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卒論の引用はどこまで・・・
卒論の引用についてお願いします。 私は哲学部なのですが、思想ということなので、引用をどこからどこまで引用としていいのか困っています。 勿論、哲学者の著作からの引用という部分は明確なので問題ではなく、その解説本などなどから得た心証や自分の中で発展したりまとめあげられた思索がどこまで自分のものとして書けるかがポイントになります。 私はテーマ論でアプローチしているため、どうしても著作から、というよりも解説本が足掛けになってしまうため(自分が悪いんですが)引用を意識してしまうと、解説本ごとに部分部分まとめて引用、そして自分の考察を・・・とするとものすごく読みにくなり過程での論証が不明確になってしまいます。 最終的に参考文献を掲載するので、逐一引用する必要はないのでしょうか?解説本にしてみても、どの著者も参考文献はその哲学者の著作だけというわけではないのに、引用してある箇所は見当たりません。 詳しい方、どうぞよろしくお願いいたします。
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- publicpen
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何冊も文献使うから、後でまとめるとどこが引用でどこが違うかわけわからなくなるよ。 なんで、引用したら、その都度、ノートにページや内容をメモしていくといい。 最後にまとめて書けばいいから。
- tknaka
- ベストアンサー率45% (225/491)
歴史学の場合から、おそらく哲学も似たような形になると思いますので。 註には、引用註と参考註の二種類が存在します。 引用註は、ご存知の通り、既に書かれている内容をそのまま一字一句写したものになります。原文が外国語の場合は、それを訳したもので構いません。(日本の研究書の場合には、引用の誤訳がけっこう多いので、引用の孫引きではなく、原書本文を確認することをお勧めします。で、自分自身が誤訳をしないように気をつけましょう) 参考註の場合には、誰がどんな主張をしているのか、具体的に引用しないまでも参考とした場合に付けることになります。ある概念を単語として利用する場合、考え方を利用する場合などが考えられます。例えば「近代化」という単語を使うとします。誰が定義した用法に基づいて用いるのかを議論する必要がありますので、その議論した根本の本を引用註として引きますが、その議論について整理し、またはそれを体系化した研究書を参考註として挙げることになります。この場合、一つの註に複数の書名が挙がることになります。また、具体例となるようなエピソードが参考となる文献に紹介されていて、エピソードの一部について記載するような場合にも参考註を付けることになります。 巻末参考文献一覧には、こうした引用註・参考註で言及したものを挙げることになります。読んだけれども引用・参考に値しなかった文献を参考文献に挙げる必要はありません。また、歴史学の場合には、歴史修正主義文献やトンデモ本などのように学問的著作としてのレベルに達していない文献も多数存在します。そのような本を参考文献に挙げていると、執筆者自身も同レベルと思われる可能性があります。もちろん、修正主義の問題やトンデモ本の問題を議論した論文であれば、その限りではありませんが。
「参考文献」というリストのしかたを認めている学問分野では,その文献のどの部分を,自分の論文のどの部分に用いているか,明示しないことが許されます。ここは公開の場なので,そうではない場合もあることを,他の読者のために書いておきます。 分野によっては,「文献」といえば「引用文献だけ」と限定していることがあります(ぼくの感覚ではこちらが正統的です)。その場合,自分の論文のどの部分に,どの文献(単行本ならページ数も併記することが多い)から引用したかを,逐一明示しないといけません。 じゃあ,「参考にしたが直接には引用していない文献」はどうなるかというと,「文献としてあげない」ことになります。わざわざ引用を明示しないですむようなことは,ふつうは「通説となっていて教科書にも書いてあるくらいの内容」です。つまり,論文を書こうという水準の人間なら当然知っておくべきことは,文献としてリストするとむしろ笑われます。期末レポートや卒論くらいでは,この感覚がつかめない人もいますが,まあ仕方ないでしょう。 なお,上記にいう「引用」とは,自分で要約した場合がほとんどです。字句どおり書き写すのは,古文書や小説などの原文,ある人が立てた定義,法律の条文などに限られます。
お礼
分かりやすい回答本当に本当にありがとうございます。 教科書に書いてあるレベルのものは引用しなくていいんですね。。通説というと同じ学部生内を読み手と想定すればいいのでしょうか・・?そうするとかなり楽になりますね><初学者を想定して引用してました;
- publicpen
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先輩の卒業制作集があるでしょう? それを参考にしてみてください。 基本的には (1)まるまる同じ・・・出典が分かるように (2)同じような内容・・・巻末に参考文献載せればおk たぶん12末が期限とかですよね。 とりあえず今はグワーと書いた方がいいですよ。最終日に仕上がったような作品はどっちにしろクソみたいなデキにしかならないですから。 あれこれ考えるよりも大枠を決めて、さっさと書き殴るべきです。 じゃないと後がしんどいですよ。 大枠を決めて、字数自体をクリアしてって、 その後、数日かけて削ったりして反芻していくのがベストですね。
お礼
ありがとうございます! 参考文献でのせればいいんですね。有難い。 全体を通しで書かないと削る部分と太くする部分など分かりづらいですもんね。書きなぐります。
お礼
分かりやすい回答ありがとうございます。 なるほど、納得しました。大変感謝です。