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看護師は注射してもいい?
先日、新型インフルエンザの予防接種を受けたのですが、 医師が横にいるのに、何故か看護師に注射されました。 以前何かで「看護師は点滴や採血はできるが、注射は医療行為になるのでしてはいけない」 というようなことを聞いたことがありました。 なので、感覚的に注射は医師がするものだと思っていたので、 看護師さんにされてちょっと驚きました。 これは法律的にどうなのでしょうか? 医師法や看護師法で決められているのでしょうか?
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医師です。 看護師は医師の指示により注射や点滴、採血などの医療行為を行うことが出来るとされています。一口に注射と言っても皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、動脈注射などがありますが、動脈注射以外は基本的に看護師が行うことで問題はありません。(動脈系のものは採血にしてもA採血といって医師のみが行っている病院、医療機関が多いです。動脈に関しては清潔操作、止血操作などが静脈に比べてより厳しいレベルで行わなければまずいので医師のみとしていると考えられますが、中には看護師に行わせているところもあるようです。) インフルエンザの予防接種は皮下注射なので看護師がインフルエンザの予防接種をすことには何の問題もありません。というよりもインフルエンザの予防接種は看護師が行っている病院、医療機関の方が多いと思います。 医師が接種希望者に問診をしている横で看護師が接種をするという形式は普通に見られます。実際問題として医師が問診も接種もしていたのではなかなか患者をさばくことができず効率が悪いですし、私の勤務先の病院でも看護師が接種をしています。要は医師が問診して接種OKのサインをしてその紙を横の看護師に渡して接種はそっちでやってもらう形式です。 ちなみに予防接種に限らず、各種(静脈)注射を医師が指示して看護師が行うことは病院内で普通に見られることです。例えば毎日何時と何時に注射をするように決まっている患者に医師がその度に病棟に行って注射をするというようなことは通常ありません。注射をしなければいけない時間に主治医が手術に入っている、外来で診療をしているなどはざらですし、主治医以外の医者にしても病棟にはいないことも当然あります。また、数時間おきなど頻回に注射が必要な場合もあります。そういう場合、病棟には常時、看護師がちゃんといるのに医師がその度に病棟に来て注射を行うのでは非効率的ですし、他の診療にも影響が出ます。もちろん、投与してから血圧などをモニターしてしっかりと見ておく必要のあるような場合に医師が自ら注射することもありますが、実際の病棟でどちらが多いかと言えば看護師が注射することのほうが多いでしょうね。
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- hana-hana3
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医師の指示があれば普通の注射は可能です。 筋肉注射も点滴(静脈注射)も注射ですよ。 採血も点滴と同様に静脈へ針を刺さないとできません。 医師にしか出来ない注射もありますから、全ての注射を看護師が行える訳ではありません。 http://www.bdj.co.jp/ms/articles/1f3pro0000027qtz.html http://www.nurse.or.jp/nursing/q&a/answer.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 >筋肉注射も点滴(静脈注射)も注射ですよ。 >採血も点滴と同様に静脈へ針を刺さないとできません。 それはもちろんわかってますよ。(^^; ただ、質問に書いたようなことを聞いていたので、「いいのかな?」と思ったんです。 これでスッキリしました。
お礼
医師の方からのご回答、大変わかりやすいです。 深夜にも関わらず、早々のご回答ありがとうございます。 当直でしょうか?(^^; そういうことだったんですね。 季節性インフルエンザの予防接種も毎年受けてますが、 その時はいつも医師なので、今回「??」という感じでした。 ちなみに、接種は夕方だった為、ほとんど患者さんもおらず先生は暇そうでした。