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JAL株について

 100%減資を実施しJAL株の上場を廃止するとの報道がありますが、良く意味がわかりません。  例えば、現在JAL株を保有している場合、上場廃止だと、当然その時点では紙切れ同然となるのは分かりますが、数年経てJALが完全に回復し、株式を上場するときがきた場合は、現在保有している株の価値はどのようになるのでしょうか?  やはり、いつまでたっても、現在保有中の株式は紙切れ同然でしょうか?

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回答No.4

JAL株式についてはいくつか言葉を分けて考える必要があると思います。 1.価値があるかないか ・上場廃止になるだけならば、株式の保有者本人が「まだJAL株には価値がある」と思えば価値があることになります。 ・しかし、更生手続で買取が決定すれば現株主は強制的に株主で無くなるため、価値があると思うと思わなかろうと自動的に「本当の紙切れ」となります。 ・会計的に価値があるかどうかについては、企業再生支援機構が資産査定の結果「7,000億円の債務超過」だと決めたわけですから無価値です。これから会社更生手続に沿って株式の買取価格を裁判所が決めますが、おそらく備忘価格程度(1億円とか10億円とか)になるのではないでしょうか。旧日本長期信用銀行が特別公的管理で破綻したときは、数十兆円規模の銀行の株式のスポンサーの買取価格が10億円でした(1998年)。 2.誰でもわかる共通の価格がつくかどうか ・価値があるかどうかとは別に、上場廃止になると株価はどうなるでしょうか。当然市場価格がなくなるため透明公正な値段はつきません。支援機構が裁判所と買取価格を決めるまではほったらかしになります。上場廃止後に証券会社が店頭で売買の仲介をしてくれるならば、そこで出合った価格がJAL株の値段です。それは、個々に異なることになります(上場廃止後に買う奇特な人はいないと思いますけど) 3.売れるかどうか(=現金化できるかどうか) ・価値があるかどうかを「すぐにキャッシュにできるかどうか」、という観点からみれば売りたいときに売れないのですから無価値だ、という言い方もできます。一般的な感覚でいう無価値=紙きれ同然とはこのことを指していると思われます。 ・再上場まで持っていればまた価値が出るのではないか?という疑問もあるかもしれませんが、非上場化(≒MBO)銘柄では一般の少数株主はスクイズアウトされて再上場の旨みにはあづかれないのが普通です。 ・JALについては、支援機構が更生手続でいったん現株主から全株式を強制的にタダ同然で買取した後、新株を発行させて3,000億円を投入するため、やはり現株主は放逐されます(現株主にもタダで新株を交付してくれれば別ですが。これから再生で汗をかく人達はともかく、今の株主が再生の果実をもらえるなどという虫のいい話はまず有得ないでしょう)。

その他の回答 (3)

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.3

>例えば、現在JAL株を保有している場合、上場廃止だと、当然その時点では紙切れ同然となるのは分かりますが、 間違い。上場廃止はただ取引所への上場をやめただけで株式には価値がある。上場廃止となったソニー・ミュージックエンターテイメントの株式には価値がある。同様に上場廃止となったタリーズジャパンの株式にも価値はある。 >年経てJALが完全に回復し、株式を上場するときがきた場合は、現在保有している株の価値はどのようになるのでしょうか? その時に、その株が有効なら市場価格になる。 株式が紙くずになるのは「100%減資」

noname#144293
noname#144293
回答No.2

日航が将来、業績が回復して再上場した場合は、新たに株券を発行しますので、現在保有している株券の価値はありません。何故なら、その株券は100%減資して日航に吸収されたものですから、価値は全くありません。ですから、ただの紙切れです。

  • qazwsx21
  • ベストアンサー率32% (1286/3939)
回答No.1

100%減資を実施した時点で今の株は無効で無価値になります。

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