地球はなぜあるのでしょうか
地球があるのは当たり前というのが通説でしたが、系外惑星の観測が始まってからは、地球のような惑星が地球のような軌道を公転している惑星系が1つも見つからないというジレンマが起こっていますよね。
惑星系が恒星に近過ぎるのが問題になっているようですが、木星や土星のような惑星がほぼ同じぐらいの軌道を公転している例があるのに、地球型惑星は恒星に異常に近過ぎて、熱で溶けている惑星がほとんどのようです。
地球軌道には木星しか出来ないというのが通説になりつつあるようですが、なぜ地球があるのでしょうか。ガスや氷が異常に少なかったからだと説明されていますが、原始太陽が変光星でない限りは、そんな現象は起こらないはずですし、太陽が変光星だったら、大昔に変光が続いていた証拠が隕石などに見つかっているはずですが、何も発見されていませんよね。
現在までに500に達する個数の系外惑星が見つかっていますが、地球そっくりの惑星は1つも見つかっていないようです。太陽のような恒星、木星や土星のような惑星は珍しいものではないのに、地球のような惑星となると極端に発見が難しくなるのは、なぜなのでしょうか。
もちろん、観測限界に近い大きさだという問題があるのはわかりますが、地球よりも少し大きい惑星だったら数多く見つかっていますから、地球軌道ぐらいの位置に地球よりも少し大きいぐらいの惑星があっても良いはずですが、1つも見つからないのは何か原因があるのでしょうか。
太陽のような恒星の場合、すぐ近くに木星ぐらいの大きさの巨大惑星があるはずなのが、それが存在しないのは太陽が中性子星でないと説明出来ないとも言いますし、太陽のような恒星ならば、惑星の順番が逆でないと説明出来ないとも聞きます。
地球が出来る為に太陽系はずいぶん異常現象が多く起こっているように見えますが、地球があるのは、そんなに珍しい現象なのでしょうか。