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ギターアンプのトーンセッティングの基本的な方法とは?
- ギターアンプの「トーン」の基本的なセッティング方法とは何でしょうか?セッティングの一般的なセオリーや音のリファレンスを知りたいです。
- ギターアンプの音色はゲインとマスターボリュームのバランスによって歪みや倍音、音圧などが変わります。トーンコントロールも音色の調整に影響します。
- ギターアンプのトーンコントロールについて、現在は各ツマミを全て5にしてから必要な部分を調整していますが、トーン回路のタイプによってツマミの効果が異なる可能性があります。どのようにセッティングすれば良いのでしょうか?
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私もおっさんですが、音楽に年齢は関係ありません(笑)。 まず、ツインリバーブから。 http://www.ishibashi.co.jp/academic/index.htm フレームになっているので直接飛べないのですが、最初のメニューにある「Electric Guitar & Bass / Super Manual ~アンプ編~ (03/19)」(上から6番目)に飛んでください。さらに「アンプ実例」に飛びます。 そうすると、ツインリバーブの解説がありますので、ここをじっくり読んでください。「b、トーン・コントロール回路」の説明が4種類あるその下のグラフ「トーンコントロール部での変化特性」というのがあります。解説にも書いてありますが、ツインは「Bass=0、Mid=10、Treble=0」が完全なフラット状態です。しかし、これはあくまでも回路上だけのものです。これにスピーカー特性を考えなくてはなりません。低域は800Hz以下、高域は4kHzより落ちています。これを組み合わせると(確かなことは言えませんが)おおよそBass=3~4、Mid=10、Tre=6~7くらいといえます(私も電気は詳しくはないのですが)Mid=2kHzと中心にBassとTreで+10dBの補完をするとこんな感じです。(詳しい方でしたら理論的なことは突っ込まないでください) HotRodは私も使っています(実はFender派)。 http://www.biwako.ne.jp/~tokuda/sub_tech.htm#T9 ここはすごいサイトです。たぶんこのお店の人が書いているのではないかと。音つくりには必要な知識が詰まっています。HotrodではなくBlues Jrで書かれていますが、実記の質感から言ってツインよりも若干Midが強い気がしています。歪みのチャンネルがあるのでその分...という感じで今の音ですが、ツインと基本は変わりません。クリーンでならツインと同じで、歪ませれば若干Mid絞る(8~9)くらいで他は同じくらいでしょう。 JCについても研究されている方はいます。 http://ameblo.jp/pt8/entry-10372467649.html タイトルが「そのもの」です。まとめがありますので、ご閲覧のほど。 ピーターソンは出てきませんでした。私も使ったことがないのでわかりません。すみません。 総括すると、さすがはレオフェンダーというところで、大体どこのメーカーも最古メーカーのフェンダーをお手本にしてMIDは下げているということがわかります。JCのところにも書いてますが、単なる機械測定においては、そうであってもスピーカーは逆の特性なので、そのバランスです。ですので、出音は単なる周波数特性とは違います。「フラット」という時点で不毛な会話になりかねません。オーディオと楽器は違いますので、フラットという考えは、アンサンブルでそれぞれの担当がいる以上、ギターはギターらしい音が一番です。 ただ確実にいえるのは、「Midは上げるべき」です。どのアンプもそうで、マーシャルだろうがブギーだろうが新旧問わず一番ギターらしい音が出るところなので、しっかり出すことが重要で、あとはジャンルによりますが、ハードロック系ならBassは上げ気味で、Treで抜けを調整する、ビートルズならBassはそんなに上げず、少々Treを上げる(Midよりは下)、などの特徴を捉えた音を作るべきです。 その上で、自分なりに作りこむのがいいでしょう。(比較はできませんが)バンド録音の時には、ベースの存在感出すのにギターの低音はカットするものです。音がかぶらないようにするためです。逆にベースの高音はギターとかぶります(倍音はギターより上ですし)。PAでも最低限そうした音つくりはします。 バンドで一番へただと思うのはそうした音のかぶりなど考えずに個人個人が好き勝手な音を作っているバンドはだめですね(元PA屋でもありました)。上手いバンドは「バンドの音」を持っています。それは、一概に自分だけいい音でも困ります。全員が音つくりに参加して、バランスをとってこそ「バンドの音」であり、本当に上手いバンドだと思います。 長くなりましたが、そういうことでもともと「フラット」ではないものにそれを望むのはおかしいので、変なこだわりは捨てたほうが良いです。少なくともはっきりいえるのはギターはどんな音楽でもアンプを使う限りは「Midが命」です。それに下と上を足していく音つくりが一番早い方法でしょう。 ご参考まで。
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- yamame17gou
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Guitar:Gibson '67 ES-175DN V8 T10 Strngs:Gibson SEG-1040ML Shield Cable:Belden 9778 "Amps & Settings" Amps were tilted by legs or stand.Sound check point was flont of speaker(Mic set point) Fender '66 Vibrolux Reverb(Speakers Jensen C10NS):T2 B3.5 Fender Twin Reveb 100W(Speakers:Rola): T1~2.5 M6~8 B1~2 Master Max(Equal to without master) Fender Twin Reverb '65 Reissue(Speakers: Eminence):T1 M6~8 B3 Peterson P-100G-MkII(Speaker:Eminence ME-10):Gain 1~3( Volume use) L/MIn M1/Min M2/-4 H/-2 Master/Max(Equal to without master) Polytone MIni-BruteII: Master/Max B/+1 M/+2 T/+1 Gain/2~4(Volume use) Contour/10~11( O'clocK) Program/edge Tone color switch/ Center Peavey Envoy 110(speaker:Bule Marvel)(Ser.G0113936):Modern mode B3 M2 H0 Important things: Balance for solo tone and backing tone. LIke to guitar,not like to electric piano. 海外Forumに投稿した私の設定です。 音色合わせ込みにフットスイッチを使いシングルトーンとコードトーンにより二つのアンプ音色を瞬時に踏み分け特定します。 簡単に歴史に触れると普通の回路では針金音なので丸みを持たせ鈍らすことで魅力的な甘い音色の標準型、また時代変化対応型もあるということです。 ツインに於いても時代対応の為'70年代のローラスピーカー(現セレッション)マウント等はソリッドギター対応の為Bを少し回すとブォッと言う感じで設定は一覧の様になります。 自分の好み、バンドサウンドの中での効果等のバランスは極めて重要です。 結果的には当然、曲想に適したアイディア音色、奏法で臨む事になります。 リストにはピーターソン、ポリトーンのセンターゼロ型もありますので参考にして下さい。 ピーターソンは典型的不具合のVRを日本製に、その為に基板位置工夫、マスターは常時Maxなの撤去し固定抵抗で代替、突然出音停止原因のリレー接触不良はオムロン互換品に交換してあります。 とにかく搭載スピーカー音色に支配されますので、その良さをアンプも含め生かすことです。また無理は禁物、10"一発でツイン並みは無理、良い音での見切りをします。 要は耳、経験です。 イベント等がソリッド向きの時もこの設定、アンプ直、マルチクリーン、マルチバイパス等 エフェクトサウンド以外の音色、レベルを合わせ込んで於きます。
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ありがとうございます。たしかにピーターソンはボリュームが致命的に悪くなりますね。私も4つとも日本製に換えました。
- reminder66
- ベストアンサー率70% (104/147)
自分も過去に同様の質問をしました。 なので自分からの回答というわけではないのですが、ご参考になれば。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4327690.html
お礼
同じような疑問を持っておられる方がいらっしゃったのですね。リンクありがとうございます。そちらのほうも読ませていただきました。 「メーカーや機種がわからないと回答が難しい」というお答えがありますね。きっとそうだろうなと思って質問にはメーカー・機種を具体的に上げました。 ツインリバーブなどは年代で仕様の種類がいろいろとあるので、すべてがこうとは回答しにくいでしょうが、他のアンプについては一定の仕様にほぼ変わりないと思います。どなたかご存知の方がいらっしゃればいいのですが・・・ まあJCについてはミドルは10にすることがほとんどなので、ベース・トレブルはそれに追随する形でセッティングしてるため、あんまり深く考えてませんが。
自宅ではできませんが(笑 直結の場合はフルテンから絞って行く方法をとっています。 アンプシミュレーターを表から繋ぐ場合とエフェクト通しの場合はフルテンのままで、 アンシミュとエフェクトをいじって音作りします。 先輩プレイヤーにもの申すほどではありませんが、 ツインリバーブ、ホットロッドだけとってもビンテージとリイシュー物では回路も違うので、 「そのアンプに合わせた方法」というのが存在していたとしても、 出てくる答え(音)は一つでは無いと思うのですよ。 たぶん、多種多様のアンプを使う方だからこそ自分のセオリーが見つからないと思います。 主観的な音とバンドアンサンブルとしての好きずきに、 第三者兼テクニカルからライブ現場のPAさんの音バランス的アドバイスが確実だと思います。
お礼
ありがとうございます。たしかに「出てくる答えはひとつではない」というのは仰るとおりですね。アンプや接続機器の状態でもセッティングは変わってくるでしょう。バンドや個人の音の好み、PA的な音の通りや、また好みとは違う部分での「適した音」というものも存在します。 例えばあるシチュエーションにおいて、その『その時求めている音』を得るためのプロセスも人によって違うと思います。 私はトーンを通さない(といっても回路的には通ってるので、イコライジングが極力少ないそのアンプとしての最もニュートラルな音)を基準として、そこからプラスマイナスしていきたいほうなので、シチュエーションを考慮する前段階としてアンプ的ニュートラルを知っておきたいと思い質問いたしました。 いろんなアンプを使っていますが、求めている音はひとつではなく、イメージする音はそのアンプそれぞれにあり、そのそれぞれにおいてのベストを得たいということです。 ギターで言えばストラトとレスポールは音のキャラクターが全く違いますよね。しかしギター好きの人はそのそれぞれに理想の音のイメージを持っています。私のアンプに対する音のイメージもそういうものです。 仮に、まず全部10、次に全部5、どちらも試して良い方を基準にするという方法も考えられますが、なんというかそうではないんですよね。「聴いて良ければそれでいいじゃないか」ということではなくて、うーん説明が難しいですね。 まあこだわりの無い人にとっては限りなくどうでもいい話なんですが・・・
お礼
ありがとうございます。とても参考になります。 オーディオ的な「フラット」な音ではなくて、個々のアンプの“トーンコントロールの影響を受けていないアンプの素の音”が知りたかったのです。リンクしていただいたサイトを参考に研究してみます。 ライブで対バンなどをやると、ギターだけなら良い音してるのにバンドの中でアンサンブルを考えてない人もいてますね。というかかなり多いです。 「オレはいつもフルテンだぜ!」と言わんばかりの人もいますし。 ベースを上げると音が厚くなると思ってる人も多いようで、ああいうのはPAの人から注意すべきですね。リハでことごとくボーボーいってるのに本番でも同じ音で聴くに堪えない音を出してるのは誰かが言ってあげないと・・・