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シクラメンの育て方・管理方法(助けてください!)
10日ほど前に、立派なシクラメンの鉢植えを頂きました。 花は咲いているのですが、花びらが黒っぽくなってきました。枯れ始めているのかと思い、抜こうとすると茎そのものはしっかりしているので、抜くに抜けず・・・ 置き場所は室内の窓辺、あまり暖かくないところ、明るさもあります。 また、水も二重底なので切らさぬようにしているのですが、とにかく元気がありません。 まだ下のほうから沢山蕾も見えているので、なんとかしてあげたいです。
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今は寒い時期で花もちは良い方ですが、それでも1本の花は10日もすればくたびれてきます。黒っぽくなるのは赤系でしょうかね。 そのまま放っておけば種を付けますが、種を付けさすとエネルギーを取られて株が弱りますから、花びらがほぼくたびれてきたところで、花茎ごと球根の付け根から抜き取ります。 花茎の抜き取り方ですが、花茎の中間あたりを人差し指と親指で持ち、コヨリを捩る(よじる)要領で回転させます。ある程度回転させたところで引っ張るのです。花茎の途中で切らないように必ず球根の付け根から抜くようにします。上手くいけば、「ブツン」という音がするでしょう。 まだ根張りが完全でない場合は、左手の指で球根を支えながら抜き取るようにしましょう。 枯れ葉や痛んだ葉も同様にして抜き取ります。 シクラメンは暑いのが苦手で寒い方を好みます。理想的な温度は5℃~18℃までと幅がありますが、花期においては20℃を超えないようにした方が無難です。従って室内置きの場合は、無暖房の方が好ましいものです。 また日照も好む性質ですが、次々に花を咲かせるには1日に3時間以上の日当たりがあった方が望ましいです。 ある程度の明るさでは日照不足になりますから、時々は外へ出して日光浴させても構いません。 また花期が長いので、花どきであっても肥料を与えます。咲き疲れさせない為ですね、シクラメンは肥料を好む方です。 追肥としては、「置き肥」と「液肥」があります。置き肥は鉢の隅へ適量ほど置き、軽く埋め込んでおきます。 http://www.hyponex.co.jp/catalog/05/index.html(室内向き。いろいろな植物用か、草花鉢花用。) 液肥は薄めのものを週1ぐらいの間隔で鉢土の上からジョウロを使って流し込むようにして与えます。 http://www.hyponex.co.jp/catalog/index.html(原液は水で1000倍に希釈。薄めないストレート液肥などもある。) 通常の水遣りは底蓋へ水を溜めて布を使って吸い上げる方法(底面給水)で構いませんが、液肥遣りの場合は底蓋をはずして鉢土の上から与えます。 栄養補給だけではなく、鉢内の有機酸等の老廃物を洗い流す目的もあります。 (1ヶ月に1~2回は底蓋をはずして鉢土の上から水遣りしても構いません。暖かくなると水遣り回数が増えますから、この回数も増えてきます。) なお液肥遣りにしても上からの水遣りにしても、花や蕾や葉にかからないようにします。片方の手で葉をそっと持ち上げてジョウロで流し込むようにすると良いでしょう。 (夏場において、ハダニ予防の為に葉の表裏に水をかける場合もありますが、後で水滴はよくぬぐっておくようにします。) 温度、日当たり、施肥、鉢土の過湿(嫌います)、に注意して育てましょう。 こちらのサイトが詳しいので、よく読まれるとよろしいでしょう。(葉組みなども。) http://www.oz-plants.jp/Cyclamen/Cyclamen.html
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- cactus48
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ほとんどの植物が春から秋に生育しますが、シクラメンの場合は秋から 春に生長します。夏場は水を断水させて強制的に休眠させる事が一般的 ですが、この方法だと開花時期が遅れますから夏場は風通しの良い日陰 に置いて、水切れに注意させると開花が遅れる事はありません。 ただ開花が遅れても夏場に完全休眠させた方が失敗が少ないので、一般的に行われている方法で夏越しをさせた方がいいと思います。 シクラメンの生長期は、10月から翌年の4月と覚えられていれば目安 になると思います。 シクラメンは5月に入ったら屋外の明るい半日陰になるような場所に置 いて、猛暑時には風通しの良い明るい日陰に置きます。 寒さには比較的に強い方ですが、大事を取って冬場は最低温度が5℃以 下にならない、日当たりの良い窓辺で管理をします。冬場には加温する 必要はありませんが、5℃以下になりそうな時には室内であっても簡易 ビニール温室などを使用して防寒対策が必要です。 現在の置き場所ですが、明るいだけでは生育はしません。 現在の鉢は底面吸水式の鉢のようですが、この鉢底には水を蓄えられる ようになっています。だからと言って鉢底に常に水を入れなければいけ ないと言う事ではありません。シクラメンの場合は葉の上から水を与え てしまうと腐敗しやすい特徴があるため、腐敗を避けるために底面吸水 式の鉢が使われているわけです。 本来は乾かし気味に管理をしますから、現在のように底面吸水に頼って いては、その内に根腐れを起こして枯れてしまいます。 底面は外せるようになっていますから、この部分を外されて水遣りは鉢 の上から与えるようにした方がいいですね。その時の水遣りはジョウロ ではなく、水差しを使用して本体に水がかからないように与えます。 植替えは9月中旬に行い、カリ分の多い緩効性化成肥料を元肥として土 に混ぜて下さい。根が活着したら開花時期を通して1000倍の液肥を 週に1回づつ施して下さい。 、
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専門家の方からのアドバイス、ありがとうございます。 置き場所や水遣りなど、とても参考になりました。 せっかく家に来たのですから、大事に育てたいです。 もう少し、様子を見てみます。
お礼
ありがとうございます。 花茎の抜き取り方のコツ、参考にして、早速黒くなってきた花を摘み取りました。 少し寂しくなりましたが、下のほうに出てきた蕾が心なしか元気な顔をしているようです。 肥料、水遣りなどとても参考になります。 もう少し、具合を見たいと思います。