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超初心者のためのポリポット苗の購入方法と植え付け手順
- 花屋でポリポットに入った苗?花?を買ったらその後具体的にどうするのでしょうか?私29歳にして園芸というかお花の知識がほぼないのです。お教えください。
- 花屋で売ってるポリポットに入ったものは苗なんですか?花なんですか?あのポットは仮の物なんですか?あのポットのまま庭に飾ってる人なんていないんですか?
- 花屋でポリポット入りの花?を買ったら、家に持ち帰ってズボッと中身を抜いてテラコッタへ移せば完了ですか?そもそも花屋で買った物は必ず鉢やポットに移し変えるのが常識なんですか?
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まずポリポットと言うのは黒いビニールポットの事だろうと思います。 これは種蒔きの際に使用したり、樹木の苗の土を移植まで落とさないよ うにする時に、一時的に使用する仮の鉢と思って下さい。 鉢に植えたままの方が購入者は管理がしやすいのですが、生産者側から すると鉢(焼き物鉢やプラ鉢など)に植えてから出荷すると、コスト面 で採算が合わなくなってしまいます。苗の価格が高くなると購入する人 も少なくなるので、少しでも安くなるように生産者が考えた方法です。 畑に種蒔きをしてポットに入れるより、最初からポットに土を入れた方 が作業がはかどり、人件費も少なくなり価格を上乗せする必要も無くな ります。家庭でも農家でも、最近ではポットに種蒔きをする人が増えて いるようです。 ポットに入っている物ですが、花の苗であったり野菜の苗だったりしま す。ほとんどのポットにはラベルが付けられているので、この苗が何の 植物なのかはラベルを見れば分かります。 樹木の苗に使用されている時は、ラベルは幹に付けられています。 先程に説明しましたが、ポットは一時的に使用する仮の鉢なので、この まま鉢として使うのは出来ません。素材が黒いため太陽光線で得た熱で 鉢内が蒸れて根を痛めてしまうからです。また植物は生長と共に根を張 らせますから、ポットが破けたりして栽培が出来なくなります。 移植する時にはポットを外し、花壇や土が入った鉢に植えれば作業完了 になります。植物の種類によっては土を少し崩してから植え付ける物も ありますが、普通はポットを外した状態で移植をします。 培養土とは栄養がある土ではありません。培養土の中に最初から肥料が 混ぜられてあれば、その培養土には養分が含まれている事になります。 そうでなければ、培養土に含まれている栄養は微量ですから、肥料を与 える時期には新たに肥料を施さなければいけません。植物を栽培する時 に、栽培する植物に適応するように作られた土と思って下さい。 テラコッタとはイタリア語で、素焼きの土器と言う意味があります。 1000℃から1300℃の温度で焼かれた焼き物の鉢ですから、通常 は培養土を入れて植物を栽培します。ポットに使用されている土の量と テラコッタの空間を見比べて下さい。ポットの土の量だけで足りると思 いますか。足りませんよね。 ガーデニングには色んな作業があります。超初心者の方に全てを説明す るのは難しいので、書店に売られている「はじめての」と書いてある本 を購入して、少しづつ勉強されて下さい。始めは難しいかも知れません が、慣れてくれば楽しくなります。
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- sugijinja
- ベストアンサー率31% (57/181)
私は その筋の回し者ではありませんが 某国営放送が日曜日の朝放送している 「趣味の園芸」という30分番組が結構参考になっています どの回でも良いので何回か見ていると基本的な植物の扱いがわかります 実際に作業の様子も見れて良いと思います その「趣味の園芸」の直前の「趣味の園芸 ビギナーズ」という5分の番組も超初心者にはお勧めだと思います
- MAY1814
- ベストアンサー率71% (1816/2527)
こんにちは。趣味で園芸を楽しんでいますので良かったら参考にして下さい。 他の回答者様が詳しい回答をされているのでちょっと気が引けますが(^_^;)。 (1)ポリポットは園芸農家さんが出荷しやすいように育てているポリポットです。主に一年草(1シーズンで枯れる。今の時期ならパンジーやデージーなどや野菜の苗など)がそれで売られています。 あのポリポットのままで飾る人はいません。通気性も悪いですし、引っこ抜いたら分かると思いますが、根っこが回ってグルグル状態になっています。買った人が引っこ抜いて使う事を前提にポリポットで売られていると考えてください。 (2)ちょっと重複になりますが、ポリポットなら必ず移し替えます。ただし、花屋さんで売られているもので、必ずしもポリポットで売られていないものもあると思います。観葉植物などは殆どがプラスティックの鉢で売られていると思いますが、あれはそのままでもかまいません。どちらにしてもテラコッタや駄温鉢などのプラスティック鉢以外のものが売られていないのは、軽くて割れにくく輸送に適しているからだと思われます(素焼きはよく割れますので)。 ですので必ず移し変えを行うのですが、移し変ええる基本としてはまず苗より1周り大きな鉢を用意する事です。プラスティックでも、テラコッタでも駄温鉢でも素焼きでも、また最近はダンボール素材を堅く焼いたような鉢植えもあります。お好みの鉢を使うと良いとおもいますが、それぞれ利点欠点はあります。素焼きは通気性がよいですが、汚れやすく(表面に白い粉がふいたり苔がついたりする)、重いのが欠点。テラコッタも同じくです。駄温鉢は白い粉はふきにくいですが、やはり苔で汚れます。プラ鉢は軽く汚れにくいですが、通気性に劣る場合があります。ただパンジーなどを並べて植えたりするプランターなどはこちらの方が種類も沢山ありますし、安いのが利点です。 移し替えは↓を参考になさって下さい。観葉植物の~と書いてありますが、ポリポットで買ってきた花でも充分対応できます。書いてありますが、鉢以外にも培養土、鉢底石などが必要になります。 http://dictionary.bloom-s.co.jp/etc/kiso7.htm (3)栄養のある土、培養土なんですが、テラコッタというか鉢植えの場合は必ず必要です。そうじゃなかったら土はどこから調達しますか(^_^;)。私も他の回答者様と同じく○○の土と書いてあるのは使ってませんが、多分上級者さんになると自分で土を配合されているんだと思います。ただそれは長初心者さんやちょっとだけ楽しみたい人やモノグサな私のような人物なら園芸用培養土と書いてある土を買ってきた方がお得ですし、簡単です。園芸用培養土はそのまま植えて良いように、業者さんが肥料などを混ぜている土の事をいいます。ただしピンきりで安い物はやたら水はけが悪く、植え替え後に水をやってもいつまでも鉢植えの上で水溜りになっているようなものもあります。こうなると安物買いの銭失いで、土のせいで植物が枯れたりします(枯れるというのは水が少なすぎても枯れますが、多すぎたり土が悪くてもいわゆる根腐れという状態を起こします)。ホームセンターなんかでも良いですがある程度分かる方から聞いた方が良いかと思います。種苗店とかだったら割と専門家さんがいたりします。私はホームセンターオリジナルなんですが、20リットルで500円ぐらいのものを使用しています。 水の管理は植え替え後など色々まだ疑問はあると思います。花によって植える間隔やプランターなら1鉢に苗が何個とかも色々ありますので、まずは1冊分かりやすい本をお買い求めになると良いかと思います。主婦の友社とかNHKなどから分かりやすい本が出てます。 ご参考までにm(__)m。
- egg_moon
- ベストアンサー率48% (248/509)
超初心者さん。 園芸と言うのは基本的には自助努力です。 必ず失敗をして学習し熟練していく時間のかかるものです。 幸い今はインターネットがありますので、基本知識を得るのに入門書を買わずともある程度の情報は簡単に得られます。 しかし、うまく自分に合う情報を探すのは結構大変です。出来れば園芸書の1冊くらいは手元に置かれるといいと思います。 ●花屋で売ってるポリポットに入ったものは苗なんですか 販売されている園芸植物を大別すると「苗」と「鉢物」になります 日本においては一般に硬質や軟質のポリポットに入ったものを「苗」(ポットの色は黒が多いですが色や種類を分けるため色々な色に植わったものもあります。硬質ポットはブラウンやグリーン系のものもあります)、プラスチックや陶器製のそのままで観賞できるものを「鉢物」とよびます。 中に植わっている植物の状態より、むしろ植えられている形態で分けられていますので、鉢物より立派な苗や逆に苗より貧弱な鉢物も存在します。 苗の中には、花が付く前に出荷するものと、花が付いてから出荷されるものがあります。一般的なもので言いますとパンジーは出荷期初期では花の写真のついたラベルだけで出荷され、ある程度季節が進むと花のついた(花の咲いた)苗が出荷されます。また、切花に使うものなどは大きくなってから開花するので、苗の段階では花の無いものだけが出荷されます。 したがいまして、ポットに植わっているものは大小の別はありますが、基本的には植え替えを前提にした「苗」と言ういことになります。 ●花屋でポリポット入りの花?を買ったら、家に持ち帰ってズボッと中身を抜いてテラコッタへ移せば完了ですか? そこが園芸作業と言うことになります。苗の育ち具合によって、多少根の整理をしなければならないものがあったりしますので、ポンパッとばかりは行きません。 植物の種類によっては土のかけ方一つでも注意しなければならないものもあります。 ●栄養のある土(培養土?)ってよく売ってますが、アレってポットやテラコッタを使う人には必要ないですかね? 本来植栽用の土は植物に併せて色々な種類の用土を調合して各自が作るものでした。それが近年ではホームセンターのおかげで(悪い意味で)「●●の専用土」なるものが氾濫して、それを使うことが当たり前になっていますが、世界的に見ると園芸家からは笑われるような状態で、まさにホイチョイ園芸と言う現状です。 その中で、色々な植物に使える総合的な配合用土が「培養土」と言われるもので、鉢の中へ入れて苗を植えつけるために使われます。 初心者や大量の植え付けをするときの手間を省くのにはいいですが、「培養土」=万能用土ではないので、植物によると非適合を起こすこともあります。 「肥料入り」と表記されているものもありますが、遅効性のものが少量入っているだけですので栽培段階では別に追肥が必要です。 参考までに申しますと、ポットの苗を買ってきてちょうどぴったり合うテラコッタなどにそのまま入れておくということも出来ます。これは「園芸」を飛ばして「観賞」だけするものですので、水と液肥くらいを与え、一定期間楽しんだら育てることは放棄して次の新しいものを買ってきて楽しむと言うことになります。 とまぁお答えをしましたが、多分違う疑問が湧き出てきているのではないでしょうか。 色々書きましたが園芸の第一原則は「まずやってみる」です。 失敗を減らすためにはやはり先にも書きましたが「園芸書」は必要です。とりあえずは図書館で借りるだけでもいいです。 そしてやってみて、ポイントポイントの疑問を質問されるのがいいと思います。