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仮想化ソフトウェアXenの定義についての質問です。

Xenには計算機環境を完全に仮想化する完全仮想化と、部分的な仮想化の準仮想化の二つの種類がありますが、完全仮想化についての質問です。 Xenというのはハイパーバイザータイプの仮想化ソフトですよね? 完全仮想化にした場合は、分類としてVMwareやVirtualPCといった仮想マシンモニタータイプの仮想化ソフトウェアということでいいのでしょうか? また、Xenの完全仮想化の場合、QEMUによるエミュレーションであるというような情報も最近耳にしたのですが、もう何が何だか分からなくなってしまいました…; どなたかXenようなタイプの仮想化ソフトウェアとしての分類についてご教授願えませんでしょうか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

「ハイパーバイザー」の定義自体に、広義のものと、狭義のものとがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B6 一般に分類学において、定義に使用する用語は狭義であることが好ましいです。ハイパーバイザを狭義のものとして用いて、脚注にハイパーバイザの定義もおいておかれるとよいでしょう。

回答No.1

誰が仮想化を実現するために仕切り屋をしているかで分類すると、ハードウェアタイプ、ハイパーバイザタイプ、アプリケーションタイプの3つがあります。IBMのLPARなんかはハードウェアタイプで、VMWare ESX Serverはハイパーバイザタイプ、VMWare WorkstationやVirtualPC、QEMU、Bocksはアプリケーションタイプということになるでしょう。Xenについてはメモリーの管理や仮想マシンのスケジューリングなどの仮想化の主要な機能をハイパーバイザで行っているため、ハイパーバイザタイプと言ってよいでしょう。 完全仮想化の場合でも、メモリーの管理や仮想マシンのスケジューリングはハイパーバイザで行われているため、ハイパーバイザタイプの仮想マシンです。Xenの場合、Dom0があるので理解が難しいところもありますが、Dom0はハードウェアのエミュレーションなどの機能をハイパーバイザから切り出したものなので、完全仮想化になってハードウェアのエミュレーションをQEMUが行っていても分類としては全く変わりません。

krqqx173
質問者

補足

回答及びわかりやすい解説ありがとうございます。 ご説明いただいた三つの分類に関してですが、私もXen徹底入門という書籍にて拝見したことがあります。 しかしまた、別の書籍によればそういった分類ではなく ・仮想マシンモニタータイプ(ハイパーバイザーも含む) ・エミュレータタイプ ・OSレベルの分割 といったのを拝見したのですが、これはまた話の次元が別なのでしょうか?

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