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寄付の恩恵を受けたことありますか?

世の中見回してみても、ホームレスや生活が破綻している人がいてもだれも助けてくれず辛い生活を余儀なくされていますよね。 慈善団体が炊き出しをしていますが、その場しのぎしか余力がありません。家庭内経済崩壊している人を助けるまでには至りません。 ヨーロッパやアメリカでは寄付活動が活発なんでしょうか? そのお金で国民全体が寄付の恩恵を受けていそうな気がします。 先日オバマ大統領も慈善団体に寄付したそうですが、莫大な寄付金が日本にはないということでしょうか? それとも慈善団体による横領がある?と訝しがる人が多いですね。 ふと思いましたが、寄付の恩恵を受けた人が少ないから、寄付文化が根付かずに金儲けのみに走る人が多いとも思いました。ヒルズの人たちとか。 そもそも日本ではお金持ちの人を見ると、お金をたっぷり稼ぐのに自分の豪華さに費やす姿のほうがマスコミに放映されますよね。 10億円を寄付したおばあさんがいますが、大ニュースになってました。 年に1度あるかないか。 みんなに賞賛されてましたね。 そういうスタイルがかっこいいなと思いました。 日本では寄付されたり、寄付する文化が根付いていないと思えばよいのでしょうか? ヨーロッパで数百億円、数千億円寄付する人を見てて、恩恵を受けている人もいれば、そういう人が今度は逆に寄付していくんだろうな。また、日本のヒルズ族とはちがい、多額なお金をもったら還元するスタイルがかっこいいとされているんだろうな、とふと思いました。

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  • rokutaro36
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回答No.1

(Q)ヨーロッパやアメリカでは寄付活動が活発なんでしょうか? (A)はい。活発です。 (Q)日本では寄付されたり、寄付する文化が根付いていないと思えばよいのでしょうか? (A)寄付する文化が「ない」のです。 欧米では、ノブレス・オブリージュ(英語:ノーブル・オブリゲーション)という考え方があります。 平たく言えば、収入が多い者、高貴な地位にある者(貴族)は、そうではない者に対して、寄付をするなどの義務を負っている、という意味です。 長年の貴族文化、キリスト教的考え方により、形成されたものです。 キリスト教の新約聖書の福音書「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される」という言葉から来ていると言われています。 例えば、ハーバード大学と言えば、世界でトップクラスの人が集まる大学として有名であり、授業料もそれなりに高いのですが、実は、実際に授業料を払っている人は一部です。 卒業生たちの寄付による奨学金があり、それを多くの学生が利用しています。 もちろん、日本人でも利用できます。 自分を育ててくれた大学に感謝をして、後輩たちの学費を寄付することに、何の違和感もないようです。 そもそもの文化的な素地が違う、ということでしょう。

Scotty_99
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 日本で金持ち優遇政策がうまくいかないワケもわかりました。 私もそういう学校があったらよいなと思っています。 自分だけ、という意識が日本人は強いですね。 もっと他者を重んじる国民になれることを願っています。

その他の回答 (1)

  • vonori
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回答No.2

なぜ日本が諸外国と違うのか、もう少し掘り下げていくと。 以下、私見。 諸外国と違って戦後は全国民が中流階級だったので、 寄付という文化が浸透しなくてもある意味当然。 一部の人間が莫大な収入を得ており、スラム街がいくつもある欧米(特にアメリカと西欧)。 うちの会社も海外にいくつも事業所がありますが、寄付の強要はすごいですよ。 財務諸表を読みながら 「あなたの会社は○○利益が上がっているから、それに対する○%以上はを出すように」 その地域にある日系企業の社長が地元の政治家に呼び出しを受け、この様に要求されます。 ちなみに日系企業は他国に比べ、多く要求されますね。 寄付が盛んなのはそれだけ貧富の差が激しい裏返し。 美談だけではない一面も持っています。

Scotty_99
質問者

お礼

寄付ひとつとってもこれだけの裏と表があり、驚きです。 そういう背景をまったく知りませんでした。 貧富の差かはわかりませんが、病院に行けない老人やホームレスもいたり、また貧乏仮定に生まれたこどもたちが不憫でなりません。日本でも寄付文化が栄えるとうれしい。

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