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一眼レフのフィルムとデジタルの画質の違いについて
フィルム一眼レフを使っている友人にデジタル一眼レフとどちらが綺麗かを聞くと当然のようにフィルムであると言い切られたのですが本当にそうでしょうか。現在1000から2000万画素クラスのデジタル一眼レフカメラが主流です。 昔、使い捨てカメラがデジタルカメラ200万画素モデルと同程度と聞いたことがあります。 本当にフィルムがいいのでしょうか。そうであれば、プロカメラマンは全員フィルムカメラを使うと思います。
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>本当にフィルムがいいのでしょうか。そうであれば、プロカメラマンは全員フィルムカメラを使うと思います。 プロカメラマンと言うと ファッション雑誌やグラビア、カタログ、チラシの撮影をするコマーシャルフォトのカメラマン 新聞やスポーツなどの報道カメラマン 結婚式場などのカメラマン 学校な集合写真や七五三、成人を撮る街の写真館のカメラマン 大自然、人物、街とある意味芸術性を求めるカメラマン などなど様々です。 プロカメラマン、営業カメラマンとなると コストを考えます。ランニングコストはフィルム代、現像代が掛からないデジタルを選択するでしょう。 報道カメラマンにとっては即時性を考えてもデジカメが有利です。 (新聞の画質には1000万画素は必要ないようです。) 感度設定もフィルムではもう一台カメラを用意したり、フィルムを入れ替える必要があります。 大人数の集合写真や建造物の完成写真の場合は6x9や4x5の大きなフィルムサイズが有利なようです。 そのようなサイズのデジカメがあったとしてもあまりにも高額になってしまうでしょう。 あらゆる面でデジタルが有利ですが、芸術となると意味合いが違ってきます。 自分が表現したい画像がフィルムであれば作者はフィルムを選択します。 フィルムからデジタル一眼も使うようになり1シャッター毎の重みが無くなったと感じている人は多いようです。 (フィルムがライフルならデジタルはマシンガンかな?) ある写真屋の親父さんが「プリントをしていてフィルムの写真を見ると落ち着く。」と行っていました。 あるカメラ店の店長は「デジカメの画像は奥行きが乏しい。」といっていました。 またあるカメラ屋の店主はニコンの「D3Xならフィルムと変わらないけどレンズもそろえると100万円を越えるか手が出ない。」と言っていました。 (ならフィルムで撮ればいんじゃないかなと私は思いました。) 雑誌にある水中カメラマンが「仕事ではデジカメですがプライベートではフィルムで撮ります。」と言った記事が載っていました。 絵画も油絵、水彩画、日本画、水墨画・・・・・と様々です。 ご友人が求める画像はフィルムで、 ho-nettoさんが求める画像がデジタルならデジタルが良いのだと思います。 フィルムしてもフィルムの種類はたくさんあり、カメラレンズの特性があります。 デジタルカメラも機種、レンズによって画像は違ってきます。 ho-nettoさんが「これだ」と言うカメラ、レンズが見つかると良いですね。 蛇足 水戸黄門のスポンサーが松下電器(パナソニック)なりビデオで撮影するようななってから見ていない私です。 NHKの龍馬伝、坂の上の雲の画像がアメリカTVドラマ並みになり喜んでいます。 映画のDVDの本編の画像と特典のメイキングビデオの画像との差ぐらいの違いを感じます。
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- farm75
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以前印刷会社に勤めていたものです。 ポジ+ドラムスキャンとデジタルという比較で解像感という観点でみれば No.5さんが言うようにデジタルのが上でしょうね。 実際4×5をドラムスキャンしたものと中判デジタルの画像を比べた場合、 解像感は明らかにデジタルのが上でした。 これはいかに高価なドラムスキャナといえども間にかましてデジタルデータにする訳ですから当然かもしれません。(スキャニングバックというものはそのまま読み取るので奇麗で1億画素なんていうものも有るみたいですが...) 次に発色ですが 私自身は若干フィルムのが上に感じますが.... これは好き嫌いもありますし一概に比べられません。 とういう事であえてフィルムを使う理由が見当たりませんが ネガでモノクロプリントはお金がかかりますが 趣味としてはとてもおもしろく使い分けています。 ともかく友人に惑わされることなくデジタルでもフィルムでも撮影を楽しんで下さい。
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たぶん貴方が思っているプロのカメラマンです 友人の言った事は間違いでは有りませんが正解でもありません フィルムとデジタルそれぞれ特徴が有りいい面も悪い面も有ります 仕事の場合たいていは印刷物になります 印刷データにする際フィルムでもデジタル化します つまり最終的に必要なのはデジタルデータなのですねぇ で 十分満足のいく画質が得られるからデジタル撮影でいいんですよ フィルムならコストもかかるし時間もかかる
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- asuwa_yuu
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フィルムだっていいレンズを使ってしっかりと使いこなして 撮って,しっかり処理しないと性能を発揮できません。 確かに表現能力は量子的段階制御のデジタルは許容範囲も ばっさりなく、滑らかな階調は出ない有る意味大雑把で 型にはまった処理では、アナログ的フィルムの性能を引き 出したプリントには敵わないのが現実です。 でも,プロの業務のカメラがなぜデジタル化したかは デジタルの普及で,写真が簡単手軽になったと世間で思われ 予算が確保のし辛くなったのと、一般(カジュアル/量産既製) の写真と,プロ(トラディショナル/伝統注文生産)の写真が ごっちゃと認識されて,言い値物を見る目が無くなり 目の前の金額しか見なくなった資本主義の弊害 写真の価値を見極めなくなった消費者ばかりになったから。 繊細な温度管理が要り現像コストが出ない今の不景気で フィルムの性能を引き出せる現像所がどんどん潰れてなくなり フィルムの性能を出せない状況が増えたため デジタルにしっかり取組み色の管理棟を自身でする プロが増えたというより,デジタル化しないと生き残れないから もう日本の写真業界自体が衰退のデフレスパイラルに落ち込んで いるのですよ。 フィルムが良くてもコストが掛けれないですし,活かせる環境も 失われつつ有るのですから。
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- tomatine
- ベストアンサー率37% (291/776)
私も高級機材に超常現象としか思えないような説明を繰り返すオカルト系オーディオマニアには否定的な方ですが、、 カメラの世界ではやはり絵の綺麗さではまだフィルムの方が勝っていると思います。 あくまでプリントした結果の“写真”としての印象ですが。 No.3回答者様のおっしゃるような数値の議論ももちろん存じておりますが。 あえて火に油を注ぐようですが申し上げますと、そもそも科学の理論と言うのはまず現象有りきで、それをどのように説明するかと言うために後から考えられたものです。 そういう意味では従来のフィルムカメラの概念ではフィルムとデジタルセンサの性能差は説明出来ないのではないかという気もします。 こんなことを言うと元も子もないかもしれませんが。 ひとつお聞かせいただきたいのですが、 No.3回答者様は理論的な説明に終始しておられますが、フィルムとデジタルカメラではどちらが綺麗だとお思いなのでしょうか? ご自身の示されている数値理論どおりの結果が得られているとお思いでしょうか? 宜しくお願いいたします。
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- x530
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No.3です > RAWの持っているデータのレンジは広いのかもしれませんが、画面なり印刷なりで実際に写真を見るには、結局階調を落とさなければなりません(RAWデータを変換なしに直接表示できるディスプレイや印刷できるプリンターがあれば別ですが)から、その数字の比較に意味はないと思います。 ・アナログでは記録方式が「酸化発色で形成される色素」に相当し、媒体が「セルロース トリアセテートや合成ポリエステルポリマーのベース」と言い換えることが可能だと思います。 ・デジタルでは記録方式が「RAWなどのデジタルファイル」、媒体が「フラッシュメモリ(SDやCFなど)」になります。 比較は以上の点です。 ・アナログの印画紙のラチチュード(輝度比)とインクジェットプリンタ用紙のラチチュード(輝度比)。 マズ、アナログの印画紙から。。。 印画紙のラチチュードは、輝度比(明暗比)で1:160(=8EV差/8絞り差)程度。 実際に質感として被写体のテクスチャーが現れるのは、6EV差。 上記アナログの印画紙とインクジェット写真ペーパーの明暗差の比較。 (白色)印画紙の完全白飛び(純白)とインクジェット用写真ペーパーの純白の比較ではインクジェット用写真ペーパーの方が白色。 (黒色)印画紙の完全黒潰れ(漆黒)とインクジェット用黒色インクによる写真ペーパーの漆黒の比較ではインクジェット用写真ペーパーの方が漆黒色。 例えば、キヤノンのプロフェッショナルフォトペーパーなどの方が、(インク次第で)印画紙よりもラチチュード(輝度比)は広くとれる。 前段の話が長くなりましたが、フィルム写真とデジタル写真、最終的な出力をペーパープリントに的を絞ると、35mmやAPSサイズの原板からならば、デジタル記録&カラープリンター出力の方が、アナログ記録&印画紙出力よりも、いつの間にかハイスペックになりました。 レコードとCDの論争ですかぁ・・・ ・ダイナミックレンジ=CD ・S/N比=CD ・チャンネルセパレーション=CD ・ワウフラッター=CD ・周波数特性の均行(フラット)性=CD ・サラウンドなどのマルチトラック性=CD とCDの方が圧倒したのですが、記録再生周波数帯域はレコードの方が広いと評論家が主張。 これに対してスーパーオーディオを提起&発表しレコード派は撃沈。(実際に製品化されるには時間が掛かりすぎましたが、、、) 私も、真空管アンプは今も愛用していますし、レコードはアナログ趣味の世界で、今も、そして今後も生き続けて行くと思います。
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- foobar
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フィルム単体の能力に関しては、、。 ラティチュードはフジのデータシートをぱらぱら見てみると、ISO100のカラーネガフィルムで10絞り分以上あるようですね。(飽和するところまで特性図に出てないので、上が読み取れませんが。) 解像力でも、フィルムは結構高いようです。以前、パンフォーカスを狙って広角レンズで絞り込んで撮影した(28mm,F8,距離5mだったかな)ところ、(サービスLプリントでも)ピント面の前後50cmでボケているのが分かってしまった、なんてこともありました。(試しに解像力を逆算してみると、120線/mmを超えていたように思います。) しかし、写真のシステムとしてみると、今はプリントする際にスキャナで読み取ってデジタル処理の後にプリントするのが主流になってて、プリントにはフィルムの能力が反映されきれていないのが現状のようです。プリントで比較すると、現状ではデジタルカメラに軍配があがるでしょう。
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- B-WING2
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まず解像感について。 昔ミニラボでデジタル処理を担当してた者としての意見ですが、300万のドラムスキャナで35mmフィルムを10000dpiでスキャンして画像処理をしてましたが、そのスキャン画像と私個人が今使っているNikon D200(1000万画素)と比べても圧倒的にD200の勝ちです。 4x5と比べてやっとどうだろう?と言ったところでしょうか。 次に発色。 これは現像する人とラボによって大きく変わるので何とも答えようがありません。 個人的に差は無いと思います。 仕事でカメラを使うようになった頃にはすでにデジイチが普及価格になり始めた頃で、最初はD70(600万画素)を使ってて解像度が甘いなぁと思っていましたが、D200に買い換えてからはこれ以上の解像度は私には不要と感じるほど解像感があがりました。 また、フィルムと違い、撮影枚数、撮影結果がすぐ確認できることなど、大きなメリットがありますが、デメリットは特にありません。 強いて言えばフルサイズセンサーのボディが欲しくても高いと言うくらいでしょうか。 私が質問者様と同じ質問をされれば「デジイチ」と即答しますねw 全く関係なくて申し訳ないのですが、No.3様へ。 >そして、レコードとCDの論争は、1990年代前には決着が付きました。 どっちが勝ったのでしょうか? もしよろしければ教えてください。
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- katzenauge
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私はフィルムについては云々できるほどの経験はないのですが、前の方の書き込みに一点気になった部分があったので、少し。 >デジタル一眼レフのRAWのダイナミックレンジは、12絞りぶんにも達するが・・ RAWの持っているデータのレンジは広いのかもしれませんが、画面なり印刷なりで実際に写真を見るには、結局階調を落とさなければなりません(RAWデータを変換なしに直接表示できるディスプレイや印刷できるプリンターがあれば別ですが)から、その数字の比較に意味はないと思います。 最終的にRGB8ビットのJPEGで処理するしかない現状では、ラチチュード(階調の幅)は、デジタルよりネガフィルムのほうが数段優れていますし、ポジフィルムよりも少し狭いのではないでしょうか。 ただ、デジタルにはHDRのように、フィルムにないダイナミックレンジ拡張(圧縮?)の手段もありますので、ある意味フィルム以上の表現幅があるといえるのかもしれません。 >本当にフィルムがいいのでしょうか。そうであれば、プロカメラマンは全員フィルムカメラを使うと思います カメラの性能は画質だけでは測れません。画質でいえば、同じフィルムでも通常の35mmフィルムよりも中判や大判フィルムのほうが優れているはずなのに、35mmフィルムを主に使うプロも多いです。それは35mmカメラのほうが携帯性や機動性、速写性に格段の有利さがあるからです。同様にデジタルカメラにはフィルムカメラにない便利な点がたくさんあります。プロは自分の(客の)求めている写真が撮れそうなカメラを選ぶわけですから、デジタルカメラのほうがそれに近ければ一部の画質で劣ってもデジタルを選ぶでしょう。 蛇足ですが、かつてのビデオのベータ規格とVHS規格の争いでは、画質に優れたベータよりも小型で使いやすいVHSが主流になりましかたらね。許容範囲内であれば画質の優劣よりもそのほかの部分の優劣が意味を持つのかもしれません。
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- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
画素数の問題よりも根本的な部分(表現出来る色の幅)から説明します。 そのお友達に、逆質問をされてみては如何でしょう。 ・レコードプレーヤーとCDのどっちが良い音? ・ゼンマイ時計とデジタル時計のどっちが正確? ・VHSビデオとDVDビデオのどっちが綺麗? ご質問を読んで、丁度、1980年代のレコードとCDの有識者達の「どちらが良い音か?」論争を思い出しました。 「デジタルは最終的には0か1かになるわけですけれどもアナログは無限のつながり」があるから、アナログの方が良い音だと云うのが、当時のアナログ派の主張でした。 そして、レコードとCDの論争は、1990年代前には決着が付きました。 デジタルカメラもアナログ値を0か1のデジタル値に変換します。 デジタルカメラのアナログ/デジタル変換もCD(人間の聴覚のAD変換)と同様に、人間の網膜の視細胞(錐体、杆体)で判別不可能な細かいステップでアナログ値をデジタル値0と1に変換しています。 デジタル一眼レフの場合、赤、青、緑をソレゾレ、低価格機種では(2の12乗/4096階調)表現色は68719476736色。 中級機種以上では(2の14乗/16384階調)表現色は4.72236648288×10の21乗色でアナログ値をデジタル値0と1に変換しRAW記録の場合はそのままSDカードなどに記録します。 Jpeg記録の場合は、上記のデジタル値を元に赤、青、緑をソレゾレ(2の8乗/256階調)表現色は16777216色でSDカードなどに記録しています。 この、表現色は1600万色はアナログ記録であるフィルムの色再現可能色を遙かに上回っています。 35ミリフィルムとの比較では、画素と表現色の両方とも、もはやフィルムはデジタル一眼レフの敵ではありません。 ・フィルムのラチチュードは本当にデジタルよりも広いのか? (アサヒカメラ2009年5月号93ページ)の記事を抜粋して締めくくります。 デジタル一眼レフのRAWのダイナミックレンジは、12絞りぶんにも達するが、現行機では平均的な値といってよい。カラーネガフィルムは、ISO100クラスではダイナミックレンジ(ラチチュード)は7絞り程度、ISO800クラスであれば8絞りから9絞りに広がる。それでも現在の進化したデジタル一眼レフよりは狭いことになる。 参考:フィルムとデジタルの解像感比較 http://dslr-check.at.webry.info/200904/article_4.html
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- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
このデジタル全盛の時代にフィルム愛好者というのは間違いなく原理主義者なので、理を説いて「デジタルの方が総合的に優れている」といったところで聞く耳など持つはずがありません。 しかし、発色の良し悪しでいうと、やっぱりフィルムのほうが優れているんじゃないかと思います。色のグラデーションがね、やっぱりデジタルは最終的には0か1かになるわけですけれどもアナログはそうはならないわけです。それと、ネガフィルムは色の幅(フィルム用語だとラチチュード、デジタル用語だとダイナミックレンジ)がデジタルより全然広いです。またネガよりラチチュードが狭いポジフィルムも繊細な発色という点では実に素晴らしく、露出が完璧に決まったポジフィルムの色の美しさはやっぱり「天然のダシと人工調味料」ほどの違いはあると思います。 使い捨て(正しくは使い切り)カメラが200万画素程度というのはレンズの違いもあります。あれはプラスティックの携帯電話なみのおもちゃみたいなレンズですからね。 速報性が命の報道写真や、デジタルで画像を取り扱うことが多い雑誌やアイドルグラビアなどでは利便性という点からプロの間でも100%デジタルカメラが使われますが、風景写真家や芸術写真の分野では今でもフィルムが主流です。 また撮像素子の問題からフィルムが使われることもあります。一番多いのは結婚式や学校の記念写真で、この世界では中判とか大判と呼ばれる一般的に良く知られる35ミリフィルムよりも何まわりも大きいフィルムが使われます。理由は分かりやすくて、フィルムが大きければ集合写真でもひとりひとりの顔がしっかり映るからです。 また、モノクロ写真においてはフィルムとデジタルでは全くお話にもなりません。ただ、モノクロの分野ではまだデジタルでの表現でノウハウが確立されていないというのも大きいとは思います。 Macでイラストの着色をするととてつもない色数が出せるからといって、では筆で絵を描くのはもう終わりかというとそういうわけではありません。フィルムとデジタルの違いもそういったものでしょう。私自身、主に予算と手間の問題からフィルムで撮影することは滅多にありませんが、やっぱり画質はフィルムがいいなあと思っています。
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