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日本の貧困率

1.日本はなぜ高いのでしょうか? 2.高い国ほど格差社会の傾向がありますか? ニュース「日本の貧困率」 http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200910200185.html

みんなの回答

  • oshinabe
  • ベストアンサー率36% (138/378)
回答No.5

1 言葉通りに「食うに困っている人」の統計ではなく、平均給与の半分で働いている人の統計ですので、これを世代別にみるとほぼ横並びの数字が出るかと思います。平均押し上げているのは年寄りで、押し下げ、貧困層に分類されてる人の多くは若者でしょうからね。 要因はいろいろですが大きいものを一つあげると年功序列の制度そのものが根本にあるのではないでしょうか。 2 一概にそうとも言えません。 北朝鮮のような極一部の富裕層と大多数の貧乏人で構成されている国の場合、平均値がかなり押し下げられるため見かけ上の格差というのはすくない事になります。実態が超格差社会でもです。 とはいえ日本やアメリカなど、比較的上位の国で格差が無いかと言えばそういうわけでも無いですけどね。

  • wiz0621
  • ベストアンサー率42% (182/430)
回答No.4

ああ、日本の15%は世界的に見ても貧乏になってしまったんだ! という絶対的貧困率のことではなく、この相対貧困率(OECD基準)は"格差"について 示したものです。誤解が無いように、算定の方法は、直接下記の厚生労働省HPを 見たほうが良いですね。あるいは報道はごまかしつつ流すかもしれませんが、 官報は少なくともきちんと計算式を示しています。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/h1020-3.html ということで質問者さんの疑問は 日本は(相対貧困率=格差の割合が)なぜ高いのでしょうか? ということに集約されるかと思います。 何故、日本で格差が生じたのか。 格差といってもこれまた2種類あります。 労働者間の格差と、家計ごとの格差です。 まず労働者間格差。 これについては、1979年に計測が始まって以来単純に増え続けているんです。 その原因については、教育の差であったり、機会の差であったり。 そもそも格差の是正について、なんら対策が採られていなかったという点が 大きいかと思われます。 それが1990年代後半に急激に拡大します。 1990年代後半というのは、ごまかし続けたバブル崩壊が顕在化した時期でもあり 大変な数の失業者が生まれた時代でもあります。 この格差の急激な拡大は、小泉政権の失業者に職を与える数々の政策により 一旦収束しています。しかし、それでも上昇そのものが抑えられたわけではなく、 今なお拡大を続けている、というのが現状です。 つまり、原因としては景気の悪化、それにともなう労働者に不利な契約の発生 であると考えられるのです。労働者としては、多少不利でも失業状態よりはマシと 考える人が多いでしょうからね。 次に家計間の格差。これは単純で、日本の雇用形態には長年働いた高齢の労働者ほど 賃金が高いという現実があります。そして若者世代の収入を見てみると、取り立てて 言うほどの格差は無いのですが、(大体、初任給は同じですよね?) やはり高齢になるにつれ、その差が歴然となってくるわけです。 そして、日本は高齢化しています。つまり家計間の格差の原因は"高齢化"なんです。 もちろん、お年寄りを保護しよう、とか、自由化を阻止しようとかいうのは ある種の善意から出た政策であると思うのです。 人の為に動こうというその動機は、人として立派なことであると思います。 しかし、現実の格差増大の原因は、"不景気"と"高齢化"なのです。 例えば現政権が良く使う言葉"小泉政権が悪い"とか"老人が虐げられている"とかを 前提に考えた場合、本来格差をなくすはずの小泉政権の施策が中止され、 若者に比べて遥かに金持ちの(そして格差の最大の原因である)老人がお金を さらに吸い上げていく、ということが起こり得るのです。 単純に"貧困"や"格差"といった言葉のイメージだけで 行動するのは、逆に、目的である格差の収縮にはまったくの逆効果と言えるのではないでしょうか。

  • umaruko
  • ベストアンサー率73% (137/186)
回答No.3

この記事はかなり言葉足らずですね…。そもそも一概に貧困率といっても以下の2通りの定義があります。 ・絶対的貧困率 ・相対的貧困率 ※概要はwikipediaあたりで確認したほうがいいです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E7%8E%87 ここでは簡単に書いてしまうと、「相対的貧困率は経済的格差を示す指標」「絶対的貧困率は経済的貧困を示す指標」ということになります。本来であるならばこの2つを調査して経済対策を打っていくべきのはずなのですが、なんで相対的貧困率だけしかやらんのよ…?はっきり言って片手落ちってヤツです。 片手落ちなんで代わりに私が。似非コンサルタント風にデータを引っ張ってきますと… http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_19.html 見てもらえばわかるとおり「日本は絶対的貧困率は世界でも有数の低さだが相対的貧困率は高い国」ということになります。わかりやすく言い換えますと「日本は経済格差は大きいが最低限の生活を必ず営むことができる国」なんですね。(傍証として主要国で唯一スラム街がないことをあげておきましょう) 純粋に食べるものがなくて人間らしい生活ができない人の割合が世界でも最も少ないことは日本の有数の美点です。これは引きつづき守っていくべきものであるでしょう。 ただ「相対的貧困率」が高い=格差が大きいというのはやはり憂慮するべき事態だとは思います。しかしながら、このニュースには書いてありませんが、相対的貧困率は2000年当時よりも減っているという事実もあります。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4654.html 絶対「格差論者」は認めたくないでしょうけど小泉元首相は格差是正に貢献した首相なんですよ。(自分もあんまり認めたくないけど数字が証明してますからね。) ☆この事実意外に重要で、もしかしたら「製造業の派遣事業」(2004年~)は日本の格差是正に役に立ったという可能性があるのです。一概に派遣廃止なんていっている人達の耳には聞こえないでしょうけど。 以上まとめ。 ・日本は格差はあるが食いっぱぐれがない。 ・このニュースは「日本は格差が大きい」っていう事実を示しただけ。日本は「人間らしい生活を営むことができる人の割合が世界有数」という事実が抜け落ちているため、このニュースのレベルは低いと考えていい。 ・経済対策やるなら上の事実を確認するため絶対的貧困率も調査するべき。 ・日本は経済格差が大きいのは事実だがその格差も是正傾向にあった。 う~~ん。質問の内容とは方向性が異なる回答になってしまった…。でもこれくらいの知識を身につけて鳩山内閣には経済対策を打ってもらいたいので書き込みました。(絶対あの内閣はこの事実を把握していないだろうけど、それゆえこれから悲惨なことにならなきゃいいんですけどね…)

  • tadagenji
  • ベストアンサー率23% (508/2193)
回答No.2

まず貧困率の定義を知っていますか?  OECD等が使っているのは、収入の大きい順に並べて中央値の人の収入の半分以下の人数の全体に対する率  となります。 ビル・ゲイツのような人がいるだけで平均値ならば上に動くため平均値ではなく中央値となっています。日本は平均値と中央値とは、ほとんど同じです。  日本の貧困率は、15%位でアメリカより下で英国、北欧より上あたりですが、GDPが下がった分が収入減になっていると思えます。 格差社会は、ジニ係数(0から1で高いほど格差が大きい)としてIMFが公表していますが、日本のジニ係数は0.3を越えた辺りでG20国の中でも最も低いグループです。日本、フランス、ドイツ、インドがそのグループです。

noname#155097
noname#155097
回答No.1

>1.日本はなぜ高いのでしょうか? 一言で言うと政治が貧困だからでしょう。 好景気の時には隠れるもののの、不景気になると 一気に潜在化していた矛盾が噴き出していた感があります。 まずは日本の経済は土地や人件費にかかる費用が高すぎた というのが一因にあります。不景気になって真っ先に 切られたのが人件費というと判り易いと思います。 今は、それなりの年収をキープしている人と、 まともな職業に就労していない人との格差が非常に顕在化しています。 >2.高い国ほど格差社会の傾向がありますか? 1位アメリカ、2位日本ですから、その傾向はあると思います。

noname#96718
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。