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固定資産圧縮損計上しない場合のデメリットとメリット
協同組合の経理事務を担当しております。 1千万円の構築物を取得したものに対し、半額の5百万円の補助金が国、都道府県から交付された場合に、受入補助金に5百万円を計上し、一方構築物取得として1千万円を減価償却資産として計上し、この場合に通常であれば、5百万円の固定資産圧縮損を計上して構築物の圧縮記帳を行うべきところ、圧縮処理を行なわいとしたならば、当期の利益が当然5百万円多くなり法人税等も上乗せとなると判断されますが、具体的にメリットはないと思いますが、デメリットを列挙すればどのようなものとが挙げられますでしょうか。
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圧縮記帳をしないと 1.補助金は利益となって法人税等が課税される。 2.補助金は利益剰余金となって、配当対象となり、特定の年だけ配当金が多いと補助金をその時の組合員が分配したことになり、国等から信用されなくなり、以降の組合運営に支障となるかもしれない。 3.脱退者にたいする払い戻しを純資産額簿価をもとにして計算することとしている場合は、上記2と同じ理由で払い戻し対象となり、補助金の効果が少なくなる。 組合会計基準では、国庫補助金等は直接減額で圧縮記帳することになっています。これは、上記の2と3を避けるためだろうと思います。
お礼
ご回答をお寄せいただきありがとうございます。 2、3についてまでは理解していなかったので、参考になりました。 引き続きご指導方お願いします。