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地球の軌道上の惑星の存在について
地球の軌道上に地球と全く同じ公転周期を持ち地球と太陽を挟んで丁度反対側にいるかもしれないと聞いた事があります。みなさんどう思いますか。
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- SPROCKETER
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バルカン星のことですね。英国のSF映画で鏡のように何もかも逆になっている地球そっくりの惑星が太陽の反対側にある話がありましたが、それも同じですね。残念ながら、詳しい観測で存在しないのが実証されています。 もっとも、最近、地球外惑星の発見が相次いでいますが、恒星に惑星があるのは、むしろ常識化しているようで、良く知られているアルデバラン、カペラ、ベテルギウスのような恒星にも惑星があるのではないかと言われています。宇宙に見えている星々のほとんどに惑星があると考えても良いかもしれません。 発見が相次いでいる惑星のほとんどが、恒星に近づき過ぎている巨大惑星なのですが、巨大惑星が恒星に近づく過程で途中にある地球ぐらいの大きさの惑星を宇宙に弾き飛ばすことがあるのだそうで、宇宙空間には星の数ほど惑星が飛び交っているのかもしれません。 こういう惑星が太陽の重力に引き寄せられて捕獲されるとすれば、それは通常の惑星とは逆向きの軌道を公転する逆行惑星として観測されるはずです。 逆行惑星はまだ発見されていませんが、海王星の外側に地球ぐらいの大きさの惑星が逆行軌道を描いて公転しているのが発見されれば、ほぼ間違いなく、他の恒星から飛来した惑星だと考えて良いだろうと思います。 そういう惑星は岩石質で密度が高いので識別しやすいですし、地球のように月を持っているかもしれません。現在の宇宙探査技術で探査機を飛ばして直接観測出来る範囲にある惑星で、過去に他の恒星に近い場所にあった惑星が見つかれば、それを調べることで、恒星探査機を飛ばさずに多くの情報を得られるだろうと考えられます。 もしかしたら、火山活動や大気、凍った海などが見つかるかもしれません。 逆行惑星は離心率が大きく、軌道傾斜角も大きい楕円軌道を公転しているはずですから、太陽に近づいた時しか発見は難しいでしょうが、発見出来れば、他の恒星に行って惑星を調べたのと同じ結果が得られるでしょうし、宇宙空間に単独で存在している惑星についても詳しくわかるはずです。
- CAW
- ベストアンサー率14% (37/257)
内惑星の動きだけを見ても、太陽の裏側にある、地球もどきの 存在は否定されるのですが、ボイジャーが土製の辺りから太陽近傍のパノラマ写真を撮りました。 当然、太陽に対して地球の反対側の部分も撮影されていました。 そこには何もありませんでした。
- poor_Quark
- ベストアンサー率56% (1020/1799)
地球は完全な円軌道を描きながら太陽の回りを回っているわけではありません。地球が公転している楕円軌道の一つの焦点に太陽が位置するだけです。また地球がひとりで公転しているわけではなく、月を伴い回っています。地球と月との共通の重心を中心として公転しています。ですので二つの地球が全く反対側(太陽と二つの地球が常に直線上に位置すること)にいることは不可能ということになります。ただしわかっている地球公転軌道の離心率(0.01671)の大きさでは、太陽の反対側に多少はみ出したとしても、太陽のフレアに遮られて観測できない可能性を想像します。 それでは、ということで、もしそのような惑星が存在すれば、他の惑星に与える引力の影響で惑星の軌道がたがいに変わってしまいます。太陽系の歴史と言われている50億年もたつ内には全くの反対側にいることは不可能となり、いずれは直接観測されることになると想像します。そのような事実や近接天体の軌道の乱れが観測されないところをみると、やはり太陽の反対側にはなにもないという結論になるのでしょうね。
- hajime40
- ベストアンサー率38% (192/498)
かなり昔(15年以上前だったと思いますが・・・)、アメリカ映画でそんなSFを見たことがあります。 太陽に対して正反対に位置するもう一つの惑星が発見され、その惑星の調査に宇宙飛行士が送られるというものでした。 到着した惑星は、もといた地球とほとんど同じで、人類がいて文明レベルもほとんど同じ、でも、文字などが正反対という違いがある(鏡像関係にあると言いたいのでしょうね。)というものでした。 結局、その飛行士はもといた地球に帰ろうと軌道上のマザーシップにドッキングする際の失敗で(おそらくその惑星の協力で作ったロケットの回路設計のミスだと思いますが)死亡してしまいましたが・・・。 この話はあくまでSFであって、現在では#1さんもおっしゃっていますが、いろいろな計測結果からすると「存在する可能性はない」と言うことにいきつくようです。(ホントにあったら面白いのでしょうけど) では、参考にしてみてくださいね。
- fine_day
- ベストアンサー率70% (6285/8867)
昔のSF小説にもよく出てきた話です。太陽の向こう側は、地球上からは観察できませんでしたから。 今では惑星探査船がかなり詳しく調査していますし、重力による影響の有無も計算できてしまうので、その可能性は否定されちゃいましたね…。