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仕入をギフト券支払いした場合の扱いについての質問
- 仕入をギフト券払いにした場合の帳簿の付け方や問題点について相談です。
- ギフト券の購入費と額面が一致していない場合、仕入のギフト券はどのように扱うべきか疑問です。
- 帳簿が複雑になる可能性がある場合、仕入をギフト券払いにすることをやめるべきか検討しています。
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質問者が選んだベストアンサー
>帳簿が複雑になるようでしたら、白で申告する意味が無くなるので仕入をギフト券払いにすることはやめようと思っております。 仕入をギフト券払いすれば利益が出るのに、帳簿が複雑になるのを嫌ってギフト券払いを止めてしまうのはもったいないことです。白色申告を前提に簡便な方法を書きましょう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「売上帳」はあると思いますが、ほかに「その他収入帳」を作成します。 (1) 1月19日、額面10万円のギフト券を95,000円で買ったら、差額の5000円を「そ の他収入帳」に記帳します。 (2) 3月10日、額面20万円のギフト券を193,000円で買ったら、差額の7000円を「そ の他収入帳」に記帳します。 (3) ・・・ (4) ・・・ ・・・・・ (20)12月3日、額面10万円のギフト券を96,000円で買ったら、差額の4000円を「その他収入帳」に記帳します。 “その他収入”の年間合計額を48,000円と仮定します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 仕入帳は、普通に記帳します。つまり、70,000円の商品を仕入れ、額面7万円のギフト券で支払い、仕入帳には70,000円と記帳します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 決算(12月31日)と確定申告では次のようにします。 決算日(12月31日)にギフト券の残額を数えて、額面80,000円だったと仮定します。 これを全部、12月3日に購入したギフト券が残っていたものとみなします(最終仕入原価法)。 このギフト券に含まれる利益を計算します。 80,000÷100,000×4000=3,200 ←利益 “その他収入”の年間合計額48,000円から3,200円を差し引いた残額を、収支内訳書の「その他の収入」の欄に記載することになります。 48,000円-3,200円=44,800円 →収支内訳書へ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ >仕入の領収書にはギフト券分はギフト券支払と記載されます。問題ありますでしょうか? 問題ありません。 >またギフト券を購入したときの領収書は保存する必要がありますでしょうか? 保存すべきです。
お礼
実に丁寧なご回答、ありがとうございます。 わかりやすい例も載せていただき良く理解することが出来ました。 これで躊躇することなくギフト券を利用することが出来そうです。 ありがとうございました。