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税理士試験に関する素朴な疑問
税理士試験は5科目合格が必要ですが、いつとってもいいのですよね? 例えば10年・20年かかっても5科目に合格すれば税理士になれます。 そこで疑問なのですが・・・ 1年に一科目ずつとる場合など、すでに合格した科目の内容は忘れてしまわないのでしょうか?いくら実務が2年間必要であるといっても、 ずっと前に合格した科目の知識はほとんど残っていないと思います。 実際はどうなのでしょうか? 現役の税理士の方、回答よろしくお願いします。
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税理士試験は難関試験ですが、試験内容がそのまま実務に役に立つとはいえません。税理士の中には、ろくに税務を知らず、無資格職員に任せてしまう場合もあります。 税理士試験は、税理士の素質を見るためであって、実務では改めて勉強しなければなりません。受験科目だけで税理士業務が出来るわけではありませんからね。 極端な例を言えば、高卒で経理職に2年就職、退職後20年かけて税理士試験合格、そうすると40歳の新人税理士です。登録さえ済めば、どんな税目であっても専門家として業務を行うことが出来ますが、正しい税務申告等が出来るかは、それぞれの税理士次第でしょう。 さらに言えば、簿記論+財務諸表論+所得税法+酒税法+住民税の合格者であっても、依頼者によっては、法人税の申告書も作成しますからね。さらには、修士などで免除を受けた人は、税理士試験の合格レベルの知識があるかどうかも疑問です。従って、実務にあわせた知識の習得により、税理士のスキルが異なります。 私の元上司である(免除)税理士は、法定相続分を理解せずに、相続税の申告書を作成し、顧客から100万円近い報酬を得ていましたね。 元無資格補助者の独り言です。 失礼しました。
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