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質問。日本の美術大学入試について。
あたしは小さい時から絵を描いたり、印刷物のデザインが大好きで、 ずっと美術大学に行こうと決めていました。 中学生になったときに国際交流する機会が多々あり、中学2年生の時に高校は海外に留学することを決め、高校生になったときに海外へ渡り、3年間留学しました(オーストラリアです)。 向こうでも、毎日美術の授業を中心に受けていましたし(選択制授業だったの で)、やはり大学は美術大学に行きたいというのは変わりませんでした。 そして進路のことを真面目に考えたときに、まだ日本には帰りたくなくこのままオーストラリアの大学に進学することにしました。 あたしは1年目は英語を理解するのに精一杯だったので結局単位が足りず、pass wayという大学に入るための1年間の補助学校(大学付属の)に行き、それから大学に行くことにしました。 それに入るのはとても簡単でした。書類を提出しただけで、試験などは一切しておりません。大学にストレートで入る人も試験はしません。今までの成績を提出するだけです。 それが普通だと思っていたのですが・・ 先月日本に帰国し、なんとなく美大のことについて調べてみたのです。 そしたら、美大を目指す日本の学生は高校に入った段階で美大専門の予備校へ通い、基礎をすべてならいとてもレベルを上げ入学するみたいで・・ すごく焦りました。 それにそんなに基礎を固めて大学でさらに激しく習った人たちと、 社会にでる人たちと絶対に差があくからです・・ あたしは大学卒業後は日本に戻るつもりなのですが、 こんなんじゃ普通に会社で雇ってもらえるのか心配です。 今日本は就職するのがただでさえ難しいというのに。 もしも海外の美大に行った人がおられましたら、 意見や、実際の経験談などを教えてください。 文が長くなり、申し訳ありません。
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- asebi-0806
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逆に質問なのですが、海外の美大ではいっさい実技が問われないというのは本当なのでしょうか? 実は私の娘は日本の高校で美大を志望し勉強をしているところですが、できれば将来、海外留学したいという希望を持ってることから、少し調べてみた事があります。 海外の大学の形態はいろいろで、無試験で誰でも入れるものもあれば、日本のような実技試験はないまでもポートフォリオを作成して提出するというところも多いようです。 期間も1年間から、希望する学科やコースでいろいろのようですね。 学ぶ内容も大きく違っているようで、海外の大学に行くというのは、そこで何をしたいか、学びたいかで大きく意味の違ってくることだと知りました。 つまりは簡単な話で、入るのが大変な大学はそれだけ高レベルな内容を学ぶ、という事に尽きると理解しました。 日本からの留学の場合は語学力も大きなネックです。 また、日本の大学で置き換えのきく学士課程などをとっているなど特殊な場合は別として、海外の大学を卒業しても、日本に帰れば「大卒」とはみなされないのが普通です。 企業に入れば、単なる資格、肩書の問題であっても大卒かそうでないかでは明らかに区別される事が多いです。 帰国してから日本の大学に入りなおすか、可能であれば編入をして、日本の大学を卒業する事には意義があります。 <それにそんなに基礎を固めて大学でさらに激しく習った人たちと、 社会にでる人たちと絶対に差があくからです・・ それは実際そうだろうと思います。努力をした人にしなかった人がかなうわけはないからです。 しかし学校の形態に関わらず、何らかの努力をつみ技能を身につける事ができれば、現実には学歴などは関係ありません。 社会に出ればあくまでも実力が勝負の世界ですから。 あなたは日本の学生に比べて語学という強みを持っています。 また、日本では経験できない教育を受けることが可能でしょう。 一方で、日本語をきちんと使いこなせるでしょうか?社会で通用する文書などがきちんと書けるでしょうか? 最終的に日本での就職を考えるなら、そういった基本的な部分での適応力も考える必要があると思います。 まず、自分が行こうとしている大学でいったい何を学べるのかをしっかり見据えることだと思います。 それを帰国した際にどれだけ武器にできるのか。 結局は誰にでもできる事しかできなければ、将来は難しいです。 あなたにしかできない何か、を身につけられたら、それが一番の武器になるはずですよ。 日本の美大を出た人は、基礎をみっちりとやっていますのでとても器用にいろいろな事ができます。 しかし、個性や才能というところで群を抜く人はやはり少数なのです。 仕事のできる人間になれば、採用してくれる職場は必ずあります。 そのための過程が人と違うことを最大限に利用する事を考えるのが、あなたの道じゃないでしょうか。
お礼
海外では入学するのは簡単で卒業するのが難しく、 日本では入学するのが大変で卒業するのが簡単だとよく聞きます。 あたしは日本の大学のことは詳しくないのであまりいい比較ができないかもしれないですが、 日本の大学ではサークルに入ったり、勉強とは別に大学内でも青春な時間を過ごすような感じだと思いますが、海外では大学に入ったら熱心に勉強をしています。 なぜなら日本では高校に行き、大学に行くのは暗黙の了解でよっぽどお金に余裕がない場合を除いて、あたりまえのことになっていると思います。 海外では勉強する気がない人たちは高校2年生に上がるらへんからどんどんドロップアウトしていき働きます。高校3年生残る人達はみんな勉強するために残ったようなものです。そして大学に行く人達は更に勉強するために大学に行くのです。ほとんどの現地の学生は自分でお金をほとんど出したり、奨学金をもらったりする場合が多いので更に熱心に勉強します。 どこの国で学ぼうと、結局はどれほどのものを学べたかということなんですね。 大学で一生懸命がんばります。 あと、日本語を使いこなせるかということをまったく考えていませんでした。 あたしは日本語はもちろん普通に話せるのですが、慣れていない人と話す時に聞き取れなかったり、あたし自身が正しい日本語や日本語の単語を話せていないことを指摘されることが多いです。漢字などもかなり忘れています。日本の会社に勤めるにはそういうことも必要ですね。 ありがとうございました。