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一級建築士の実務経験について
- 一級建築士の受験の際に必要な実務経験について、どなたか教えてください。
- 実務経験の必要性や新規定の厳しさについて不安があります。
- 職種や会社の建築知識の有無に関わらず、実務経験は認定されるのか疑問です。
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こんばんは。 建築士の受験資格はかなりアバウトなので、悩まれるお気持ちはよく分かります。今回の法改正の主旨は、耐震偽装問題への対応として、本来貴方のように営業事務職にある方を受験資格者から除き、純粋な「建築設計者」を育てよう、という意図があったのですが、結局は形骸化してしまい、現在のところ厳格には運用されていません。 学歴要件は明確に規定されていますが、実務経験は非常に曖昧です。あなたのおっしゃるように「書き様」です。また万が一、貴方の会社の管理建築士が書類の捺印を拒否した場合でも誰か一人、知人の建築士が「はい、確かに設計していたと私が保証します」とさえ書けば、それでOKです。 以下、実務経歴証明書の欄を抜粋: 実務経歴証明書は以下のいずれかの条件を満たしたものを提出すること。 証明者は、原則として、所属する建築士事務所等の管理建築士又は実務経歴を証明できる建築士とすること。 http://www.jaeic.or.jp/1k-youryou3.htm 要は役所仕事なので、あくまで受験者の自己責任において受験資格を証明してあげればOKなのです。国土交通省は自身の責任を回避したいだけなので、その逃げ場さえあれば問題ない、というスタンスです。 ましてや貴方の場合、業務として図面・仕様書を作成されているとの事ですので何の問題もありません。 法改正後の実務経験要件のうち、 ◎設計・工事監理に必要な知識・能力を得られる実務 建築物の設計(建築士法第21条に規定する設計をいう。)に関する実務<建築物の建築工事の実施のために必要な図面及び仕様書(設計図書)を作成することを指し、図書の直接的な作成だけでなく構造計算や建築積算等も含まれる。> とは、全て行う必要がある訳ではなく、その一部に関わっていれば良い、という事です。建築事務所であっても、図面や仕様書は作成するが構造計算や積算は外注、というところはたくさんありますので大丈夫です。 建築設計業を営む立場としては、制度の趣旨どおり、営業職にある方が一級建築士資格を取られることには賛成致しかねますが、取れるものは取らなければ損、せっかくなのでがんばってください。 一級建築士の勉強は二級とは比較になりませんので、試験に向けて会社の方々の協力が得られればよいですね。
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- river1
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かなり昔に一級建築士を取得した者です。 貴方の場合は、旧基準により実務経験2年以上で受験資格が得られます。 今から少しづつ勉強して準備すれば良いでしょう。 さて、学科試験の方は、今年から学科が1科目増えて5教科となり試験時間もそれなりに伸びています。(法規、計画、構造、施工、環境) 製図試験も、構造又は設備について一図増えて試験時間も一時間長くなっています。 製図試験は、ひたすら練習するしかありません。 昨今、昔と違って製図板に向かって書く事がありませんから・・・ 今勤めている会社に管理建築士が居ると言う事は、設計事務所登録をしている会社ですね。 なら、実務経験経歴書に会社の管理建築士さんの証明が要りますが、実務経験2年以上で受験資格が得られますので安心しなさい。 会社の管理建築士さんは、貴方の仕事ぶりを見ているでしょうから証明してくれるはずです、 最後にやっかみやひがみは、気にしない様に。 貴方が建築系の大学出身で羨んでいるだけです。 もし言われたら「あんた、なんで建築系の大学に行かなかったんだよ。」と切り返して見れは如何ですか。 私の場合、建築専門学校出身ですが、会社ではろくに勉強せず、試験前日には同僚と遊びほけているにもかかわらず、二級で合格しましたよ。 「遊びほけているお前が難で合格するんだ。○○君を見てみな、会社でもあんなに勉強しているのに不合格だよ。」と上司にやじられました。 「私、建築専門学校出身ですので頭に知識が残ってたからね。」と切り返した記憶があります。 いまだにその事(遊びほけて二級建築士試験に合格したやつがいる)が伝説になっているようです。 とにかく気にせず頑張って下さい。 ご参考まで
お礼
詳しく教えていただきありがとうございました!! 学校に通って、真剣に勉強したいと思います!