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コンデンサーマイク
30万円のコンデンサーマイクと3万円のコンデンサーマイクでは音質の差はどのぐらいでしょうか? 分かる人にはわかるプロとして重要視されるといった内容なのでしょうか。それともキャラクターの違いぐらいに収まる話でしょうか。 多くのマイクをご使用になっている方など書き込みをいただけたらと思います。よろしくお願いします。 (用途はスタジオでの人の声の録音と仮定した場合)
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- kenta58e2
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私(貧乏アマチュアで、普段はせいぜい3万円台までのマイクしか使ってない)の経験の限りでは、 >分かる人にはわかるプロとして重要視されるといった内容なのでしょうか。 としか言いようがないです。 単なるキャラクターの違いに収まるような差ではないですね。質感が全然違います。 とはいうものの、例えとして適当かどうか自信ないですが…例えば純貴金属の装飾品と、全く同じに似せたメッキの装飾品を考えると、 素人にはパッと見ただけではにわかに真贋がわからないと思います。ちょっと詳しい素人なら手に取ってみたらわかるかな?という感じ。 専門家なら、見ただけで簡単に見抜くでしょう。 そういう部分は有ると思います。その点では「わかる人にはわかる」という側面は大きいです。 ただ、これも例えとしてわかりやすいかどうか自信ないですが、時速300キロ超が出せる価格数千万円のF1マシンがあるからといって、素人が運転してプロレーサーと同じラップタイムを出せるわけがない。素人の運転なら数百万の市販車の方がよっぽど高ラップ出せるくらい…というのに近い面もあります。 30万円のマイク使っても、素人には30万円に見合った録音をするのはかなり至難です。性能を引っ張り出すにはかなりの技術も必要。マイク以外の機材もそれ相応の物が必要。 30万円のマイクがあっても、録音機器が2万円くらいの機材では、音質差自体は感じられますが3万円とのマイクの差はたかがしれています。3万円のマイクのベストセッティングと30万のマイクの適当なセッティングだったら、3万円の方が音が良い事はザラです。 これも、市販車にF1のエンジンを積んだらすぐに300キロ出せるのか?というイメージに近いです。マイクをエンジンとして、他のパーツもそれ相応にしないとマイクの実力を引き出し切れません。 なので、録音機材と録音技術が相応に伴っていないと、素人がマイクだけ30万円の物を用意しても、にわかに音質が大きくアップする事はありませんね。 私自身、手持ち機材のマイクプリアンプとMTRを使うとしたら、元値はちょっと背伸びしても合わせてせいぜい定価10万円程度。これだと、実際に10万円程度のマイクまでなら、ほぼ価格なりの音質差はなんとか引っ張り出せますが、もっと高いマイクでは手持ち機材では完全に頭打ちです。マイクの価格差=性能差に見合う音質を引っ張り出せない。 かといって、高級機材を借りられるスタジオに籠もったとしても、高級機材はセッティングが難しくて私の腕では扱いきれない…ので、やっぱりマイクの実力を引っ張り出すのは非常に難しいです。 そういうわけで、マイク単体だけ高い高性能のものを使っても、それだけでは価格に見合った差は出せません。録音技術も含めてトータルの品質が見合わないと、マイクだけに凝ってもいわゆる「豚に真珠」になってしまいま。