繋げ」と紹介しているweb等があるのは知ってますが、ナンセンスです。8412なら、1本でも2本でも音は変わりません。2本だったら抵抗が減ってパワーが増す…というのは気のせいです。そりゃ50メートル以上の長さのシールド作るなら話変わってきますが、50メートルも引き回したら、それ以前にギター音自体がズタボロです。 むしろ、無理に2本つなぎしてハンダ付けが「玉」になったり接触不良を起こしやすくなったりする危険度の方が遙かに高い。 なので、8412なら芯線1本だけ使えばよいです。メーカー製でもそうなってるのが普通です。 >ゴールドメッキだと値段は勿論張るのですが、それに見合って音質がUPする等のメリットが顕著に出る物なのでしょうか? 全くありません。 ピュアオーディオならまだしも、ギターではたかが金メッキで音に影響が出る要素は皆無です。 ただ、それでも金メッキは「錆びない」という利点はあります。 ギター系のプラグは、ギター側にせよ機器側にせよ、ピュアオーディオ機器より抜き差し回数は多く、また意外と高温多湿な状況下や「結構長期間抜き差し無くほったらかし」という極端な状況に置かれやすいです。なので、端子類の痛みは結構早い。 ゴールドメッキなら、プラグ側でのサビ系不利要件から解放されますので、その点ではある程度は使う御利益はあります。 でも、大抵は…何よりも見た目の問題の方が大きいです。 私もそうですが、人によっては「プラグは消耗品」と割り切って、不調が出たら安い新品にすぐ付け替えます。 そういうタイプの人間にとっては、ゴールドは何の意味もありません。 (とはいうものの、そういう私も「見た目命」のコールドプラグのシールドは数本持ってたりしますが(^^ゞ)
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 「ステレオケーブルを作成の場合ですが」 おっしゃる通り、ステレオ標準やミニステレオなどの結線でしたら完璧です。 「プラグ購入に関して、ゴールドメッキ使用またはシルバー」 電気抵抗から考えますと銀は抵抗値が非常に低くて、銅よりは理想的ですね、金は銅とクッラベルまでも無く抵抗値が高いのでそういう意味ではガッカリです。 実際には、シルバーって 色でしょ? 金属的な「銀」ではないですよね。 ゴールド鍍金は多分本当に金属素材として「金」を使っているのかと思います。 さて、いつからでしょうかね、高級端子の鍍金が金になったのは。 金は、電気抵抗から見ますと銅やアルミより悪い素材なのですが、対腐食性と言う見方では絶対的な優位の金属です。さらに硬度が低いので接触安定性も期待出来るというミクロ的な希望も大きく、高級オーディオや精密電子部品に多用されていますね。 柔らかい金属なので、抜き差しが多い場合は削られてしまうんでしょうかね。 ちなみに 端子の金属部分は基本素材に鉄や銅、黄銅など様々が使われていますが、表面処理として鍍金加工を行います。 その時、本当の金メッキを行う場合は下地に銀メッキが有る物ですよ。(最近は金色に見えるだけで、金の層が少なすぎる製品も他社から多く出てますね) 銀色に見える物は、ニッケル鍍金などが多いでしょうかね。 摩擦等に対する強度が高いので、塩素等が多い環境でも無ければかなり長期間安定して使えると思います。 ケーブルやプラグ等で音が「良くなる」事はありません。 たまたま 劣化させる可能性が低いかもしれない と言うだけです。 刺したままのプラグ&ジャックなら 金メッキは接続当初から接点だけ考えれば数世紀は劣化の心配は無いでしょう。 しかし、差し替えを前提とした場合、数年から数十年ごとにプラグやジャックを交換する前提でしたら、ニッケル鍍金等のプラグ&ジャックに優位性があるかもしれません。 どちらも 音質上のメリット/デメリットは別話ですけれど、聴く人によっては違いを感じ取れる物です。違うと言っても絶対的な 良い/悪い では無くて、違いが有ると言うだけで、あとは好みの問題ですね。 一般オーディオ的なおおざっぱな考え方です。 詳細は先輩のケンタ様が先に回答を書き込んで下っていますので、そちらをじっくり読んでくださいね。
お礼
>iBook-2001さんこんにちは これまた丁寧なご回答有難うございます。 シルバー=ニッケルですね(納得) メーカーの表示ではシルバーと書かれてありましたが素材は銀ではありませんね。 >ケーブルやプラグ等で音が「良くなる」事はありません。=仰るとおりですね。 音質が良くなる・・という意味に関しましては、アコギの生音の劣化をなくすという意味です。 そういった意味でニッケルよりもゴールドの方がミクロ単位でも劣化率が下がるのかなぁ?という疑問があった物でして。。。 どうやら対腐食性ではゴールドに軍配は上がるも、その他の点に関してはなんらニッケルと差は無しと言ったところでしょうか? 真に有難うございましたm(_ _)m
お礼
>kenta58e2さん早速の回答有難うございます。ステレオケーブルが必要な訳は、小生(アコギ)マグとコンタクトのデュアルPU搭載のためステレオジャックからMIXプリアンプへのケーブルが必要なのです。 因みにカナレで制作済みで配線はブルーとホワイトが各2芯づつ、網状グランドの計5本線でしたので、8412について分りませんでした。 半田付けのご教授大変有難うございました。 とてもわかり易く参考にさせて頂きます。 プラグの方ですが(金メッキ)やはりほぼ見た目重視でしたか^^; これで心おきなく全てシルバーで注文できます。 しかし1セット【2個)ほどゴールドメッキ使用のプラグを試験的に購入してみます。 ベルデンはアコギに相性が良いと聞いているので、パッチケーブルからその他全てALLベルデンにしてみます。 ケーブルの種類も多種多様で値段もまちまち。 必ずしも高価な物が全てにおいて優秀な音を運ぶ訳ではないのですね。 電気の世界は奥が深いですね。 真に長文に渡ってのご回答感謝!!です^^