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取材ライターまたは出版社編集部の事情に詳しい方に質問です。
お世話になります。ライターになりたての者です。業界の事情がよくわからないもので、初歩的な質問ですみません。 雑誌の取材(掲載誌が決まっている場合)で、医師の方にお会いする場合、(手土産は別として)謝礼というのは必ずお支払いするのが普通でしょうか?それともケースバイケースでしょうか? ケースバイケースの場合、判断要素には例えば何がありますか?編集部の方針?実際の取材時間?出版社と取材相手との力関係?なども係わって来ますか?具体的にお聞かせ願えると助かります。 謝礼をお支払する場合、その金額は取材前に決めておくのが普通なのでしょうか?それとも事後判断でしょうか? また、取材のアポを取る際に、相手の方に謝礼のことは、どのように告げるのが一般的でしょうか?支払わない可能性がある場合も含めて教えていただけると有難いです。 うちの編集部の場合はこういう決まりになっているよとか、自分が取材した時はこうだったなど、お聞かせください。どうぞよろしくお願い致します。
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- 安房 与太郎(@bilda)
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序 ~ アポイントを綿密丁寧に ~ 舞台で活躍する芸能人が、ワン・ステージ100万円なら、対談でも 時間相応のギャラを要求するはずです。 ただし、宣伝を兼ねたパブリシティなら、無料で応じたりします。 高名な医師・弁護士・聖職者の謝礼は、1時間あたり数万円、講演料 なら(車代込)数十万円が妥当でしょう。 無料で応じるには、それなりの大義名分(社会的意義)が必要です。 破 ~ マネージメントを明確に ~ 先方は、あなたに対する信頼よりも、あなたに取材を委任した仲介者 を信用して会うはずです。すべて出版社の担当社員が、取材日時・場所 ・謝礼・掲載日時などを手配するのが本筋です。 あなたにとって見ず知らずの初対面でも、誰かの紹介で会うのなら、 その仲介者とくわしく打合せすべきです。 (複数の医師との面会を仲介するには、私的人脈だけでは無理です) インタビュアーの知名度によって、取材される方が謝礼を払う場合も あります。その出版社が、アポイントの交渉から、未経験なあなたに丸 投げするようでは、おなじ仕事がつづく見込みはなさそうです。 急 ~ 手みやげ無用、お礼は記事の出来ばえで ~ 手みやげは最初に、謝礼は最後に、すっきり差しだします。 (モソモソ、ガサコソは出しおしみに見えていけません) 玄関先で、奥様(令夫人)に、花束を手わたしするのも効果的です。 謝礼は、一に現金、二に銀行小切手、三四がなくて、五に商品券。 ビール券や図書券は通俗的、ワイシャツ仕立券やネクタイ券は無粋。 紹介者や関係者の名は、かならずフルネームで記憶しましょう。 録音テープを百遍聞いて、対話録の古典・傑作を分析しましょう。 http://q.hatena.ne.jp/1156407204#a594801 ── 《ゲーテとの対話/アクターズ・インタビュー/徹子の部屋》他
お礼
>すべて出版社の担当社員が、取材日時・場所・謝礼・掲載日時などを手配するのが本筋です。 そうかもしれませんし、そうしてくれると有難いんですが、実際はライターがやるのが普通らしいですね。 ありがとうございました。