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製造業の中国進出とMade in Chinaについて
製造業の中国進出とMade in Chinaについて伺います。 多くの製造業の企業が中国に進出し工場を作り、中国で製品を製造します。 中国人の人件費は日本人の10分の1のようですから、コストを削減するなら妥当な判断だと思います。 しかし、当然ながら品質管理や輸送や保管に関して費用はかかります。 また、必ずしも高品質の製品が作れるわけではないような気がします。 そこで、伺いますが、Made in Chinaにすることで、どれくらいコストダウン出来ますか? もちろん一概に言うのは難しいとは思いますが、Made in Japanでも自動化や機械化をする等、工夫すれば安く出来るような気がします。 よろしくお願いします。
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製品によって人件費の占める割合は違いますが、固定費の多くの部分を占めるのは間違いないでしょうから、日本で作るよりも半額以下にはなるのではないでしょうか? 日本で売るのであれば、中国からの輸入コストがかかりますが、アメリカなどに輸出する場合の輸送費には大した差がありませんから、その差は埋めようがないのでしょう。 あとは、中国では政府の気分によってこれまでと同条件でビジネスが継続できなくなったり、技術がすぐ流出して模倣されると言ったリスクが高まりますので、コスト以外のリスクが大きいと判断して向上を日本から移さないと判断しているケースが大半かと思います。 実際、中国では働けば豊かになれるということで、ここ100年間の日本人のように勤労意欲が高い人たちが増えてきている一方で、日本はハングリー精神がなくなり、仕事も減って非正規労働者など高い技術を要しない労働者がパートタイマーとして働いているという実態がありますので、日本製品の品質が高く、中国製品の品質が低いとは言いきれなくなっています。日本での不良品発生率は中国より高いという統計も出てきているそうです。(中国だけでなく、最近の日本の不良品発生率はアジア諸国にも遅れをとっているそうなので、中国が頑張っているというよりは、日本の製造業の質の劣化が激しいのだと思います。) その中国ですら、沿岸部はすでに人件費が高騰しているというので、ベトナム・ラオスに工場が逃げつつあります。すごくシビアな世界だと思います。
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- taka37777
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人件費的に言うと中国は高くて、アジアの別の地域にシフトしているという話があります。圧倒的に人件費(コスト)削減の動きが多いようです。 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090414/biz0904142007017-n1.htm
お礼
参考になりました。 有難うございます。
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